TOP > レース > GIマイルチャンピオンシップに駒を進めるのは!? 【2014年スワンステークス】
レース

GIマイルチャンピオンシップに駒を進めるのは!? 【2014年スワンステークス】

2014年11月1日(土)に京都競馬場で行われる芝1400メートルのGIIレース、第54回【毎日放送賞スワンステークス】。
GI【マイルチャンピオンシップ】の前哨戦として位置付けられ、2014年から本競走の優勝馬には【マイルチャンピオンシップ】の優先出走権も与えられることとなった。また、人気馬が勝ちにくい波乱続きのこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【スワンステークス】の歴史!

inyofu 1958年に5歳(現4歳)以上のハンデキャップ競走として創設された重賞競走で、創設当初は京都競馬場・芝1800mで行われていた。その後、1961年に負担重量を別定に、1972年には芝1600m(外回り)にそれぞれ変更された。さらに1984年の番組改革で、本競走は4歳(現3歳)馬にも開放されるとともに、混合競走に指定されて外国産馬の出走も可能となった。また、同年より開催時期を春から10月下旬に繰り下げたうえ、芝1400m(外回り)に変更して行われることになり、マイルチャンピオンシップの前哨戦として位置付けられた。
inyofu 1995年から中央競馬指定交流競走となり、地方競馬所属馬は「マイルチャンピオンシップ出走候補馬3頭」に出走資格が与えられた。また、1998年から国際競走に指定され、外国馬が4頭まで出走可能となった。その後、2000年から外国馬の出走枠は5頭に増やされたが、2007年に日本がパートI 国へ昇格したことに伴い、出走枠は9頭に拡大された。なお、2014年から本競走の優勝馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられることとなった。
GI【マイルチャンピオンシップ】の前哨戦であるGII【スワンステークス】。本年からは、優勝馬に【マイルチャンピオンシップ】の優先出走権が与えられることとなった。また、競走名の【スワン】とは、英語で「白鳥」の意味で、本競走が行われる京都競馬場の馬場中央の池を泳ぐ白鳥は同競馬場のシンボルである。

【スワンステークス】の名勝負!ノースフライトVSサクラバクシンオー

1994年の【スワンステークス】は、当時、最強スプリンター【サクラバクシンオー】と最強マイラー【ノースフライト】の直接対決の場でもあったが、結果はわずかに【サクラバクシンオー】の勝利となった。この年のスワンステークスは、京都競馬場改修工事の影響で阪神競馬場で開催された。当時の阪神競馬場は、4コーナーにかけて下り坂があり、直線がフラットで時計の出やすい京都競馬場に対して、直線の上り坂があり時計がかかることで知られていた。しかし、【サクラバクシンオー】はこのレースで、日本馬で初めて1400メートルで1分20秒の壁を破っている。その後2006年に阪神競馬場が改修された為、このコースレコードは破られることなく記録として残っている。

【スワンステークス】のレース傾向

inyofu 若い馬が優勢!
過去10年の年齢別成績を見ると、「4歳」馬が3着内率40.0%と優秀な好走率をマークしている。2007年と2012年には「4歳」馬が1~3着を独占し、2006年と2013年は出走馬のうち唯一の「4歳」馬だった馬が2着に好走していた。
inyofu 臨戦過程がポイント!
過去10年の3着以内馬30頭中22頭は、前走で「JRAの重賞」に出走していた馬だった。一方、前走で「JRAの重賞以外」のレースに出走していた馬は3着内率12.1%と苦戦している。
inyofu 一流のスプリンターは過信禁物!?
過去10年のスワンS出走馬のうち、同年のスプリンターズSで7着以内に入ってた馬は19頭いたが、なんとすべての馬が4着以下に敗れている。
inyofu また、同年の高松宮記念で3着以内に入っていた馬は8頭いたが、こちらも好走例はなかった。同年のスプリントGI である程度の着順に入っている馬が上位人気に推されるケースも少なくないだけに、そのような実績を持つ馬を比較、検討する際には十分注意したいところだ。
波乱の決着が多いことで有名な【スワンステークス】だが、レース傾向を見てみると意外な事実が見えてくる。まず、【今年のGIスプリンターズSやGI高松宮杯で好走した競走馬は勝てない】というデータがある。それを踏まえて、【前走でJRAの重賞に出走していた馬】を見れば、有力馬を絞れそうだ。

↓京都芝1400mのコース分析はこちら↓

第54回【毎日放送賞スワンステークス】登録馬!

inyofu ミッキーアイル
サダムパテック
ガルボ
シルクフォーチュン
タガノブルグ
ベルカント
フィエロ
アフォード
サンライズメジャー
ウイングザムーン
サクラアドニス
オリービン
バクシンテイオー
シャイニーホーク
ニシノビークイック
サドンストーム
ニンジャ
ビウイッチアス

第54回【毎日放送賞スワンステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ミッキーアイル 2.6
2 フィエロ 3.9
3 ベルカント 6.2
4 サダムパテック 9.6
5 オリービン 10.9

第54回【毎日放送賞スワンステークス】有力馬は!?


前走GI安田記念!【ミッキーアイル】
inyofu ディープインパクト産駒のミッキーアイル(牡3・音無秀孝)は、デビュー戦から前走までの7戦すべて芝1600mの距離に出走してきた。これは、デビュー当初から陣営がNHKマイルC(1着)に照準を合わせていたためだが、同馬の傑出したスピードは200mの距離短縮でさらに活きるのではないかと思われる。今回は安田記念16着以来約5か月の休み明けになるが、レース間隔を詰めるよりもフレッシュな状態のほうが実戦で落ち着いて戦えるタイプ。23日に行われた1週前追い切りは、通常よりも時計が掛かるコンディションだった栗東坂路で4ハロン52秒5-ラスト1ハロン12秒5をマークしており、合格点が出せる。初経験となる芝1400mの距離でどんな競馬を見せてくれるか、非常に興味深い。

前走GIII京成杯オータムH!【サダムパテック】
inyofu サダムパテック(牡6・西園正都)は、前々走の『サマーマイルシリーズ』初戦・中京記念で約1年8か月ぶりの重賞勝利を飾ったものの、シリーズチャンピオンを狙って臨んだ前走の京成杯オータムH(新潟・芝1600mで開催)で8着に敗退。ただし、トップハンデの58.5キロを負担したうえで、勝ち馬のクラレントから0秒4差なら、悲観する内容ではない。57キロの斤量で出走できる別定重賞の今回は、地力の高さに注目すべきだろう。先週は栗東坂路が時計の掛かるコンディションだったこともあって、23日に行われた1週前追い切りではラスト1ハロン12秒9と伸びきれなかったが、体調面に不安はなさそうだ。

2014年11月1日(土)に京都競馬場で行われる芝1400メートルのGIIレース、第54回【毎日放送賞スワンステークス】。
【今年のGIスプリンターズSやGI高松宮記念で好走した競走馬は勝てない】というレース傾向に則り予想をすると、やはり有力馬は1番人気の【ミッキーアイル】だろう。前走のGI【安田記念】では、2番人気の期待を裏切り、16着と惨敗を喫したが、敗因は不良馬場とはっきりしている。また、【スワンステークス】では先行馬が有利というデータもあるので、【ミッキーアイル】ならば、馬場の綺麗な京都競馬場芝・1400メートルではスピードに任せて先行逃げ切りを決められそうだ。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line