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女王候補そろい踏み! 第62回【府中牝馬ステークス】

2014年10月18日(土)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIレース、第62回【府中牝馬ステークス】。
秋シーズン唯一の牝馬限定GIIにして、GI【エリザベス女王杯】の前哨戦でもあるこのレースを、レース傾向やレースレコード映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【府中牝馬ステークス】の歴史!

inyofu 本競走は1953年に創設され、創設当時は『東京牝馬特別』の名称で行われていたが、その後幾度かの変更を経て、1992年から現在のレース名『府中牝馬ステークス』で行われている。創設当初は東京競馬場・芝2000mのハンデキャップ競走として行われていたが、1955年に距離が芝1600mに、1969年には負担重量が別定に変更された。
inyofu さらに1996年にエリザベス女王杯が古馬に開放されたことに伴い、本競走は距離を芝1800mに延長され、エリザベス女王杯の重要な前哨戦として位置付けられた。なお、2014年から本競走の優勝馬にエリザベス女王杯の優先出走権が与えられることとなった。
2011年よりGIIに格上げとなった【府中牝馬ステークス】。また、2014年からは本競走の優勝馬にGI【エリザベス女王杯】の優先出走権が与えられるようになり、注目度が増した。

【府中牝馬ステークス】のレースレコード!

【府中牝馬ステークス】のレースレコードは、2009年に【ムードインディゴ】が記録した1:44.6である。【ムードインディゴ】が制した重賞は、【府中牝馬ステークス】のみだが、来年には産駒がデビューする。果たして、母を越える成績を残せるか、楽しみである。

【府中牝馬ステークス】のレース傾向

inyofu 秋シーズン唯一の牝馬限定GII 「第62回 府中牝馬ステークス」
府中牝馬Sは、3歳以上牝馬の頂点を決めるエリザベス女王杯を目指すメンバーが集まる一戦。2011年にGIII からGII に格上げされ、重要な前哨戦としての地位がさらに高まった。過去10年の結果を振り返ってみると、単勝1番人気馬は、2008年のカワカミプリンセス(2着)を最後に連対しておらず、2番人気馬は、2006年に優勝したデアリングハートが過去10年で唯一の連対例となっている。今年も伏兵馬には要注意といったところだ。
inyofu 単勝オッズ別の分布に注目
冒頭で記したとおり、過去10年の府中牝馬Sでは単勝1番人気馬と2番人気馬の成績がいまひとつ。それを単勝オッズ別に見てみると、「2.9倍以下」の支持を受けた馬は未勝利ながらも、該当する6頭のうち5頭が3着以内に入って3着内率は83.3%と高い数値をマークしている。また、「3.0倍~6.9倍」の馬は計4勝を挙げているが、2着が1回だけというのは覚えておいてもいいかもしれない。妙味があるのは「7.0~9.9倍」と「10.0~19.9倍」のエリアで、両グループからは3着以内馬が計15頭送り出されている。また、「7.0~9.9倍」組は、勝率・連対率で「6.9倍以下」の各グループを上回りトップとなっている。
inyofu 4歳馬と5歳馬が中心
過去10年の府中牝馬Sでは、3着以内馬30頭中27頭が4歳馬と5歳馬によって占められている。3歳馬と6歳以上の馬は出走頭数が少ないが、好走例も少なくなっている。ちなみに、6歳以上で唯一連対を果たしたのは2010年のセラフィックロンプ(6歳)で、同馬は単勝14番人気での好走だった。
【府中牝馬ステークス】では、人気がある競走馬が順当に勝つということは少ない。しかし、単勝オッズ2.9倍以下の人気馬は入賞率が高かったりと、どの馬を軸にするか、判断に迷う傾向にある。その中でも、4歳馬と5歳馬が好走するというデータは信頼出来そうだ。

↓東京芝1800mのコース分析はこちら!↓

第62回【府中牝馬ステークス】登録馬!

inyofu アイスフォーリス
アミカブルナンバー
ウイングドウィール
ウリウリ
オツウ
キャトルフィーユ
クッカーニャ
スイートサルサ
スマートレイアー
ディアデラマドレ
トーセンアルニカ
ホエールキャプチャ
マコトブリジャール
レイカーラ

第62回【府中牝馬ステークス】予想オッズ!

inyofu □1番人気  ◇スマートレイアー ◇2.1倍
□2番人気  ◇ホエールキャプチャ ◇2.9倍
□3番人気  ◇ウリウリ ◇4.5倍
□4番人気  ◇キャトルフィーユ ◇5.6倍
□5番人気  ◇ディアデラマドレ ◇7.7倍
□6番人気  ◇オツウ ◇9.3倍
□7番人気  ◇アイスフォーリス ◇11.4倍

第62回【府中牝馬ステークス】有力馬は!?


