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「ワンダーアキュート」6度目の挑戦で有終の美を飾る!【2015年東京大賞典】

9歳馬ワンダーアキュートが東京大賞典に6年連続で出走する。今年で9歳になったが衰えは全く見せておらず、5月には船橋・かしわ記念を制覇。9歳でのGⅠ制覇は史上最高齢である。前走のチャンピオンズカップでも14番人気ながら6着と健闘。そんなワンダーアキュートもこのレース限りでの引退を表明している。6度目の正直で東京大賞典初制覇となるか。そんなワンダーアキュートについてまとめてみた。
馬キュレ

【2014年帝王賞】8歳でも衰え知らず!GⅠ2勝目!

好スタートを決め3番手の好位でレースを進める。4コーナーで早めに先頭に立った断然人気のコパノリッキーを残り200mで外からかわし去り、最後は2馬身差をつける完勝。2012年のJBCクラシック制覇以来、GⅠで2着5回、3着3回と惜しい競馬が続いていたが、ようやく2つ目のビッグタイトルを手に入れた。
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inyofu 武豊騎手 「格別に嬉しいです。何度もこの馬で悔しい思いをしているので僕以上にスタッフの方が嬉しいのではないでしょうか。状態は良かったし、勝つチャンスはあると思っていました。いいスタートが切れて、外枠だったので内の馬の出方を見て、内の2頭が行ったのでいい形になりました。3コーナーから自分でペースを上げていくしぐさを見せたので、あまり抑えずに動いていきました。いつもどんな馬場でも、どんな競馬場でもキッチリ走ってくれる凄い馬です。」
inyofu 佐藤正雄調教師 「本当にホッとしています。パドックでも返し馬でもいつもと変わらぬ感じでした。3番手の外は少し厳しいかと思いましたが、他の馬が行ってくれていくらか楽になりました。最後はこれまでの鬱憤を晴らすような素晴らしい脚でした。今後はひと休みして秋に向かうことになると思います。惜敗続きでしたが、やっと勝てて良かったです。これからも応援をお願いします。」

【かしわ記念】和田騎手との2年ぶりのコンビで復活!9歳でGⅠ制覇!

2013年のフェブラリーS(3着)以来となる和田竜二騎手とのコンビで挑んだ。先頭集団の後ろのほうでじっくりと脚を溜め、3コーナーでベストウォーリアとハッピースプリントが先に抜け出すと、ワンダーアキュートもスパート。直線で粘る2頭の間から切れのある末脚で突き抜け、帝王賞以来の勝利を飾った。
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inyofu 1着ワンダーアキュート(佐藤正雄調教師)「アキュートと和田くんに感謝です。フェブラリーステークスの後は、最近にないくらい順調でした。年齢のことは気になっていましたが、馬体重が508kgまで絞れていて、この数字だと切れる馬なので、もしかしたら、とは思っていました。一番いい位置につけられましたが、あまりに末脚が切れたので驚いています。9歳でも筋肉はまだやわらかいですし、衰えを知りません。この後は帝王賞へ向かいます。この勢いで大井でも頑張りたいです。応援よろしくお願いします」
inyofu (和田竜二騎手)「レースは半信半疑でしたが、状態は良かったですし期待をしていました。とはいえ、正直びっくりしています。いい位置にはつけられましたが、3~4コーナーでズブくなっていました。しかし、直線では他馬の間に入った時に脚色が違ったので行けると思いました。抜け出してから遊んでいるような面もあり、まだ余裕があると思います。最近は奮わないレースが続いていましたが、調教では出来が良いと感じましたし、年齢は気になりませんでした。何とか年齢を覆して、今度はJRAのGIを勝たせてあげたいです。今日は久々にこの馬らしいレースが出来て幸せでした。(帝王賞が行われる)大井は走り慣れていますし、また一緒に頑張りたいです」

【チャンピオンズC】人気薄でも奮闘!6着と健闘!

道中は中団より後ろで脚を溜める。4コーナーで外に進路をとると、直線ではじりじりとゴールまで伸び6着。14番人気ながら健闘を見せた。
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inyofu ▼6着ワンダーアキュート(和田)力を出し切ってくれました。上位とは内と外の差だと思うし、直線エンジンがかかってオッと思ったんだけど…。

【過去の東京大賞典】5年連続出走で2着2回!

ワンダーアキュートは2010年~2014年まで5年連続で東京大賞典に出走している。2011年、当時GⅠ4勝を含む7連勝中だった絶対王者スマートファルコンにハナ差まで猛追し2着、2013年にはJBCクラシック、チャンピオンズカップに続く3戦連続2着になっている。しかし、ここまで勝ち星には至っていない。6回目の挑戦で初優勝を狙う。
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inyofu 2着 ワンダーアキュート(和田竜二騎手) 「あの馬(スマートファルコン)に、あれだけ詰め寄ることが出来ましたし、立派です。今まで大井では結果が出せていませんでしたが、これで(今後の)幅を広げることが出来たと思います」
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inyofu 2着ワンダーアキュート(武豊騎手) 「思い通りの位置取りで、この馬の競馬はできました。勝った馬が強かったです。来年も頑張ります。」

同年の南部杯5着以内なら好走可能!

過去5年の東京大賞典で、同年の南部杯で5着以内に好走していた馬の成績は(1,0,1,1)と好相性。ワンダーアキュートは今年の南部杯は3着で、このデータに当てはまる。9歳馬だが軽視は禁物だ。

6着と健闘した前走を見れば、年齢を感じさせない走りをしていることが容易にわかる。交流重賞であれば掲示板どころか勝ち負けまで十分に狙えるだろう。ここまで47戦13勝、GⅠ3勝。まさに「無事是名馬」である。ライバルたちと数多くの名勝負を演じた大井でワンダーアキュートが有終の美を飾る。

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