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東京 秋の中距離頂上決戦! 第150回【天皇賞(秋)】

2014年11月2日(日)に東京競馬場で行われる芝2000メートルのGIレース、第150回【天皇賞(秋)】。
古馬最高の栄誉をかけて争われる、長い歴史と伝統を誇るこのレースを、レース傾向やレースレコード映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

第150回天皇賞(秋)枠順確定!

inyofu 1枠1番 ジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂) 戸崎
1枠2番 ヒットザターゲット(牡6、栗東・加藤敬) 武豊

2枠3番 デニムアンドルビー(牝4、栗東・角居) 浜中
2枠4番 スピルバーグ(牡5、美浦・藤沢和) 北村宏

3枠5番 エピファネイア(牡4、栗東・角居) 福永
3枠6番 ダークシャドウ(牡7、美浦・堀) F.ベリー

4枠7番 サトノノブレス(牡4、栗東・池江) 岩田
4枠8番 ディサイファ(牡5、美浦・小島太) 四位

5枠9番 フェノーメノ(牡5、美浦・戸田) 蛯名
5枠10番 ペルーサ(牡7、美浦・藤沢和) 柴田善

6枠11番 ラブイズブーシェ(牡5、栗東・村山) 古川
6枠12番 フラガラッハ(牡7、栗東・松永幹) 高倉

7枠13番 カレンブラックヒル(牡5、栗東・平田) 秋山
7枠14番 マーティンボロ(牡5、栗東・友道) 川田
7枠15番 イスラボニータ(牡3、美浦・栗田博) C.ルメール

8枠16番 トーセンジョーダン(牡8、栗東・池江) P.ブドー
8枠17番 アスカクリチャン(牡7、栗東・須貝) 三浦
8枠18番 マイネルラクリマ(牡6、美浦・上原) 柴田大

【天皇賞(秋)】の歴史!

inyofu ■天皇賞の前身
1905年(明治38年)の5月6日に横浜の日本レースクラブが、明治天皇から「菊花御紋付銀製花盛器」を下賜されたことにより創設した『エンペラーズカップ』が天皇賞の前身。翌1906年(明治39年)には東京競馬倶楽部にも御賞典が下賜され、その後、阪神、福島、札幌、函館、小倉の計7つの競馬倶楽部で『帝室御賞典競走』として行われていた。
inyofu ■第1回
1936年(昭和11年)に『日本競馬会』が設立されたのち、翌1937年(昭和12年)に各競馬倶楽部が『日本競馬会』に統合されたのを機に、『帝室御賞典競走』は春が阪神、秋が東京と、東西で年2回開催されることとなり、同年の秋季のレースが第1回の天皇賞とみなされ、東京競馬場・芝2600mで行われた。 その後、第2回の1938年(昭和13年)春は阪神競馬場・芝2700mで、4歳(現3歳)以上の馬によって争われ、第3回の1938年秋からは、「5歳(現4歳)以上、芝3200m」の競走条件となり、能力検定競走として非公開で開催された1944年(昭和19年)春まで『帝室御賞典競走』の名称で行われていた。
inyofu ■戦争による中断と再開
1944年(昭和19年)秋季から、第二次世界大戦の影響により中断されたが、戦後の1947年(昭和22年)春に『平和賞』の名前で復活したのち、同年秋から現在の『天皇賞』に改称され、春は京都競馬場、秋は東京競馬場で開催されることになった。
inyofu ■競走条件の変遷
1981年(昭和56年)春からは『勝ち抜き制』が廃止されて、過去の優勝馬にも出走権が与えられた。これまで、タマモクロス(1988年春・秋)、スーパークリーク(1989年秋、1990年春)、メジロマックイーン(1991年・1992年春)、ライスシャワー(1993年・1995年春)、スペシャルウィーク(1999年春・秋)、テイエムオペラオー(2000年春・秋、2001年春)、シンボリクリスエス(2002年・2003年秋)、メイショウサムソン(2007年春・秋)そしてフェノーメノ(2013年・2014年春)の9頭が2回以上天皇賞に優勝している。
1938年から1983年まで、3200メートルという条件で行われていた天皇賞(秋)であるが、1984年より、距離を芝2000メートルに短縮し、行われるようになった。これにより、春は4歳馬以上のステイヤー日本一を決めるレース、秋は3歳馬以上の中距離ナンバー1決定戦という位置づけとなった。

【天皇賞(秋)】のレースレコード!

