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4馬身差の圧勝!!菊花賞馬がついに目覚めた【第34回ジャパンカップ】レース結果まとめ

土曜日の雨の影響も翌日は良馬場まで回復した【第34回ジャパンカップ】しかし、それは限りなく稍重に近い良馬場で、各馬に微妙なレース結果をもたらした。その中で、ただ一頭文句なしの内容で圧勝劇を演じた昨年の菊花賞馬が素質を開花した。今回もニュース関連サイトからレース結果の記事をまとめてみた。
馬キュレ

ジャパンカップはエピファネイアが優勝

inyofu 11月30日、東京競馬場で開催された第11R・ジャパンC(GI、芝2400m)は、好スタートから好位で競馬を進めた4番人気エピファネイア(牡4、栗東・角居)が、直線で早々と先頭に立つとそのまま後続を寄せ付けず快勝。菊花賞以来となるGI2勝目、重賞4勝目を挙げた。勝ちタイムは2分23秒1(良)で、鞍上はC.スミヨン騎手。4馬身差の2着は3番人気ジャスタウェイ、2着に1/2馬身差の3着は6番人気スピルバーグが入っている。1番人気に支持されたジェンティルドンナは4着、2番人気ハープスターは5着に敗れている。
inyofu ◆血統 父シンボリクリスエス、母シーザリオ(父スペシャルウィーク)。同産駒はGI5勝目。

◆戦績 12戦6勝(うち海外1戦0勝)。主な勝ち鞍・12年ラジオNIKKEI杯2歳S・G3、13年神戸新聞杯・G2、同菊花賞・G1。

◆総収得賞金 優勝賞金2億5000万円を加え、6億7858万2400円(うち海外1078万7400円)

◆日本馬V 日本馬の勝利は06年ディープインパクト以来9連勝。

◆史上2番目の着差 2着との着差が4馬身で、03年タップダンスシチーの9馬身に続く史上2番目の着差が開いたレース。

◆父のリベンジ 父シンボリクリスエスは02年、03年で2年連続3着。子供が悲願のタイトルを制覇。

◆クリストフ・スミヨン騎手(33) 5回目の挑戦で初勝利。

◆角居勝彦調教師(50) 09年ウオッカに続き2勝目。G1通算21勝目。

◆生産者 北海道安平町のノーザンファーム。10年ローズキングダムから5年連続勝利。

◆馬主 (有)キャロットファーム。
レースは序盤、サトノシュレンが先行。2番手にタマモベストプレイがつけて、その内にエピファネイア。4コーナーを回って抜群の手応えで直線に向いたのはエピファネイア。インからスムーズに抜け出し、楽々と先頭に躍り出る。外からジャスタウェイ、イスラボニータ、大外からハープスターも伸びてきたが、エピファネイアは遥か先。4馬身差という文句なしの強さで圧勝だった。

レース後コメント スミヨン騎手「日本馬の中で一番強かった」

inyofu 「強かったです。もっと速いペースで行きたかったのですが、引っ掛かってしまい、バックストレートでは衝突しそうなくらいでした。普通、格の高い馬は道中ひと息ついて、最後に強いレースぶりをするものですが、この馬は手綱を引っ張りっ放しで、4コーナーまでマイル戦のような勢いでした。普通はもたないところですが、私が乗った日本馬の中では一番強かったと思います。あと250ヤードのところで止まらなければ、これでいけるだろうと思い、スイスイと行ってくれました。ジャパンCでは、皆さんご存知の通り、ブエナビスタの降着で申し訳ないことをしただけに、今回の勝利は意義があります。吉田さんにまた乗る機会を与えてもらって感謝します」

関係者コメント 高橋代表「これが本来の姿」

inyofu 衝撃的ともいえるエピファネイアの強さだったが、キャロットファームの高橋二次矢代表は、勝利を信じ切っていたようで、開口一番「これが本来の姿です」と言い切った。「これまで悪すぎたんですよ。この夏、牧場で見たとき、まるで別馬。どこがって? オーラがすごかった。だからでしょう、スミヨンが“こんな良い馬に乗せてもらってありがとう”って。それは喜んでいましたよ」。

生産者ノーザンファームがジャパンC5連覇 

inyofu エピファネイアを生産したノーザンファームはジャパンC5連覇の快挙を達成。吉田勝己代表は「相性がいいんだね」と満面の笑み。圧巻のレースぶりに「完璧。力があるのは分かっていた。(今年3戦)負けていたのが不思議で仕方がない。菊花賞時くらいに状態が戻っていたから、自信はあった」と言葉を弾ませた。

猛追2着 ジャスタウェイ

inyofu 2着 ジャスタウェイ(福永騎手)
「競馬自体はバッチリでした。しかし、1頭強い馬がいました。返し馬の感触が良く、思ったよりいいと厩務員とも話していました。直線まで理想的で、あとは伸びるだけというところでしたが、勝ち馬との差を詰めるのが精一杯でした。ラスト100mで脚が鈍りました。これが距離によるものかどうかは分かりません」
牝馬2頭に後れを取る3番人気だったジャスタウェイは道中、中団馬群の内めを進み、4コーナーを回ったところでスムーズに外に持ち出されて2着。3月のドバイデューティフリーを圧勝してレーティング世界一に躍り出たものの、凱旋門賞は完敗。距離と状態面が不安視されたが、克服した。

