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JRA最長平地競争!第48回【スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス】

2014年12月6日(土)に中山競馬場で行われる芝3600メートルのGIIレース、第48回【スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス】。
日本のもっとも長い距離を走る平地競走として知られるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ステイヤーズS】の歴史!

inyofu 本競走は1967年に創設された重賞競走で、中山競馬場の内回りコースを2周し、現在、わが国の平地競走としては最長の芝3600mで行われている(1975年から1978年は外回り→内回りコース、1983年と1984年は外回りコース2周を使用)。創設時は初秋の中山開催で行われていたが、1972年に師走の中山開催に移行となった(1968年は5月に開催)。
inyofu 1984年のグレード制導入時にGIII に格付けされたのち、1997年にはGII に格上げされるとともに、負担重量もハンデキャップから別定に変更された。これにより、本競走は暮れの大一番・有馬記念を目指す馬にとって、重要な前哨戦のひとつとなった。なお、2007年の日本のパートI 国昇格に伴い、グレード表記がJpnII に変更されたが、2009年より国際表記のGII に改められた。
近年では、GI【有馬記念】の前哨戦として知られる【ステイヤーズS】。競走名の【ステイヤー】とは、英語で、耐久力のある者・根気強い者・長距離競走を得意とする馬の意味。その名が示すとおり、本競走は競走馬・ジョッキーともに長丁場を耐え抜くスタミナが要求される。

【ステイヤーズS】で【トウカイトリック】がJRA最高齢タイとなる10歳で優勝!

【トウカイトリック】は、2012年12月1日の【ステイヤーズS】に優勝したことにより、JRA最高齢タイとなる10歳での勝利を記録した。ちなみに、もう一頭のレコードホルダーは、2008年の【小倉大賞典】に勝利した【アサカデフィート】である。

【ステイヤーズS】のレース傾向

inyofu 前走のレース別成績は?
過去10年の出走馬の成績を前走のレース別にまとめてみると、3着以内馬の数では「アルゼンチン共和国杯」からの臨戦馬が17頭と突出している。そこで、「アルゼンチン共和国杯」での着順別に成績をチェックしてみると、「4着以下」から巻き返すケースが多いことがわかった。アルゼンチン共和国杯から臨む馬については、そこでの着順に関わらず注目できるようだ。
inyofu 世代間の差はほとんどなし
過去10年のステイヤーズSの成績を年齢別にまとめてみると、3歳馬からベテラン勢まで、それほど差がない成績となっている。その中で、7歳馬は17頭が出走して3着1回だけと不振だが、8歳以上の馬ではマイネルキッツ(2011年・8歳)とトウカイトリック(2012年・10歳)が優勝しており、高齢馬だからといって極端に評価を落とす必要はないだろう。
inyofu 伏兵馬にも要注意
過去10年の単勝人気別成績を調べてみると、単勝「1番人気」馬は5勝、2着1回とまずまずだが、単勝オッズ3倍未満の支持を受けながら4着以下に敗れた馬が3頭いることは、頭に入れておきたいところだ。また、「2番人気」馬と「3番人気」馬が過去10年で未勝利なのに対し、「5~8番人気」馬が4勝を挙げるなど上々の成績となっていることも覚えておいたほうがいいだろう。
【ステイヤーズS】のレース傾向では、【1番人気or5番~8番人気】の競走馬が好走する傾向にある。また、【前走がGIIアルゼンチン共和国杯】の競走馬は更に信頼できそうだ。また、他競争とは違って、【世代間の差はほとんどなし】というのも頭に入れておいた方がいいだろう。

第48回【ステイヤーズS】登録馬!

inyofu 【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)
デスペラード
マイネルメダリスト
セイクリッドバレー
クリールカイザー
ホッコーブレーヴ

スズカデヴィアス
ネオブラックダイヤ
カポーティスター
ファタモルガーナ
サイモントルナーレ

スカイディグニティ
モビール
フェデラルホール
メイショウタマカゼ
ケイアイチョウサン

アップルジャック
スノードン
カンタベリーナイト
コスモナイスガイ
レイトライザー

第48回【ステイヤーズS】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 デスペラード 3.4
2 ホッコーブレーヴ 3.6
3 クリールカイザー 3.7
4 スカイディグニティ 7.1
5 フェデラルホール 14.3
6 ファタモルガーナ 17.6
7 マイネルメダリスト 19.0
8 カポーティスター 23.9

第48回【ステイヤーズS】有力馬は!?

