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世代交代に待った!!3度目の正直で悲願の制覇【2014年チャンピオンズカップ】レース結果まとめ

昨年までのジャパンカップダートからレース名が変更され、舞台も阪神から中京へ移されて行われた暮れのダート頂上決戦。【チャンピオンズカップ】のレース結果をまとめてみた。
馬キュレ

チャンピオンズカップはホッコータルマエが優勝

inyofu 12月7日、中京競馬場で開催された第11R・チャンピオンズC(GI、ダ1800m)は、好スタートから2番手で競馬を進めた2番人気ホッコータルマエ(牡5、栗東・西浦)が、大混戦となった直線で抜け出すと、外から迫るナムラビクターを振り切り、川崎記念以来となるGI6勝目を挙げた。勝ちタイムは1分51秒0(良)で、鞍上は幸騎手。1番人気に指示されながら、3着に敗れた昨年の雪辱を果たした。半馬身差の2着は8番人気ナムラビクター、2着に3/4馬身差の3着は3番人気ローマンレジェンドが入っている。尚、1番人気に支持されたコパノリッキーは、直線で伸びを欠き12着に敗れている。
inyofu ◆ホッコータルマエ 牡5歳の鹿毛、父キングカメハメハ、母マダムチェロキー(父チェロキーラン)。北海道浦河町の市川ファーム生産、馬主は矢部道晃氏。栗東・西浦勝一厩舎所属。戦績は27戦13勝(うち地方10戦7勝、海外1戦0勝)、重賞10勝(うち地方7勝)。獲得賞金は7億3545万6000円(うち地方3億9380万円)。
道中は2番手でピッタリ折り合ったホッコータルマエ。逃げたクリノスターオーを4コーナーで早々とかわして先頭へ。絶好の手応えで食い下がるローマンレジェンドに、追いすがるナムラビクター。ナムラビクターに半馬身差をつけG1初勝利を飾った。

レース後コメント 幸騎手「直線がすごく長く感じた」

inyofu 「最後は必死に追っていて、直線がすごく長く感じました。前でレースを、と思っていましたが、思った以上に前の位置になりました。ゴール前は他馬が近くにいるのが分かって、本当に必死でした。去年勝たせてあげたかったのですが、やっと中央のGIを勝たせてあげることが出来ました」

関係者コメント

inyofu ホッコータルマエの矢部道晃オーナー(46)=北海土建工業代表取締役社長=は、JRA・GI初制覇に喜びを隠しきれなかった。  「父(元オーナーの幸一さん)は昨年のジャパンカップダート(3着)の直前に(75歳で)亡くなりましたが、JRAでのGI制覇が夢でした。今回、やっとかないました。いろいろな関係者のおかげです」  母・スエさん(75)は夫の遺影を掲げて記念撮影。「本当にうれしい。主人も喜んでくれるでしょう」としみじみと語った。
inyofu 生産者の市川ファームは繁殖牝馬を10頭ほど抱える中規模牧場。かつては重賞3勝のビッグサンデーを輩出した。代表の市川久さん(52)は「最後は声が出ました。去年は悔しい思いをしたけど、きょうは勝てて良かったです」と満面の笑みだ。 当歳は父ストリートセンスの牝馬で、クラブ法人のターファイトクラブで募集中。「まだ残口があるので、よろしくお願いします」とアピールした。

GI初挑戦で2着 ナムラビクター

inyofu 2着 ナムラビクター(小牧騎手)
「惜しかったです。完璧に乗れたのですが、スローペースになってしまったのが誤算でした。それでも馬込みの中で我慢出来たのは収穫です」
序盤は先行グループの直後、馬群の中で折り合いに専念。3角から徐々にポジションを上げ、直線では外に持ち出して、先に抜け出していた2頭を追い詰める。ローマンレジェンドをかわし、小牧が左ステッキを振り下ろしてホッコータルマエに食い下がったが、半馬身差及ばず2着に敗れた。

