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年末恒例のグランプリ!今年は超豪華メンバーが集まった!第59回【有馬記念】

2014年12月28日(日)に中山競馬場で行われる芝2500メートルのGIレース、第59回【有馬記念】。
言わずと知れた、今年一年を締めくくる夢のグランプリであるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【有馬記念】の歴史!

inyofu 1956年に本競走の前身である『中山グランプリ』が創設された。当時、暮れの中山競馬は中山大障害が最大の呼び物であったが、東京競馬場の日本ダービーと比較すると華やかさに欠けていたことから、当時の理事長でもあった有馬頼寧が、中山競馬場の新スタンド竣工を機に、暮れの中山競馬にも日本ダービーに匹敵する大レースをと提案し、当時としては他に例を見ないファン投票による出走馬の選定方法を用い、芝・内回りコースの2600mで行われた。
inyofu ところが、第1回の成功の興奮が冷めやらぬ翌1957年1月9日、創設者である有馬理事長が急逝したため、同氏の功績を称え、競馬の発展に尽力した同氏の名前をとり『有馬記念』と改称された。
inyofu その後、1960年に芝・外回りコースに変更されたのち、1966年から芝・内回りの2500mに変更され現在に至っている。本競走は、創設時から変わることなく中山競馬場を舞台に行われ、中央競馬の一年を締めくくるレースとして定着。幾多の名馬たちが中央競馬の歴史に語り継がれる名勝負を繰り広げてきた。
年末の風物詩として定着した【有馬記念】は、馬券の売上でも日本一を誇り、1996年度には世界の競馬史上最高額の875億円を売り上げ、ギネス世界記録に認定登録された。

【有馬記念】のレースレコード!

【有馬記念】のレースレコードは、2004年に【ゼンノロブロイ】が記録した2:29:5である。【ゼンノロブロイ】は、同一年に秋季開催で行われる古馬GI【天皇賞(秋)】・【ジャパンカップ】・【有馬記念】全てに優勝し、1億円の特別褒賞金を獲得した。

【有馬記念】のレース傾向

inyofu 勝ち馬は3~5歳から
まず、過去10年の年齢別成績から見ていくと、勝ち馬10頭は「3~5歳」馬から出ており、その中でも「4歳」馬が連対率・3着内率を含めた好走率で頭ひとつ抜け出した数値をマークしている。また、「7歳以上」の馬が3着内率で「3歳」馬と「5歳」馬を上回る数値を残している。優勝争いは「5歳以下」の馬が中心となっているが、「7歳以上」のベテラン勢の食い込みにも注意したいところだ。
inyofu 出走各馬の春の実績に目を光らせろ!
次に、各年齢の好走馬に傾向がないか調べてみると、過去10年で有馬記念に出走した3歳馬の春のクラシック(桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー)での最高着順に大きな特徴があり、3歳で連対した6頭すべてに春のクラシックを優勝した経験があった。また、「4歳以上」の馬については、同年の産経大阪杯、天皇賞(春)、宝塚記念での最高着順別に成績を調べると、優勝馬7頭はその3レースのいずれかに出走しており、そのうち6頭がそのレースで「1、2着」に入っていた。年齢に関係なく、夏以降に成長を遂げた馬よりも、春シーズンからすでに高い実績を残していた馬の方が好走する可能性が高いようだ。
inyofu 2走以内のレースと着順に注目
過去10年の出走馬について、近2走以内に出走した牝馬限定を除くGI・JpnI、GII・JpnII での最高着順別に成績をまとめると、優勝馬10頭は該当するレースで3着以内に入っていた。なかでもそのレースで優勝していた馬は好走率でトップに立っている。近走で出走したレースの条件や格、着順には是非とも注目してみたい。
inyofu 優勝馬の直近の成績に特徴が?
過去10年の優勝馬10頭について、直近で出走した芝2200m以上のレースでの着順別に成績を調べると、10頭すべてが芝2200m以上で行われた同年秋の国内外のGI レースか、GII で3着以内に入っていた。直近で出走した芝中長距離路線のレースの着順や、レースの格についてもチェックしておきたいところだ。
【有馬記念】のレース傾向では、既に実績が多く、同一年でGIを制覇したり入賞したりしてる競走馬が好走する傾向にあるようだ。だが、年末のグランプリだけあって実績馬が多く集まるので、それらの条件を満たしていない競走馬の方が少ないかもしれない。

第59回【有馬記念】枠順

inyofu 1枠1番 トーセンラー(牡6、栗東・藤原英) 武豊
1枠2番 ヴィルシーナ(牝5、栗東・友道) 内田

2枠3番 ワンアンドオンリー(牡3、栗東・橋口) 横山典
2枠4番 ジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂) 戸崎