予想オッズ2,1倍 【スマートレイアー】
inyofu 1番人気で8着に敗れた前々走のヴィクトリアマイル以来、2か月半の休み明けで臨んだ前走のクイーンSだが、同馬の評価は下がることなく、再び1番人気に支持されていた。初コンビを組んだ池添謙一騎手は、それまでの本馬の戦法を踏襲し、リズム重視で後方をじっくりと追走。最後の直線で大外に持ち出すと、セールスポイントである強烈な末脚を繰り出した。ゴール寸前で勢いが少し鈍ってしまい、直線で先に抜け出したキャトルフィーユ(1着)、馬群を割って内から鋭く伸びたアロマティコ(2着)を捕えることができず3着に惜敗したが、小回りコースで外を回る距離ロスがありながら、コースレコード(1分45秒7)決着となった一戦でハナ+クビ差の大接戦に加わっている。このクイーンSを含めて、右回りコースは〔4・1・1・0〕に対して、左回りコースは〔1・0・0・3〕。さらなる飛躍を遂げるためには、左回りの東京・芝コースでも強い競馬を見せておきたいところだ。
inyofu 栗東坂路で追われ余力十分のままラヴァズアゲイン(500万下)に先着。4F52秒9-1F12秒5(馬なり)を計時した。ひと息入っているが馬なりでラスト1ハロン11秒台を再三叩き出すなど、調整は順調そのもの。力をフルに出せそうな態勢だ。

予想オッズ2,9倍【ホエールキャプチャ】
inyofu 凱旋門賞に遠征を予定していたハープスターとゴールドシップが参戦した前走の札幌記念は、4万人を超える大観衆が詰めかけて札幌競馬場は大きな盛り上がりを見せていた。その大物2頭以外にも強豪が集結していたため、本馬は7番人気にとどまっていたが、中団追走から直線で力強く末脚を伸ばして3着でゴールイン。1着馬ハープスターと2着馬ゴールドシップには大きく離されたものの、今夏の函館記念の優勝馬ラブイズブーシェ(4着)や先週の毎日王冠を優勝したエアソミュール(5着)に先着を果たしており、極めて高く評価できるパフォーマンスと言える。昨年の当レースの優勝馬とあって、東京・芝1800mの適性も十分。重馬場で行われた今年の東京新聞杯を1馬身差で優勝しており、雨が降っても極端に力を要する馬場コンディションにならなければ、問題ないはずだ。
inyofu 16日、蛯名騎手を背に美浦坂路で終いの反応を見る程度の内容を消化し4F57秒5-1F13秒3(馬なり)をマーク。素軽い脚捌きから軽快な伸びを披露した。中間も終いだけ重点のメニューに留まっているが準オープン馬をアオるなど前走好走の反動はなく、むしろ更に上昇している雰囲気。

予想オッズ5,6倍【キャトルフィーユ】
inyofu ハナ差の大接戦を制して重賞初制覇を飾った前走のクイーンSだが、決して展開や馬場状態に恵まれた訳ではなく、中身の濃い勝ち方だった。道中は大逃げを打ったオツウ(11着)から離れた好位を追走。4コーナー3番手から直線半ばで早めに先頭へ立つと、後方から最内を突いて伸びてきたアロマティコ(2着)、外から豪快に追い込んだスマートレイアー(3着)に最後まで抜かせなかった。優勝タイムの1分45秒7は、従来の記録を0秒7も更新する驚異的なコースレコード。他の先行勢が軒並み失速した厳しい流れを、先行して押し切ったレース内容は極めて価値が高い。東京・芝コースは〔0・0・0・2〕の戦績だが、2012年のオークス(14着)は距離が長すぎた印象で、前々走のヴィクトリアマイル(5着)は勝ち馬とのタイム差が僅かに0秒1差。コース適性を疑問視する必要はないだろう。

2014年10月18日(土)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIレース、第62回【府中牝馬ステークス】。
【スマートレイヤー】と【ホエールキャプチャ】の2頭に人気が集まっているが、人気馬が順当に勝てないのがこのレース。【スマートレイヤー】は、高速馬場での瞬発力勝負には定評があるが、左回りのコースは苦手な印象。また【ホエールキャプチャ】は、東京競馬場にはめっぽう強いが、6歳馬ということで若干衰えが気になる。そこで、本記事で推したいのが現状4番人気の【キャトルフィーユ】である。前走GIII【クイーンステークス】でレコード勝ちをし、東京競馬場での適性も高い。最近は安定した競馬を見せており、大きく崩れることは無いであろう。

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