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最強の皐月賞馬「アグネスタキオン」

牡馬クラシック三冠の第一関門である皐月賞。その長い歴史から数々の名馬が生まれ、このレースをきっかけに幾多の偉業を成した馬も数多くいる。それゆえにどの皐月賞馬が最強なのかという議論は尽きない。今回は最強と呼ばれた皐月賞馬をまとめてみた。
皐月

幻の三冠馬との呼び声もあるアグネスタキオン

無敗で皐月賞を制覇する。
inyofu 全兄は2000年の東京優駿(日本ダービー)優勝馬のアグネスフライト。母・アグネスフローラは桜花賞優勝馬で優駿牝馬2着。祖母・アグネスレディーは優駿牝馬(オークス)優勝馬。母、祖母、兄は同じ河内洋騎乗でGIを制している。
アグネスタキオンは良血馬でデビュー前から評判が高かった。

伝説の一戦ラジオたんぱ杯3歳ステークスを制する

inyofu ラジオたんぱ杯3歳ステークスはさらに相手が強化されたが、2歳2000mのレコードタイムで圧勝。2馬身半差の2着はジャングルポケット、3着はクロフネとのちのGI優勝馬が1着、2着、3着を占めるハイレベルな一戦であった。スローペースを察し、3コーナーで早くもまくりはじめ、4コーナーでは先頭に並ぶといういわゆる早仕掛けと言われる戦法を取ったにもかかわらず、出走馬の中で最速となる上がり3ハロン34秒1を記録するという勝ち方であった。レース後に鞍上の河内は、「次元の違う馬だと確信した」と話し、「クロフネ・ジャングル2頭を相手にうちの馬がどんな競馬ができるか?」とレース前には期待と不安混じりだった管理調教師の長浜は「兄と比べ競馬内容がいい」とアグネスタキオンの走りを高く評価。朝日杯3歳ステークス優勝馬が選出されることが通例の最優秀3歳牡馬の選考(記者投票)では、朝日杯優勝馬・メジロベイリーの147票に対しアグネスタキオンは異例といえる119票の支持を集めている。
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クラシック初戦皐月賞へ

inyofu 先行脚質の馬が揃い、ラップこそ速くはなかったものの息の入らない流れとなったレース。その厳しい流れの真っ只中、好位4~5番手をアグネスタキオンは進む。4コーナーから早めに仕掛けられると、直線、残り200mで先頭へ。そして、追い込んできたダンツフレームとジャングルポケットを従えるようにして、最後は鞍上・河内洋騎手が手綱を緩める余裕すら見せてのゴール。まったく危なげのない完勝の戴冠式だった。
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突然の引退

inyofu 皐月賞直後に故障が発覚。屈腱炎。そのまま引退となった。その報を聞いてアグネスタキオンのファンは勿論、今年の軸はこいつ買っとけば安心と思っていた馬券系のファンまで呆然となったものである。当たり前だが、三冠馬になるには三冠レースに無事に使えなければならず、何よりもそれが一番難しい。そもそも足元が弱かったアグネスタキオンにはそもそも三冠馬になる資格が無かったのだと言われれば返す言葉が無い。しかしながら、アグネスタキオンが問題にしなかったジャングルポケットがダービーを、マンハッタンカフェが菊花賞を制し、その後も古馬戦線で大活躍して「最強世代」などと呼ばれているのを見ると、アグネスタキオンが無事だったなら・・・、と埒も無いことは分かっていながら思わずにはいられないのである。
その強さは伝説となり、2012年にはCMにもなった。
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最強の皐月賞馬として呼び声の高いアグネスタキオン。馬名の意味は冠名+「超高速の粒子」だ。その超高速の資質は子供たちにも受け継がれた。自身は2009年6月22日、急性心不全により他界した。しかし、その血を受け継いだ子供たちがまた伝説を作ってくれるに違いないとファンは願い、いつまでもファンに愛される名馬として語りつがれていくだろう。

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