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ハンデを押しのけ人気馬が勝つ!?第50回【農林水産省賞典 福島記念】

2014年11月16日(日)に福島競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第50回【農林水産省賞典 福島記念】。
今年1年の福島競馬場開催レースで、最後の重賞であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【福島記念】の歴史!

inyofu 1965年に創設された4歳(現3歳)以上・ハンデキャップの重賞競走で、新潟競馬場・芝2000m(外回り)で行われた1995~1996年および2011年を除いては第1回から福島競馬場・芝2000mで行われている。
inyofu 創設当初は夏の福島競馬の名物重賞として親しまれていたが、その後幾度か開催時期を変更されたのち、1974年から11月に移設され、福島開催における1年間のフィナーレを飾るレースとして定着している。なお、1984年のグレード制導入時にGIII へ格付けされたが、2007年の日本のパートI 国昇格に伴い、JpnIII に変更されたのち、2009年に国際格付けのGIII に戻された。
他の競馬場ではGI競走が行われている時期に施行されるハンデキャップ競走であるためGI級の実力馬の出走は少ない【福島記念】。すでにGIを制覇している競走馬の当競走での優勝は、【ディアマンテ】と【ハワイアンイメージ】の2頭しかいない。

【福島記念】のレースレコード!

【福島記念】のレースレコードは、2013年に【ダイワファルコン】が記録した1:57.3である。【ダイワファルコン】は【福島記念】で2連覇を達成中であり、今年も出走予定なので、史上初の3連覇に期待がかかる。

【福島記念】のレース傾向

inyofu 前走の条件に注目!
過去10年の出走馬の前走の条件別成績をまとめると、「芝のGI・JpnI」組と「芝の1600万下」組が好走率で他のグループを圧倒する数値を叩き出している。ハンデキャップレースとあって、ビッグレースを戦い抜いてきたハイレベルな馬だけでなく、前走が条件クラスだった馬でも十分に好走するチャンスがあるようだ。
inyofu 前走大敗馬でも侮れず!
前走の着順別成績を調べてみると、連対率・3着内率で上位を占めているのは前走で上位の着順に入っていた馬だった。連対率・3着内率では前走「1着」組と「2、3着」組がほぼ互角の数値となっているが、勝率では、5.9%の「1着」組に対し、20.0%の「2、3着」組が大きく上回っている。また、前走で「4着以下」だった各グループでは、「10着以下」組が5勝を挙げ、勝率では「1着」組を上回っている。前走で上位の着順に入っていた馬を高く評価するのは当然として、「10着以下」に敗れていた馬が巻き返すケースが多いことも覚えておきたいところだ。
inyofu 前走の単勝人気と着順に目を光らせろ!
2009年以降の優勝馬5頭について、前走での単勝の人気順と着順を比較すると、5頭のうち1頭が「1番人気で1着」、残り4頭が「単勝の人気順より着順が上」だった。近年は、前走で1番人気の支持に応えて優勝していたような馬や、単勝人気を上回る成績を残している馬が勝利を手にする傾向にあるようだ。
【福島記念】では、【前走が芝のGI・JpnI組と芝の1600万下組】が好走する傾向にあるようだ。また、【前走で入賞】した競走馬以外にも【前走で10着以下】の競走馬も勝利してるあたり、ハンデキャップ競走ならではと言えよう。更に、【前走で人気順より着順が上】だった競走馬も要注目だ。

第50回【福島記念】登録馬!

inyofu ダイワファルコン
メイショウナルト
ナカヤマナイト
ミトラ
サクラアルディート

ウインマーレライ
ムーンリットレイク
ミキノバンジョー
リルダヴァル
フィロパトール

オメガハートロック
アンコイルド
コスモバルバラ
フラアンジェリコ
アロマカフェ

トーセンジャガー
ダコール
マジェスティハーツ
シセイオウジ
エックスマーク

サトノシュレン
シゲルササグリ
マックスドリーム
ルナ
メイショウサミット

オーブルチェフ
ブロードスター

第50回【福島記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ウインマーレライ 3.9
2 エックスマーク 5.1
3 ダイワファルコン 5.3
4 メイショウナルト 5.8
5 アロマカフェ 11.3
6 マジェスティハーツ 12.5

第50回【福島記念】有力馬は!?

ウインマーレライ
inyofu ウインマーレライ(牡3・高木登)は、福島・芝コースで2戦2勝をマークしている相性の良さが魅力だ。3歳の今年は、京成杯(12着)→スプリングS(8着)→青葉賞(8着)と重賞で強敵を相手に経験を積み、着々と地力を強化。折り合い面にも進境を見せて前々走のラジオNIKKEI賞を優勝し、重賞初制覇を達成した。約3か月の休養を挟んで臨んだ前走の毎日王冠は、初の古馬相手で11着に敗退したが、道中は2番手追走と積極的な競馬を見せて、直線で残り200m地点までしぶとく粘り、勝ち馬のエアソミュールから0秒6差と着順ほど大きくは負けていない。今後に向けて貴重な経験となったはずだ。休み明けを一度使われた今回は、体調面での上積みが見込めるうえに、福島・芝コースに舞台が替わるのも大きなプラス材料となるはず。うまく一瞬の脚を活かすレースができれば、2度目の重賞Vも難しくないはずだ。
ダイワファルコン
inyofu ダイワファルコン(牡7・上原博之)は、2012年と2013年の福島記念を連覇。今年は同一重賞3連覇を狙っての登場となる。2012年のこのレースでは大混戦となった2着争い(ハナ+ハナ差)を尻目に2馬身差をつけてゴールイン。待望の重賞初制覇を飾っている。そして、昨年は福島・芝2000mのコースレコード1分57秒3を記録し、逃げ込みを図るステイブルメイトのマイネルラクリマを1/2差の2着に退けて優勝。57.5キロのハンデも克服し、あらためてコース適性の高さをアピールしたことは記憶に新しい。その後は勝ち星から遠ざかっており、前走の毎日王冠は15頭立ての10着に敗れたが、3か月の休養明けで、実績のない左回りコースに加えて、3着馬スピルバーグは次走の天皇賞(秋)を優勝と、相手も強力なメンバーがそろっていたことを考えれば、勝ち馬から0秒5差なら及第点と言えるだろう。休み明けを一度使われて状態もアップした今回は、巻き返しが期待できる。

2014年11月16日(日)に福島競馬場で行われる芝2000メートルのGIIIレース、第50回【農林水産省賞典 福島記念】。
ハンデキャップ競争ながら、有力馬が人気に応えることが多いレースなので、本記事では【ダイワファルコン】と【ウインマーレライ】を推してみたい。両頭とも福島競馬場では滅法強く、また、前走が共にGII【毎日王冠】で10着以下の惨敗というのも面白い共通点である。両陣営とも巻き返しを狙ってるだけに気合十分、特に【ダイワファルコン】は、史上初の3連覇を狙っており、見逃せないレースとなっている。

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