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今年の2歳王者は金?白銀!?第66回【朝日杯フューチュリティステークス】

2014年12月21日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第66回【朝日杯フューチュリティステークス】。
創設以来中山競馬場で行われてきたが、今年から阪神競馬場に舞台を移すことになった。2歳王者決定戦であるこのレースのレース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【朝日杯フューチュリティステークス】の歴史!

inyofu 欧米ではクラシックレース体系の確立に伴い、1786年にイギリスのニューマーケットを皮切りに2歳馬競馬が開催されたのに対し、我が国では1946年秋の東京競馬場で初めて3歳(現2歳)馬競走が行われた。その後、各地の競馬場でも3歳(現2歳)馬競走が行われるようになり、1949年には関東地区における3歳(現2歳)馬のチャンピオン決定戦として『朝日杯3歳ステークス』が創設され、2013年まで中山競馬場を舞台に行われていた。距離については、創設時の芝1100mから1959年に芝1200m(外回り)に延長され、1962年以降は現行の芝1600m(外回り)に定着している。なお、2014年に本競走は競走内容のより一層の充実を図る観点から、開催場を阪神競馬場へ変更された。
inyofu 1971年に混合競走に指定され、外国産馬に門戸が開放された。その後、1991年に牡・せん馬限定となったが、2004年に牡・牝馬限定となり、せん馬の出走が不可となった。また、1995年から中央競馬指定交流競走として、JRAの重賞競走で所定の成績を収めた地方競馬所属馬に出走資格が与えられた。
2歳王者決定戦として長い歴史を持つ【朝日杯フューチュリティステークス】。競走名の【フューチュリティ】とは、英語で【未来・将来・前途】という意味である。

【朝日杯フューチュリティステークス】のレースレコード!

【朝日杯フューチュリティステークス】のレースレコードは、2004年に【マイネルレコルト】が記録した1:33:4である。この記録は昨年まで行われていた中山競馬場でのレースタイムなので、今年からは参考記録になる。

【朝日杯フューチュリティステークス】のレース傾向

inyofu 単勝上位人気馬が好成績
まずは単勝人気別の成績からチェックすると、過去10年の優勝馬のうち「6番人気以下」だったのは、一昨年のロゴタイプだけ。しかし2着には「4番人気以下」から7頭が入っており、伏兵馬の食い込みには今年も注意したいところだ。
inyofu 前走1着馬が優勢
過去10年の優勝馬10頭のうち7頭は、前走でも勝利していた。前走で「1着」だった馬は、2着に5頭、3着に8頭入っており、前走を勝った勢いに乗ってこのレースに臨んできた馬が優勢という傾向になっている。ちなみに、前走「4、5着」の馬で勝利した2頭は、いずれもそのレースが重賞で単勝1番人気に支持されていた。
inyofu 前走からのレース間隔にも要注目
過去10年の優勝馬10頭中5頭は、前走との間隔が「中2週」だった。そのうちの3頭は東京スポーツ杯2歳Sからの臨戦馬だが、今年は同レースとの間隔が「中3週」に変更となっている点は考慮しておきたいところだ。その他では、前走から「中3週」、「中4~8週」で出走してきた馬から3着以内馬が計20頭送り出されている点が目立つ。なお、「中9週以上」のレース間隔で好走したのは、2004年の2着馬ストーミーカフェ、2008年の1着馬セイウンワンダーだけだが、両馬はいずれも前走で重賞を勝利していた。
長い歴史をもつ【朝日杯フューチュリティステークス】だが、今年から阪神競馬場で開催されることになるので、前年までのデータが通用するかは微妙ではあるが、【5番人気以上】で【前走1着】の競走馬が好走するというデータは変わらず信頼できるだろう。

第66回【朝日杯フューチュリティステークス】登録馬!

inyofu 【登録頭数:29頭】(フルゲート:18頭)
セカンドテーブル
タガノエスプレッソ
クラリティスカイ
ペイシャオブロー
アクティブミノル

ブライトエンブレム
コスモナインボール
アルマワイオリ
ケツァルテナンゴ
ジャストドゥイング

ナヴィオン
ワキノヒビキ
アッシュゴールド
ネオルミエール
タガノアザガル

ダノンプラチナ
ペプチドウォヘッド
メイショウマサカゼ
レンイングランド
アドマイヤゴッド

アンビシャス
カプリチオーソ
サトノフラム
シンキングロージス
ダッシングブレイズ

フミノムーン
マリオーロ
ヤマニンマンドール
ラブミークン

第66回【朝日杯フューチュリティステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ダノンプラチナ 3.7
2 アッシュゴールド 3.9
3 ブライトエンブレム 4.3
4 クラリティスカイ 4.6
5 タガノエスプレッソ 9.5
6 ナヴィオン 10.1
7 ネオルミエール 17.9

第66回【朝日杯フューチュリティステークス】有力馬は!?

