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西の2歳女王候補決定戦!第19回【KBS京都賞ファンタジーステークス】

2014年11月8日(土)に京都競馬場で行われる芝1400メートルのGIII【KBS京都賞ファンタジーステークス】。
2歳牝馬NO1決定戦GI【阪神ジュベナイルフィリーズ】の前哨戦として位置付けられ、将来の活躍を占ううえでも目が離せないレースとなっている。今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【ファンタジーステークス】の歴史!

inyofu 本競走は、1996年の牝馬競走体系の整備に伴い新設された3歳(現2歳)牝馬限定の重賞競走で、創設以来、混合・指定・馬齢重量(2001年と2002年のみ定量)の競走条件により、京都競馬場の芝1400m(外回り)で行われている。
inyofu 2歳牝馬路線におけるチャンピオン決定戦である阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ)の前哨戦として、2011年まで唯一の牝馬限定重賞であった本競走には、毎年東西の有力牝馬の参戦が見られ、ハイレベルな戦いが繰り広げられている。なお、地方競馬所属馬は「阪神3歳牝馬S(現阪神ジュベナイルフィリーズ)出走候補馬2頭」が出走可能となっていたが、2012年から出走枠が3頭に拡大された。また、2010年から国際競走に指定され、外国馬は9頭まで出走が認められた。
2歳牝馬女王を決めるGI【阪神ジュベナイルフィリーズ】の前哨戦として、重要な意味を持つGIII【ファンタジーステークス】。同じくGI【阪神ジュベナイルフィリーズ】の前哨戦である2歳牝馬限定重賞の【アルテミスステークス】が、2012年に創設されたことに伴い、本競走は従来の開催時期から1週繰り下げて行われることとなった。

【ファンタジーステークス】のレースレコード!

【ファンタジーステークス】のレースレコードは、2006年に【アストンマーチャン】が記録した1:20.3である。【アストンマーチャン】はその後、GI【スプリンターズステークス】を制しており、本競走の勝ち馬からGI馬が登場するケースも多く、見逃せないレースとなっている。

【ファンタジーステークス】のレース傾向

inyofu 上位人気馬以外にも注目
過去10年の成績を見ると、単勝「1番人気」馬が2連対、「2番人気」馬は3連対、「3番人気」馬も1連対と、上位人気馬の成績がいまひとつ。対して「4番人気」馬が7連対と好成績を残しているのが特徴的だ。また、「6~8番人気」の馬が4頭連対している点も妙味あるところと言えるだろう。
inyofu キャリア2、3戦の馬が好相性
過去10年で、「1戦1勝」の身でこのレースに臨んで好走したのは、2004年の優勝馬ラインクラフト、2010年の2着馬ホーマンフリップ、2012年の2着馬ローブティサージュのみ。3着以内馬30頭中20頭がキャリア2、3戦の馬で占められており、ある程度レースの経験が必要とされているようだ。
inyofu 重賞経験馬が優勢
前走のレース別に成績を調べてみると、前走が「デイリー杯2歳S」だった馬が好成績。また、前走が「GIII・JpnIII」だった馬も上々の成績を残している。しかし、前走が「500万下」のレースだった馬は52頭が出走し、1勝、2着と3着が各2回と、いまひとつの成績になっている。また、初勝利直後でこのレースを迎えた馬は、「新馬」を勝ち上がった馬を「未勝利」を勝ち上がってきた馬が3着内率で上回っている。
まだレース経験の少ない、育ち盛りの2歳牝馬だけに、波乱も多い【ファンタジーステークス】。上位人気馬が必ずしも好走するわけではないが、【キャリアが2、3戦の競走馬】と【前走で重賞に出走した競走馬】が好走するというデータは信頼出来そうだ。

第19回【ファンタジーステークス】出走馬!