休み明けでも3着 ローマンレジェンド

inyofu 3番人気ローマンレジェンドは3着。早めにポジションを押し上げて、ホッコータルマエの外から馬体を併せて追い比べに持ち込んだが、もうひと伸びできず、ラスト100メートルでナムラビクターにかわされた。岩田騎手は「勝ちにいく競馬をして、休み明けでもよく走ったけどね。このメンバーにしては(流れが)スローすぎた」と話した。
前走エルムSの1着以来、4カ月半ぶりで挑んだローマンレジェンドが底力を示す3着。先団外めから向正面で徐々に押し上げ、2番手で直線へ。勝ち馬ホッコータルマエにしぶとく食い下がって見せ場をつくった。

3歳牝馬4着と健闘 サンビスタ

inyofu 今年のJBCレディスクラシック覇者で、メンバー中ただ1頭の牝馬だったサンビスタが、15番人気4着に健闘。中団で脚をタメると、馬群を割りながらジリジリと伸びてきた。  松田は「凄く乗りやすかったです。直線に向いたときの手応えも良かったし、ペースが上がったときも、またグッとハミをとってくれた。よく頑張ってくれましたよ」と満足げな表情だった。

伸びきれず12着 コパノリッキー

inyofu GI4勝目はならず。1番人気のコパノリッキーは行き脚がつかず、中団から伸びきれずに12着。今秋のGIで1番人気馬は8連敗となった。田辺騎手は「スタートの遅れは致命的ではなかったけど、行きっぷりが悪かった。馬群で砂をかぶっても問題なかったし、自分のリズムで競馬ができなかったとはいえ、後ろの馬にもかわされてしまって」と不可解な大敗に首をひねる。
inyofu オーナーで、サンケイスポーツの連載「やさしい競馬開運学」でおなじみのDr.コパこと小林祥晃氏は「結果は残念だけど、今回のチャンピオンズカップを盛り上げてくれたのはリッキー。オーナーの風水が足りませんでした」と語った。次走の東京大賞典で巻き返しを狙う。
スタートでつまずき序盤は中団馬群での競馬。3~4角で馬群の外を押し上げて見せ場はつくったが、直線では全く反応せず馬群に沈み、まさかの12着という大敗を喫した。

アンカツのレース回顧

その他着順&コメント

inyofu ▼5着ワンダーアキュート(武豊)思ったより流れが遅かった。しまいに懸ける感じで、この馬も伸びているけど、前が止まらなかった。残念やね。

▼6着ワイドバッハ(蛯名)(馬群の)中を割れると違うと思うが、現状は外に出さないといけない。あのペースの割によく伸びているけど…。

▼7着カゼノコ(秋山)この馬なりの競馬をしました。前が残る展開だったので、もう少し流れてくれれば…。

▼8着クリノスターオー(ムーア)前半は理想的な形で運べたが、1200メートルあたりからプレッシャーをかけられて疲れてしまったみたい。もう少しうまく手前を替えられれば。

▼9着グレープブランデー(北村宏)自分でハナを切って引っ張っていけるタイプじゃないので、2列目でいきました。この馬向きじゃない展開で、よく食らいついていました。

▼10着インカンテーション(大野)外枠だったのもあるけど、リズムが良くなかった。状態は良かったんですけど、1角でロスがあった分、流れに乗れなかった。

▼11着ベストウォーリア(戸崎)スタートでつまずいたね。直線で止まってしまった。距離があるのかも…。

▼13着ニホンピロアワーズ(酒井)積極的な感じでいけたが、早めにこられて3~4角で手応えをなくしてしまいました。

▼14着クリソライト(ビュイック)積極的にいくつもりだったけど、二の脚が鈍くてもまれ込んでしまった。

▼15着インペラティヴ(デザーモ)1角で前が詰まり、馬が戸惑ってしまい、そのままゴールした感じでした。

▼16着ダノンカモン(松山)外枠過ぎて、外々を回らされる形になりました…

ホッコータルマエは、3歳で古馬に挑んだ一昨年のこのレースが3着、昨年は1番人気に応えることができず、またも3着。今年のフェブラリーS2着も含めてJRAのダートGIには、どうしても手が届かなかった。しかし、3度目の正直で初制覇。今後は昨年末から今春と同じく東京大賞典、川崎記念、フェブラリーS、ドバイWCを視野に入れる。逆に1番人気のコパノリッキーは世代交代とは行かなかった。ここで大敗を喫したことが来年の励みになりそうだ。

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