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日本が誇る世界最高峰のレース! 第34回【ジャパンカップ】

2014年11月30日(日)に東京競馬場で行われる芝2400メートルのGIレース、第34回【ジャパンカップ】。
凱旋門賞から帰ってきたハープスターやジャスタウェイも出走。 日本で世界の強豪がぶつかり合う最高峰の一戦として有名なこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【ジャパンカップ】の歴史!

inyofu 1970年代後半、「世界に通用する強い馬作り」が提唱され、日本でも国際競走を開催し、外国から強豪馬を招待して我が国のサラブレッドと競わせようという趣旨により1981年に創設されたのが本競走で、11月下旬の東京競馬場・芝2400mを舞台に行われている。
inyofu 初年度は北米とアジア地区から招待馬を選出し、アメリカ・カナダ・インド・トルコ(招待馬デルシムは来日後故障のため不参加)の4か国から計8頭を招待して行われ、アメリカ代表のメアジードーツが2分25秒3のJRAレコードで優勝した。翌1982年からはヨーロッパとオセアニア地区の代表馬も招待の対象となり、1983年からは地方競馬の代表馬(1頭)も招待の対象となった。2000年からは、外国馬の招待枠が10頭までに変更された。
inyofu 1984年のグレード制導入時にGI に格付けされたのち、1992年にICSC(国際セリ名簿基準委員会)より、我が国初の国際GI に認定された。また、1999年から2005年までの間、競馬の世界選手権ともいうべき『ワールドレーシング・チャンピオンシップ』の一戦として、このワールドシリーズに加わっていた。
創設当初の10年間は、外国招待馬が8勝を挙げたのに対し、日本馬は【カツラギエース】と【シンボリルドルフ】による2勝にとどまり、外国招待馬の活躍が目立っていた。しかし近年では日本馬の活躍が顕著で、過去10年では日本馬9勝に対し、外国招待馬1勝と、創設当初と形勢が逆転している。全33回の連対馬の内訳は、日本馬が19勝・2着21回、外国招待馬が14勝・2着12回と、日本馬が通算勝利数で上回っている。

【ジャパンカップ】のレースレコード!

【ジャパンカップ】のレースレコードは、2005年に【アルカセット】が記録した2:22:1である。【アルカセット】はイギリスの競走馬であり、【ジャパンカップ】優勝後、日本で種牡馬入りした。

【ジャパンカップ】のレース傾向

inyofu 上位人気馬が優勢だが
過去10年のジャパンカップでは、上位人気馬がその期待に応えている。ただし、昨年は単勝1番人気→7番人気→11番人気の順で決着し、3年前も2番人気→6番人気→14番人気の順で決着した。優勝馬10頭のうち9頭は単勝5番人気以内の馬だが2、3着に下位人気馬が食い込むケースが目立っている。伏兵馬には今年も警戒が必要だろう。
inyofu ベテラン勢は苦戦ぎみ
年齢別の成績を見てみると、優勝馬がもっとも多いのは4歳馬。過去10年の優勝馬はすべて5歳以下の馬で、2着馬も10頭のうち9頭が5歳以下と、若い世代が優勢となっている。過去33回の歴史で、6歳以上の馬が勝利したのは1986年(第6回)のジュピターアイランド(7歳)、1989年(第9回)のホーリックス(6歳)、2003年(第23回)のタップダンスシチー(6歳)のみ。2011年と2013年は3着に7歳馬が食い込んだが、基本的にベテラン勢はいまひとつだ。
inyofu 前走のレース別成績もチェック
前走のレース別成績を調べてみると、ジャパンカップでもっとも多く3着以内馬を送り出しているのは、前走が天皇賞(秋)だった馬だ。また、3歳限定GI の菊花賞や秋華賞からの臨戦馬も好走率の面で上位となっている。凱旋門賞(フランス)から臨んだ馬は延べ14頭いるが、1~3着が1回ずつ。ただし、その3回はいずれも日本馬によるもので、今年も凱旋門賞から帰国初戦を迎える馬には注目できそうだ。なお、前走がGI 以外だった馬は延べ37頭いたが、3着以内に入ったのは2008年の優勝馬スクリーンヒーロー(前走アルゼンチン共和国杯=1着)だけだ。
inyofu 前走がGI で、単勝1番人気に支持されていた馬が5連勝中!
ジャパンカップは秋の中長距離路線の最高峰と言えるが、過去5年の優勝馬には「前走がGI で単勝1番人気に支持されていた」という共通点がある。その前走の成績が期待されたほどではなかったとしても、GI でそれだけの高評価を受けていたという事実を大いに評価すべきだろう。
【ジャパンカップ】のレース傾向では【人気馬】が比較的順当に勝っている。また、【5歳以下】【前走が天皇賞(秋)・菊花賞・秋華賞・凱旋門賞のいずれか】【前走がGIで1番人気】の競走馬はさらに信頼できそうだ。

第34回【ジャパンカップ】登録馬!

inyofu 【JRA所属馬:16頭】(フルゲート:18頭)
ジェンティルドンナ
ジャスタウェイ
ワンアンドオンリー
イスラボニータ
フェノーメノ

ハープスター
トーセンジョーダン
スピルバーグ
ラキシス
エピファネイア

デニムアンドルビー
ヒットザターゲット
タマモベストプレイ
ディサイファ
アンコイルド

サトノシュレン

【外国馬:3頭】
アイヴァンホウ
アップウィズザバーズ
トレーディングレザー

第34回【ジャパンカップ】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ジェンティルドンナ 2.8
2 ハープスター 4.0
3 ジャスタウェイ 7.1
4 イスラボニータ 8.5
5 スピルバーグ 9.1
6 エピファネイア 9.3
7 フェノーメノ 14.1
8 デニムアンドルビー 14.1
9 ワンアンドオンリー 14.6

第34回【ジャパンカップ】有力馬は!?