3枠5番 ラキシス(牝4、栗東・角居) C.デムーロ
3枠6番 トゥザワールド(牡3、栗東・池江) W.ビュイック

4枠7番 ラストインパクト(牡4、栗東・松田博) 菱田
4枠8番 メイショウマンボ(牝4、栗東・飯田) 武幸

5枠9番 ウインバリアシオン(牡6、栗東・松永昌) 藤岡康
5枠10番 フェノーメノ(牡5、美浦・戸田) 田辺

6枠11番 サトノノブレス(牡4、栗東・池江) 池添
6枠12番 デニムアンドルビー(牝4、栗東・角居) 浜中

7枠13番 エピファネイア(牡4、栗東・角居) 川田
7枠14番 ゴールドシップ(牡5、栗東・須貝) 岩田

8枠15番 ジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝) 福永
8枠16番 オーシャンブルー(牡6、栗東・池江) 蛯名

有馬記念 出走馬まとめはこちら↓

第59回【有馬記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ジャスタウェイ 3.2
2 ゴールドシップ 3.5
3 エピファネイア 3.6
4 ラストインパクト 12.4
5 フェノーメノ 12.7
6 ジェンティルドンナ 15.5
7 ウインバリアシオン 20.4
8 ワンアンドオンリー 22.2

第59回【有馬記念】

世界最強馬!【ジャスタウェイ】
inyofu ジャスタウェイ(牡5・須貝尚介)も、今回の有馬記念がラストランとなる。昨年の天皇賞(秋)で2着馬ジェンティルドンナに4馬身差の圧勝劇を演じて一気にブレイク。5歳の今年は、壮行レースに選んだ中山記念を3馬身1/2差で完勝し、国際G1・ドバイデューティフリー(メイダン・芝1800m)も2着馬に6馬身1/4差をつけて圧勝。ロンジンワールドベストレースホースランキングで1位(130ポンド、2014年1月1日~11月9日)の評価を受け、その座をキープしている。そして、帰国初戦となった安田記念では不良馬場を克服。直線で力強い末脚を発揮して差し切り勝ちを収め、貫禄を示した。この秋は、大目標であった国際G1・凱旋門賞こそ8着に敗退したが、前走のジャパンカップでは勝ち馬のエピファネイアから4馬身離されながらも、きっちりと2着を確保。天皇賞(秋)優勝馬スピルバーグ(3着)や3連覇に挑んだジェンティルドンナ(4着)に先着を果たし、あらためて能力の高さをアピールした。過去の勝ち鞍はいずれも芝2000m以下のレースだけに、今回の中山・芝2500mはベストの舞台とは言えないかもしれないが、ジャパンカップ2着の内容からも克服は可能だろう。
GI5勝!【ゴールドシップ】
inyofu ゴールドシップ(牡5・須貝尚介)は、3歳時の2012年に出走した有馬記念で、勝負どころから馬群の外をまくって進出、最後の直線で力強い伸び脚を繰り出して差し切るという豪快な戦法で優勝した。同年には皐月賞、菊花賞も制しており、JRA賞最優秀3歳牡馬に選出されている。また、2013年・2014年と、上半期のドリームレース・宝塚記念を2年連続で優勝。GI レース通算5勝をマークし、重賞9勝という実績は、現役屈指の存在と言えるだろう。今回は、10月の国際G1・凱旋門賞(ロンシャン・芝2400m、14着)から帰国して最初の一戦となるが、十分に調整期間があったため、調教の動きはここにきてひと追いごとに良化している。野芝に洋芝をオーバーシードした状態のパワーを要する馬場への適性は高い馬。本馬に向いたベストの舞台に登場する今回は、身上とする豪快な末脚発揮が期待されるところだ。
前走ジャパンカップ圧勝!【エピファネイア】
inyofu エピファネイア(牡4・角居勝彦)は、豪華メンバーがそろった今年のジャパンカップを4馬身差で圧勝。昨年の菊花賞に次ぐ2度目のGI 制覇を達成した。このレースで初めて手綱を取ったC.スミヨン騎手が懸命に折り合いをつけて、道中は好位を追走。4コーナーを絶好の手応えで回って鞍上がゴーサインを出すと、一気にスパート。後続馬との差をあっという間に広げ、そのまま先頭でゴールを駆け抜けた。レース当日の芝コースは良馬場発表ながら、前日の雨で水分を含んだ馬場コンディションであったことを考えれば、走破タイムの2分23秒1は非常に優秀。レースキャリアがまだ12戦と浅いだけに、今後の活躍がますます楽しみになった。今回は中山・芝コースに替わるが、昨年の3歳クラシック第1弾・皐月賞では直線で切れ味鋭い末脚を披露し、勝ち馬のロゴタイプから1/2馬身差の2着と連対を確保しているだけに、問題なく対応できるだろう。グランプリでさらにGI の勲章を増やして、国内最強の座を不動のものとしたいところだ。
2014年12月28日(日)に中山競馬場で行われる芝2500メートルのGIレース、第59回【有馬記念】。
今年は例年以上の超豪華メンバーが集まり、どの競走馬が勝ってもおかしくない有力馬が集まっている。更に、【有馬記念】をラストランに選んだ競走馬は【ジャスタウェイ】【ジェンティルドンナ】【ヴィルシーナ】【トーセンラー】と非常に多い。どの競走馬が勝つにしろ、見ごたえがあるレースになるのは間違いないだろう。

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