直線伸びて3着 スピルバーグ

inyofu 3着はゴール前で内から差し込んだスピルバーグ。天皇賞・秋Vからの臨戦でも6番人気にとどまっていたが、再びジェンティルドンナをねじ伏せて前走がフロックではなかったことを証明した。 北村宏は「コンディションが良く、馬がやる気になっていた。故障馬が出てブレーキをかけるロスはあったが、直線はしぶとく伸びてくれた」と高評価。藤沢和師も「一生懸命走ってくれた。これで休養。来年のことはじっくり考える」と表情は明るかった。
天皇賞がメイチの仕上げだったにもかかわらず上がり最速で追い込んだスピルバーグ。2012年の日本ダービーで14着で距離が疑問視されていたが、豪華メンバーでの3着は、まさに本格化したと言っていいだろう。これで東京コースは11戦10回が3着内と府中の鬼だ。

馬場に泣いた4着 ジェンティルドンナ

inyofu 得意の東京6戦目で初めて連対を逃した。直線はエピファネイアの直後からジワジワと伸びたが、差は開く一方。ムーアは「土曜の雨が響いた。馬場が緩くて加速力が出ず、瞬発力を生かせなかった」と無念の表情を浮かべた。 絶好と思われた内枠がアダになった。道中は中団のインで流れに乗ったが前日までの降雨で良馬場ながら馬場が緩く、本来の走りができなかった。ムーアは「せめて土日だけでも晴れてくれれば。今年は切れ味勝負でなくスタミナ勝負になったのも痛い。それでも最後までしっかり走り切ってくれた」と馬をねぎらった。
史上初のJRA同一GI3連覇の夢はかなわず。1番人気ジェンティルドンナは4着に敗れた。道中はエピファネイアの後ろで射程圏に入れた位置取り。だが、直線ではエピファが一気に先頭に立つところでついていけず、馬場の影響でジリジリとしか伸びなかった。

他馬と接触ハプニングも5着 ハープスター

inyofu 5着 ハープスター(川田騎手)
「3~4コーナーで骨折した馬が下がって来て、目の前にいたので、間に合わず接触して下がってしまいました。それでもここまで来て、よく頑張ってくれました。無事であって欲しいです」
(松田博資調教師)
「故障した馬が下がって来て、外に出して躓いてしまいました。出すつもりはなかったと思いますが、外に出すぎました。外傷があったかもしれないので、様子を見たいと思います」
2番人気ハープスターは中団の内めを追走。ところが3コーナー過ぎに故障したトレーディングレザーと接触して、外に持ち出さざるをえず、最後は伸びてきたが5着に終わった。

アンカツも賞賛

その他着順&コメント

inyofu ▼6着アイヴァンホウ(ミナリク)内側にコースを取って、経済コースを通ることができた。6着に入れて、うれしく思う。

▼7着ワンアンドオンリー(橋口師)夢を見ました。いいポジション。直線もうまく外に出せたし、2着馬とは差もなかった。有馬記念は様子を見て考える。

▼8着フェノーメノ(岩田)スタートも決まり、結果的にもう少し行くべきだったかもしれない。ラストは伸びたし、以前乗った時よりパワーがついた。

▼9着イスラボニータ(蛯名)競馬自体はうまくいった。負けるところがないぐらいの手応え。追い出しを待つ余裕もあったが、ゴーサインを出してからが…。

▼10着タマモベストプレイ(津村)勝ち馬にすぐ後ろからプレッシャーをかけられ、きつかった、

▼11着デニムアンドルビー(浜中)スローの瞬発力勝負が理想で…。ペースが速く、ついていけなかった。

▼12着ヒットザターゲット(武豊)ペースが速すぎ。この馬場なら、2分25秒台の決着にならないと厳しい。

▼13着アンコイルド(戸崎)4コーナーまではいい感じだったが…。

▼14着トーセンジョーダン(ブドー)流れには乗れたが、最後は伸びを欠いた。

▼15着ディサイファ(ブノワ)もう少し、スローになると思った。4コーナーでは手応えがなかった。

▼16着アップウィズザバーズ(ダシルヴァ)少し気合が入りすぎていた感じ。勝ち馬は凄く強かった。

▼17着サトノシュレン(川島)ハナを切って、自分の競馬はできた。

ジェンティルドンナの3連覇に期待が寄せられたジャパンカップだったが、仮にパンパンの良馬場だとしても、この着差では届きそうにもない。勝つべくして勝ったと思わせる内容だ。史上最強メンバーを圧倒したエピファネイアの次走は有馬記念(12月28日、中山)の予定。短期免許を取得できる外国人枠が既に満員のため、スミヨンは騎乗できないが、暮れのグランプリでも、その強さを見せつけるだろう。

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