現状1番人気!5歳馬!前走【天皇賞(秋)】2番人気!【ジェンティルドンナ】
inyofu 目移りする好メンバーの中でも、実績とコース適性の高さで他の馬を一歩リードしているのがジェンティルドンナ(牝5・石坂正)だ。これまでに積み重ねてきたGI タイトルは6つ。3歳時に、桜花賞、オークス、秋華賞の“3歳牝馬三冠”を達成したうえ、このジャパンカップも制して、JRA賞年度代表馬と最優秀3歳牝馬のタイトルを獲得。4歳時の昨年は、ジャパンカップ連覇という史上初の快挙を達成した。5歳を迎えた今年は、UAEの国際G1・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)で初の海外ビッグタイトルを手に入れた。帰国初戦となった前々走の宝塚記念は9着に大敗したが、約4か月の休養を経て出走した前走の天皇賞(秋)では2着と地力健在を示す走りを披露。今年も堂々の主役として、ジャパンカップ3連覇の大偉業に挑む。

現状2番人気!3歳馬!前走【凱旋門賞】4番人気!【ハープスター】
inyofu そのジェンティルドンナに続き、新たに名牝への道を歩み始めているのが、ハープスター(牝3・松田博資)だ。GI タイトルは桜花賞のひとつのみだが、昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(ハナ差)と今年のオークス(クビ差)はともに僅差の2着。国内で敗れたのはこの2戦のみと、ほぼパーフェクトな戦績を誇っている。初の海外遠征となった前走の国際G1・凱旋門賞(ロンシャン・芝2400m)は6着に敗れてデビュー以来初めて連対を果たせなかったが、遠征した日本馬3頭(ジャスタウェイ8着、ゴールドシップ14着)の中では最先着。3歳秋の現時点にして、国内では牡馬を含めた現役最強クラスの一頭と言えよう。このジャパンカップを制し、名実ともに頂点へ立つことができるのか。大いに注目したい一戦だ。

現状3番人気!5歳馬!前走【凱旋門賞】3番人気!【ジャスタウェイ】
inyofu もう一頭、凱旋門賞(8着)からの帰国初戦となるジャスタウェイ(牡5・須貝尚介)は、4歳時の昨年秋に大ブレーク。天皇賞(秋)で2着馬ジェンティルドンナに4馬身差をつける圧巻の走りを見せて、GI ウイナーの仲間入りを果たした。5歳を迎えた今年は、初戦の中山記念を快勝したあと、初の海外遠征となったUAEの国際G1・ドバイデューティフリー(メイダン・芝1800m)で2着馬VERCINGETORIXに6馬身1/4差をつける圧勝劇を演じた。このレースの勝利を高く評価され、「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で日本馬として初の単独トップの快挙となる130ポンドを獲得した。芝2200m以上の距離では〔0・0・0・3〕と良績がないが、凱旋門賞以外の2戦は本格化前のもの。充実著しい今なら、今回の芝2400mは克服可能だろう。

現状4番人気!3歳馬!前走【天皇賞(秋)】1番人気!【イスラボニータ】
inyofu 今年は3歳世代から、クラシックウイナーの牡馬2頭もエントリーしてきた。皐月賞馬のイスラボニータ(牡3・栗田博憲)は、これまで〔6・2・1・0〕とほぼパーフェクトな戦績を誇っている。2着で惜しくも二冠を逃した3走前の日本ダービー、3着とデビュー以来初めて連対を果たせなかった前走の天皇賞(秋)にしても、ともに優勝馬とは僅かに0秒1差の接戦を演じている。安定感という面で、極めて高い評価を与えられる一頭だ。クラシック三冠の最終戦となる菊花賞へ向かわずに臨んだ前走の天皇賞(秋)での好走で、他世代のトップクラスが相手でも十分に通用する能力があることは実証済み。日本ダービーでのレースぶりを見る限り、東京・芝2400mの舞台に不安はまったくない。

2014年11月30日(日)に東京競馬場で行われる芝2400メートルのGIレース、第34回【ジャパンカップ】。
世界最高峰レースの名に恥じない有力馬が多数集まっただけに、予想が非常に難しいと言える。【ジェンティルドンナ】【ハープスター】【ジャスタウェイ】【イスラボニータ】の4頭は、ほかのGIレースに出れば1番人気で軸となるような実力馬だけに取捨択一が難しいが、あえて選ぶなら【イスラボニータ】を推したい。好走する条件をすべて満たしており、レースで崩れたことは1度も無い。前走GI【天皇賞(秋)】でも古馬相手に健闘しただけにここでも期待したい。

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