【天皇賞(秋)】のレースレコードは、2011年に【トーセンジョーダン】が記録した1:56.1である。
【トーセンジョーダン】はその後、ジャパンカップや天皇賞で入賞しているものの、勝ちには至ってない。今年の第150回【天皇賞(秋)】にも出走予定であり、返り咲きなるか、注目である。

【天皇賞(秋)】のレース傾向

inyofu 前走好走馬が圧倒!
まず、前走の着順別成績から見ていくと、優勝馬は10頭中9頭が前走で「1着」か「2着」だった馬から送り出され、連対馬は20頭中19頭が前走で「5着以内」だった馬で占められていた。「3着」組の数値は振るわないものの、前走で「5着以内」に好走していた馬が、このレースでも好結果を残す傾向にあるようだ。
inyofu 前走で上位人気に推されていた馬が優勢!
また、前走の単勝人気別に成績を調べてみると、前走で「1番人気」に支持されていた馬が好走率でトップとなっている。その数値も連対率で25.6%、3着内率では38.5%と、他のグループを大きく引き離すものだ。3着内率では「2番人気」だった馬が21.7%で続いており、「5番人気以下」だった馬は10%に満たない数値となっていることからも、前走で上位人気に推されていた馬はこのレースでも引き続き注目する必要がありそうだ。
inyofu 3~5歳馬が強い!
次に年齢別成績を見ると、優勝馬10頭中9頭が「4歳」と「5歳」の馬で、連対馬20頭中19頭が「3~5歳」の馬から送り出されている。好走率では、優勝こそないものの「3歳」馬が3着内率でトップに立っており、年齢が低いほど3着内率の数値が高くなっている点は興味深い。
inyofu コース実績に注目!
さらに、東京競馬場の芝1800m以上で行われたGI・JpnI、GII・JpnII での最高着順別に成績をまとめると、優勝馬10頭中9頭が「2着以内」に入った実績を有していた。なかでも「1着」となった経験のある馬は連対率で36.8%、3着内率で47.4%という素晴らしい数値を叩き出している。このレースと近い条件のレースで高い実績を持つ馬は、今年もノーマークにはできないだろう。
【天皇賞(秋)】のレース傾向では、【前走で人気を集め、好走】した競走馬が、そのままの勢いで好走する傾向にある。また、【東京競馬場芝・1800メートル以上での重賞実績】にも注目だ。

↓東京芝2000mのコース分析はこちら↓

第150回【天皇賞(秋)】登録馬!

inyofu 優先出走馬
マイネルラクリマ 柴田大

以下17頭は賞金上位馬
ジェンティルドンナ 戸崎
イスラボニータ ルメール
フェノーメノ 蛯名
トーセンジョーダン ブドー
エピファネイア 福永
デニムアンドルビー 浜中
マーティンボロ 川田
ダークシャドウ ベリー
サトノノブレス 岩田
アスカクリチャン 三浦
カレンブラックヒル 秋山
ラブイズブーシェ 古川
ヒットザターゲット 武豊
フラガラッハ 高倉
ロサギガンティア 未定
ディサイファ 四位
スピルバーグ 北村

除外対象馬
ペルーサ 未定
マックスドリーム 未定

第150回【天皇賞(秋)】予想オッズ!

inyofu 馬名 予想オッズ
イスラボニータ 2.5倍
エピファネイア 3.9倍
フェノーメノ 4.0倍
ジェンティルドンナ 8.0倍
スピルバーグ 14.0倍

第150回【天皇賞(秋)】有力馬は!?


