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有馬記念への前哨戦!第50回【金鯱賞】

2014年12月6日(土)に中京競馬場で行われる芝2000メートルのGIIレース、第50回【金鯱賞】。
開催時期が初夏の開催から暮れの開催へと移されたことにより、GI【宝塚記念】の前哨戦という位置付けから、GI【有馬記念】の前哨戦として行われることになったこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【金鯱賞】の歴史!

inyofu 本競走は、1965年に創設された重賞競走で、第1回は4歳(現3歳)以上の別定重量にて中京競馬場の砂馬場1800mで11月に行われた。翌1966年からハンデキャップ競走に変更のうえ夏の開催に移行されたが、1969年に開催時期を3月に繰り上げたことに伴い出走資格が5歳(現4歳)以上に変更となった。
inyofu 1970年は中京競馬場の芝コース設置に伴う改修工事のため、1月に小倉競馬場・芝1800mで博多ステークス(第6回金鯱賞)として行われ、翌1971年から新設された中京競馬場の芝コース・1800mに舞台が変更されるとともに、開催時期を夏季に移設、出走資格が4歳(現3歳)以上に戻された。
inyofu レース名は、1974年に『東海テレビ杯金鯱賞』に変更されたが、1997年から東海テレビの中継を行なわない土曜日開催に変更となったため、『金鯱賞』に戻され、現在に至っている。
50年の長い歴史を誇る【金鯱賞】。競走名の【金鯱】とは、名古屋城のシンボルである【金の鯱(しゃちほこ)】にちなんでいる。

【金鯱賞】で歴史的大逃げ!【サイレンススズカ】

1998年の【金鯱賞】では、名馬【サイレンススズカ】が約11と1/2馬身差の大差をつけて圧勝し、当時のレースレコードである1:57.8を記録した。

【金鯱賞】のレース傾向

inyofu 勝率は4コーナー先頭の馬が断トツ!
2012年3月から今年の7月までに行われた2、3歳限定を除く中京・芝2000mの計59レースにおける4コーナーの位置別成績をまとめると、「先頭」組が勝率で20.3%と他を圧倒する数値をマークしている。しかし、「先頭」組は2、3着が計4頭にとどまり、3着内率では「2~5番手」が28.9%でトップとなっている。また、「6~9番手」も3着内率では25.9%と差は僅かだ。「10番手以下」組が前記3グループに好走率で大きな差を付けられていることからも、このコースで上位争いに加わるには、ある程度前のポジションで4コーナーを回る必要がありそうだ。
inyofu 近3走以内の戦績は要チェック!
また、2012年3月から今年7月までに中京・芝2000mで行われた重賞(計7レース)に出走していた馬を対象に、近3走以内のうち直近で出走した芝1800~2400mのレースでの着順別に成績を調べると、優勝馬7頭はいずれも該当したレースで「4着以内」に入っており、3着内率でも「4着以内」の各グループと、「5着以下」の各グループでは、明確な数値の開きがあった。今年の金鯱賞でも、近走で出走していたレースの条件とその着順はしっかりチェックしておきたい。
2012年に中京競馬場がリニューアルされた関係で、【金鯱賞】のデータは少ない。その変わり、中京競馬場での重賞レース傾向としては、【4コーナー時に先頭だった】馬と【近3走以内のうち直近で出走した芝1800~2400メートルのレースで4着以内だった】馬が好走する傾向にあるようだ。

第50回【金鯱賞】登録馬!

inyofu 【登録頭数:22頭】(フルゲート:18頭)
ウインバリアシオン
エアソミュール
オーシャンブルー
ダークシャドウ
サトノノブレス

ラストインパクト
トゥザグローリー
カレンブラックヒル
トウカイパラダイス
サクラアルディート

ラブリーデイ
クランモンタナ
ユールシンギング
レッドデイヴィス
ペルーサ

パッションダンス
ニューダイナスティ
ドコフクカゼ
ルチャドルアスール
カポーティスター

マルカプレジオ
シゲルササグリ

第50回【金鯱賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ウインバリアシオン 2.9
2 エアソミュール 3.3
3 ラストインパクト 4.1
4 サトノノブレス 9.5
5 ラブリーデイ 10.5

第50回【金鯱賞】有力馬は!?

ウインバリアシオン
inyofu 2011年の青葉賞、今春の日経賞とGII・2勝を挙げているほか、GI でも2着が4回あるウインバリアシオン(牡6・松永昌博)。今回のメンバーの中でも実績的に胸を張れる存在だが、前走の宝塚記念(7着)のあとに軽度の屈腱炎を発症して休養に入り、ここは約5か月ぶりの実戦となる。今回は能力をどこまで発揮できるかが最大のポイントだろう。11月28日の1週前追い切りは栗東CWコースで併せ馬を敢行して、6ハロン83秒台、5ハロン66秒台をマーク。一杯に追われて併走馬に先着を果たした。これで息ができてくるようなら、その実力を信頼しても良さそうだ。
ラストインパクト
inyofu 毎日王冠と同じ週に行われた前走の京都大賞典を制したラストインパクト(牡4・松田博資)。陣営は、天皇賞(秋)やジャパンカップに向かわず、この金鯱賞でしっかりと収得賞金の加算を目指すことを選択。11月27日の1週前追い切りは、栗東CWコースで7ハロンの長めから併せ馬を敢行。一杯に追われた今年の桜花賞馬ハープスター(先週のジャパンカップ5着)に対して、本馬は馬なりながら先着を果たしている。目下の調子の良さをアピールするだけでなく、この馬の地力強化を強く印象付けるもので、今回のレースでもかなりの注目を集めそうだ。2戦続けてGII で勝ち負けを演じることができれば、胸を張ってGI に挑めるだろう。
サトノノブレス
inyofu 昨年の菊花賞2着馬サトノノブレス(牡4・池江泰寿)は、前走の天皇賞(秋)で好位追走から直線で伸び負けした印象で8着に敗れたが、勝ち馬のスピルバーグとのタイム差は0秒3で、悲観する内容ではなかった。今年は、初戦の日経新春杯、3走前の小倉記念と、重賞2勝をマーク。別定重賞のGII なら、能力上位と言える存在だ。今回は中4週のローテーションとなるが、前走後の調整過程も順調。11月27日の1週前追い切りは、栗東CWコースで3頭併せの真ん中から鋭く伸びて先着を果たしている。攻め駆けすることを考慮しても、力強い走りだった。前走から一気の変わり身を見せてもおかしくないだろう。

2014年12月6日(土)に中京競馬場で行われる芝2000メートルのGIIレース、第50回【金鯱賞】。 
今年の出走予定馬を見渡すと、GI【有馬記念】に駒を進めそうな競走馬が多数エントリーしている。昨年の【有馬記念】2着馬【ウインバリアシオン】を始め、【ラストインパクト】や【サトノノブレス】は【金鯱賞】をステップに【有馬記念】に向かうだろうと思われる。そのため、この3頭はチェックしといて損は無いだろう。特に注目なのは【ラストインパクト】で、前走【京都大賞典】では重賞2勝目を記録した。レースセンスがあり、どんな競馬にも対応できる器用さがあるので、ここでもいい勝負ができるだろう。

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