前走GII【アルゼンチン共和国杯9着!】【デスペラード】
inyofu デスペラード(牡6・安達昭夫)は、昨年のステイヤーズS優勝馬。一昨年の同レースでも3着を確保しているほか、昨年のオープン特別・万葉S(京都・芝3000m)1着、阪神大賞典2着など、芝3000m以上の長距離レースではコンスタントにハイレベルな走りを見せている。6歳を迎えた今年も、始動戦となった京都記念を快勝して地力健在をアピール。それも、逃げて最後の直線入り口で一度は2番手に下がりながらも残り200m付近で差し返すという、見どころ十分の味な勝ち方を披露した。秋シーズンは、京都大賞典8着、アルゼンチン共和国杯9着と、ひと息の競馬が続いているが、2年連続で好成績を挙げているベストの舞台に替わる今回は、その実力を見直す必要がある。
前走GII【アルゼンチン共和国杯14着!】【ホッコーブレーヴ】
inyofu ホッコーブレーヴ(牡6・松永康利)は、5歳時の昨年に本格化した晩成型のステイヤー。10月に1600万下のオクトーバーS(東京・芝2400m)を制して待望のオープンクラス入りを果たしたあと、重賞初挑戦となったアルゼンチン共和国杯でも5着に善戦した。続くジャパンカップはさすがに相手が強く、12着と大敗を喫したものの、その後の休養でパワーアップ。6歳を迎えた今年初戦の日経賞で2着に好走し、重賞で初めて連対を果たすと、次走のGI・天皇賞(春)でも12番人気の低評価を覆して3着に健闘した。前走のアルゼンチン共和国杯は14着と思わぬ大敗を喫しているが、前々走の宝塚記念(8着)以来約4か月半の休み明けが影響した印象が強く、この一戦だけで大きく評価を落とすのは早計だろう。
前走GII【アルゼンチン共和国杯2着!】【クリールカイザー】
inyofu 出走メンバーの中で、近走の充実ぶりが最も目立つのはクリールカイザー(牡5・相沢郁)だ。今年4月に1600万下の湾岸S(中山・芝2200m)を制してオープンクラスに復帰。約4か月の休養を挟んで出走した3走前の札幌日経オープン(札幌・芝2600m)は4着に敗れたものの、その後は産経賞オールカマー(新潟・芝2200mで開催)3着→アルゼンチン共和国杯2着と、芝・中長距離のGII で2戦続けて好勝負を演じている。キャリアを積みながら着実にステップアップし、レースぶりにも安定感が出てきた印象がある。昨年のステイヤーズSは勝ち馬のデスペラードから1秒差の5着に敗退したが、当時よりも格段に力をつけた今なら、初の重賞タイトルを奪取する大きなチャンスだろう。

2014年12月6日(土)に中山競馬場で行われる芝3600メートルのGIIレース、第48回【スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス】。3600メートルという長距離だけに、距離適性の有る無しが特に重要視される。今年の出走馬は比較的、【ステイヤーズS】経験馬が多く、【デスペラード】は昨年の覇者で今年も期待できる。他にも、【ファタモルガーナ】【メイショウタマカゼ】【クリールカイザー】【フェデラルホール】は昨年も出走しており、距離適性はあるだろう。今回初参戦の競走馬で注目なのは【ホッコーブレーヴ】で、前走【アルゼンチン共和国杯】では大敗したものの、【天皇賞(春)】3着、【日経賞】2着と長距離レースでの実績は多く、今回も期待が出来そうだ。

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