前走GII【朝日セントライト記念】1番人気1着!【イスラボニータ】
inyofu 現3歳世代を代表する強豪イスラボニータ(牡3・栗田博憲)の参戦は、今年の天皇賞(秋)における最大のトピックと言えよう。3歳クラシック三冠の1戦目となる皐月賞を4連勝で制覇。続く日本ダービーは優勝馬ワンアンドオンリーから0秒1差の2着に惜敗したが、秋シーズンの始動戦となった前走の菊花賞トライアル・セントライト記念(新潟・芝2200mで開催)は、力の違いを見せつけるような走りで完勝。ここまでクラシックの王道を歩み、通算成績は〔6・2・0・0〕とすべて連対をキープしている大物だ。陣営は前走後に芝3000mの菊花賞ではなく、芝2000mの天皇賞(秋)参戦を表明。他世代との対戦は初めてとあって力関係はまったくの未知数だが、まだ底を見せておらず、4歳以上の馬たちより2キロ軽い56キロの負担重量で戦えるのは有利な材料。どんな走りを見せてくれるか楽しみだ。

前走GI【宝塚記念】3番人気9着! 【ジェンティルドンナ】
inyofu 今年の出走メンバーの中で実績最上位は、文句なしにGI・6勝の名牝ジェンティルドンナ(牝5・石坂正)だ。2012年には、桜花賞・オークス・秋華賞の“牝馬三冠”を達成したうえ、歴戦の古馬を相手にジャパンカップも制して、JRA賞年度代表馬、最優秀3歳牝馬に選出された。翌2013年には、史上初のジャパンカップ連覇を達成。5歳を迎えた今年は、UAEに遠征して国際G1・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)を制覇、初の海外G1 タイトルを獲得した。帰国初戦の前走・宝塚記念は精彩を欠く走りで9着に敗れたが、この一戦だけで能力が衰えたと考えるのは早計だろう。無事に夏を過ごし、この天皇賞(秋)に向けての調整も順調そのもの。約4か月の休養明けでも、主役の座は譲れない。

前走GI【クイーンエリザベスC】2番人気4着!【エピファネイア】
inyofu エピファネイア(牡4・角居勝彦)は、2歳時にメイクデビュー京都(芝1800m)→オープン特別の京都2歳S(京都・芝2000m)→ラジオNIKKEI杯2歳Sと無傷の3連勝をマーク。3歳春のクラシックは皐月賞、日本ダービーでともに2着と惜敗したが、トライアルの神戸新聞杯を楽勝して臨んだクラシック三冠最終戦の菊花賞では、2着馬サトノノブレスに5馬身差をつけて悠々と先頭でゴールイン。圧巻の強さで初のGI タイトルを獲得した。4歳を迎えた今年は、始動戦の産経大阪杯が3着、初の海外遠征となった国際G1・クイーンエリザベス2世C(シャティン・芝2000m)は4着に敗れた。その後は休養に入り、今回は約半年ぶりの戦列復帰となる。現4歳世代で屈指の強豪が、久々の実戦でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、大いに注目したい。

2014年11月2日(日)に東京競馬場で行われる芝2000メートルのGIレース、第150回【天皇賞(秋)】。
今年も多くの有力馬が集い、盛り上がりを見せているが、それだけに予想は難しいだろう。その中でも注目は、現役3歳馬最強の1角【イスラボニータ】である。古馬との対戦は初めてだが、2キロ軽い56キロの負担重量で戦えるのは大きなアドバンテージだ。また、三冠クラシックの一つ【菊花賞】を距離適性の問題で回避し、【天皇賞(秋)】に挑むだけに、陣営の気合も十分、今までの全レースで騎乗してきた【蛯名正義騎手】から【ルメール騎手】への乗り代わりもあるが、不安要素にはならないだろう。

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