ダノンプラチナ
inyofu ダノンプラチナ(牡2・国枝栄)は、デビューから3戦続けて1番人気と高い評価を受けてきたディープインパクト産駒。9月6日のメイクデビュー札幌(芝1500m)は1馬身1/2差の2着に敗れたが、その後は東京・芝1600mを舞台に、未勝利→500万下のベゴニア賞と連勝。それぞれ2着馬に4馬身、3馬身と決定的な差をつけての完勝で、評判どおりのハイレベルな走りを披露している。先週の阪神ジュベナイルフィリーズは、出走馬の中で唯一のディープインパクト産駒であるショウナンアデラが優勝。当レースに登録のあるディープインパクト産駒は、収得賞金900万円の本馬と収得賞金400万円で除外の可能性が濃厚なアンビシャスのみ。今週も、先週に引き続いてディープインパクト産駒のGI 制覇があるかもしれない。
アッシュゴールド
inyofu 直線一気の追い込み勝ちを飾った前々走の未勝利(京都・芝1600m)でのレース内容を評価され、前走のデイリー杯2歳Sでは一気の相手強化でも2番人気の支持を受けていた。スタートは互角に出たが、鞍上の池添謙一騎手は後方まで下げて折り合いに専念。最後の直線で外から力強く末脚を伸ばし、先に抜け出した1着馬タガノエスプレッソを1/2馬身差まで追い詰めて、2着を確保した。3~4コーナーでほぼ同じ位置にいた1番人気のナヴィオン(3着)には1馬身1/2差をつけている。ここは勝ち馬のしぶとさを褒めるべきだろう。全兄のオルフェーヴルは、2歳秋の京王杯2歳Sで10着に敗退と気性面での若さを見せていたが、徐々に力をつけながらGI・6勝を挙げた成長型。本馬も一戦ごとに着実なステップアップを遂げている印象がある。2歳王者を決める大舞台で、前走時に先着を許したタガノエスプレッソにリベンジを果たして、頂点に立つ可能性は十分にある。
ブライトエンブレム
inyofu デビュー2連勝で重賞初制覇を飾った前走の札幌2歳Sは、凄みすら感じさせる圧巻のパフォーマンスだった。ゲート内で落ち着きを欠いてスタートで後手を踏み、レース前半は最後方を追走。鞍上の田辺裕信騎手は向正面で外めに持ち出して進出を開始したが、馬群が密集していたため、3~4コーナーでかなり外を回る形になった。それでも最後の直線では大外から一頭だけ次元の違う伸び脚を見せて、楽々と差し切り勝ち。0秒2差の3着に退けたレッツゴードンキが先週の阪神ジュベナイルフィリーズで2着に食い込んでおり、決してメンバーに恵まれたわけでもない。スタートでの出遅れなど課題は残るものの、末脚の破壊力は文句なしに一級品。向正面からスタートして、3~4コーナーが緩やかなカーブで、直線が長い阪神・外回りの芝1600mは、ぴったりの舞台。力と力の勝負は望むところだろう。
クラリティスカイ
inyofu 記念すべき第1回の優勝馬となった前走の新設重賞・いちょうSは、能力の高さがストレートに伝わる文句なしの勝ち方だった。12頭立ての5枠6番から好スタートを決めて、4番手のインという絶好のポジションをキープ。抜群の手応えで最後の直線を向き、前を走る2頭の外に持ち出されると、一気に加速。あっという間に先頭へ躍り出て、2着馬ネオルミエールに2馬身のセーフティーリードを保って悠々と1着でゴールインした。1分33秒5の2歳コースレコードをマークしたが、まだまだ余力十分。目一杯に追われていれば、さらに速い優勝タイムを記録していたはずだ。今回と距離は異なるものの、前々走の未勝利(阪神・芝1800m)を1分46秒8の好タイムで優勝しており、阪神・芝の外回りコースに対する適性も実証済み。2歳チャンピオンへ向けて、期待は高まるばかりだ。

2014年12月21日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第66回【朝日杯フューチュリティステークス】。
2歳王者を決めるレースだけあって、既に重賞を制覇した競走馬から、急激に頭角を現してきた競走馬まで、数多くの素質馬が集った。その中でも注目なのが、【オルフェーブル】と【ドリームジャーニー】の全弟である【アッシュゴールド】と、今年の【ディープインパクト産駒】の中でも高い完成度を誇る【ダノンプラチナ】だろう。今年の2歳王者は金か白銀か、それとも?来年のクラシック戦線をうらなう意味でも注目のレースである。

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