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文豪が書く深すぎる味わい 競馬エッセイまとめ

競馬は、知れば知るほど奥が深い世界。
そんな世界を有名作家がそれぞれの体験を元に掘り下げて書いた競馬エッセイがスゴい。
エッセイ

競馬エッセイといえば寺山修司

【馬敗れて草原あり】

詩人、劇作家である寺山修司の競馬エッセイは、今も色あせない深い味わいのある作品である。
馬敗れて草原あり (角川文庫)
inyofu 時として、馬の「人生」が人に感動を呼び起こすことがあり、そこを見事に捉えて、文章化している。競馬を語る人があまたいても、余人には書けない文章であろう。
言葉の錬金術師とも言われる寺山修司の文章力によって、読む者を虜にする競馬エッセイである。
寺山修司は、競馬エッセイシリーズとして他にもいくつか作品を遺している。
その一つが『競馬への望郷』である。

【競馬への望郷】

inyofu よかった。面白かった。前作「馬敗れて草原あり」よりよかった。

書かれた時代が時代なので古い話が多いのは当然。騎手伝記で語られる騎手達に至っては、今やとっくに現役を退いており、“騎手の父”となっている者も少なくない。昔日の時代を感じられる書である。過去の競馬を知れるのはよい。
競馬への望郷 (角川文庫)

また、競馬ファン以外の人にも話題になった作品が『競馬場で逢おう』である。

【競馬場で逢おう】

inyofu 読み捨てが決まりの予想記事が本になるとは異例だが、競馬ファンはもちろん馬券を買わない人たちまでもが話題にした名物コラムだ。寺山さんには長文の競馬エッセイを集めた『馬敗れて草原あり』(新書館)などがあるけれど、こちらの短文の方が断然面白い。
競馬場で逢おう (宝島社文庫)

競馬狂としても有名だった寺山修司の作品を読めば、
その文章に引き込まれて興味の無かった人も競馬狂の仲間入りをしてしまうかもしれない。

直木賞作家の浅田次郎が書く必勝競馬エッセイ

競馬歴30年の浅田次郎が自分の競馬観を綴っており、達人の技を知ることができる。
競馬どんぶり (幻冬舎アウトロー文庫)
inyofu 私は本書に語られている通りに馬券を買い続け、競馬とともに生きてきた。書かれていることを体得すれば、おそらく誰にでも、私と同じ競馬人生を約束されるであろう」
inyofu 競馬歴2年もない私は間違いなくビギナーであるが、それにしても競馬の楽しみ方、人生に通じるところを余すところなく教えてくれるエッセイであった。 金銭感覚、自制心、観察力、競馬から学ぶことは多々あるのだと知った。 私のような競馬初心者にはぜひ一読してもらいたい。
競馬について書いてある本書は人生の指南書にもなりえるのである。競馬ビギナーにおすすめの一冊である。
競馬という共通の趣味をもった寺山修司と浅田次郎、二人の文化人の競馬エッセイを紹介した。
それぞれが文学の世界で名を残している人物であるので、その文章力は並大抵のものではない。
彼らが書く競馬エッセイは、読む者を夢中にさせ、競馬に興味ない人には競馬への興味を抱かせ、
競馬ファンにはさらなる競馬の深みへの道筋を教えてくれるのである。

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