inyofu 馬名 性齢 負担重量 騎手名 調教師名
ウインソワレ 牝2 54.0kg C.ルメール 宮本 博(栗東)
エフェクト 牝2 54.0kg 国分 優作 服部 利之(栗東)
オールオブユー 牝2 54.0kg 藤岡 佑介 浅見 秀一(栗東)
クールホタルビ 牝2 54.0kg 小牧 太 清水 久詞(栗東)
シゲルチャグチャグ 牝2 54.0kg 太宰 啓介 武田 博(栗東)
シンフォニア 牝2 54.0kg 四位 洋文 昆 貢(栗東)
タガノヴェルリー 牝2 54.0kg 武 幸四郎 今野 貞一(栗東)
ダイワプロパー 牝2 54.0kg 浜中 俊 松田 国英(栗東)
ダノングラシアス 牝2 54.0kg 岩田 康誠 矢作 芳人(栗東)
ニューエディション 牝2 54.0kg 福永 祐一 藤原 英昭(栗東)
ペルフィカ 牝2 54.0kg 秋山 真一郎 岡田 稲男(栗東)
ムーンエクスプレス 牝2 54.0kg 松山 弘平 鈴木 孝志(栗東)
ルアンジュ 牝2 54.0kg 川須 栄彦 笹田 和秀(栗東)
レオパルディナ 牝2 54.0kg 武 豊 高橋 康之(栗東)

第19回【ファンタジーステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 レオパルディナ 2.2
2 ダノングラシアス 3.1
3 ニューエディション 9.5
4 シゲルチャグチャグ 12.9
5 ペルフィカ 13.7

第19回【ファンタジーステークス】有力馬は!?

キャリア3戦!前走GIII【小倉2歳S】レオパルディナ
inyofu メイクデビュー阪神(芝1200m)を逃げ切って初戦勝ちを果たし、2戦目のオープン特別・フェニックス賞(小倉・芝1200m)では好位に控える競馬を試みて優勝。前走の小倉2歳Sではゴール寸前でオーミアリス(1着)の強襲に屈してハナ差の2着に惜敗したが、外枠(8枠16番)からのスタートで前に馬を置いて壁を作れないなか、前半600m通過タイムが33秒0というハイペースの流れを3番手で追走し、直線で追われるとしぶとく伸びていたレース内容を考慮すれば、“負けて、なお強し”と言える。今回は小倉2歳S以来で2か月ぶりの実戦となるが、410キロ台の小柄な牝馬で仕上がりには苦労しないタイプ。200mの距離延長、直線の長い京都・芝の外回りコースを克服できれば、おのずと好勝負になるはずだ。
キャリア2戦!前走【りんどう賞(500万下)】ダノングラシアス
inyofu 母サーキットレディは芝とダートの1200mで計3勝を挙げたスプリンターで、半兄のサトノアビリティ(父ダイワメジャー)はダート1400mで2勝を挙げて現在も短距離で活躍中。マンハッタンカフェを父に持つこの馬は、1番人気に支持されたメイクデビュー新潟(芝1400m)を勝ち上がったが、抑えるのに苦労するほど行きっぷりが良すぎたレース内容は、今後の距離延長を克服するうえで少し不安が残るものだった。それだけに、折り合い面を重視して控える競馬を試みた前走の500万下・りんどう賞(京都・芝1400m)での2着確保は、今後に向けて収穫が大きかった一戦と言える。同じ京都・芝1400mでも、内回りコースから外回りコースに替わる今回、前走と同様の競馬ができれば、十分に対応は可能なはずだ。今後の選択肢を広げるうえでも重要な一戦となる。
キャリア1戦!前走【2歳新馬戦】ペルフィカ
inyofu 武豊騎手が騎乗したメイクデビュー京都(芝1400m)は、同馬が調教で目立つ時計を出していたわけではなく、おとなしい気性も初戦向きと思われなかったことで15頭立ての6番人気とやや評価は低かったが、レースでは目の覚めるような末脚を繰り出して豪快な差し切り勝ち。上がり3ハロン34秒7(推定)は、出走馬中最速タイムだった。調教よりも実戦で実力を発揮し、軽い芝で決め手を活かすタイプと考えても良さそうだ。同じ京都・芝1400mでも、デビュー戦の内回りコースから外回りコースに替わる今回のほうが条件的には合うかもしれない。近親に1991年のジャパンカップを制したゴールデンフェザントがいる良血馬。大舞台に強い可能性もありそうだ。

2014年11月8日(土)に京都競馬場で行われる芝1400メートルのGIIIレース、第19回【KBS京都賞ファンタジーステークス】。
先週行われた東の2歳女王候補決定戦であるGIII【アルテミスS】では、【ココロノアイ】が勝ち名乗りをあげたが、西の2歳女王候補決定戦であるGIII【KBS京都賞ファンタジーステークス】では、どの競走馬が勝ち上がってくるのだろうか?現時点での1番人気である【レオパルディナ】は、好走する条件を全て満たしており、仕上がりの早い体躯なので期待ができそうだ。

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