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【2015年弥生賞】好時計連発で文句無し!シャイニングレイ

数々の名馬を輩出し“出世の登竜門”と言われたラジオNIKKEI杯2歳Sが、昨年から中山開催の『ホープフルS』と改まりGⅡに昇格した。その記念すべき第1回の覇者がシャイニングレイ。同じ中山2000mのGⅡ・弥生賞で人気になることは間違いないが、果たしてその真意とは? シャイニングレイについてまとめた。
馬キュレ

実はあのダービー馬の血を引く血統

まず、シャイニングレイの血統について見てみよう。以下がシャイニングレイの血統である。

父は言わずと知れたリーディングサイアー・ディープインパクト、母がシェルズレイで母父にクロフネを従えている血統。新馬戦時の馬体重512キロは、ディープインパクト産駒の中では特に大きいと言えるだろう。
しかしここで注目してほしいのは、母母父に1993年の日本ダービー馬であるウイニングチケットがいることである。当時のこの世代はナリタタイシン・ビワハヤヒデと共に『BNW3強』と呼ばれたが、いずれも種牡馬として大成できなかった。
ウイニングチケットの父・トニービンもリーディングサイアーを獲得した種牡馬にもかかわらず、今やその血は産駒のジャングルポケットの血ぐらいでしか残っていない。母系はフローリスカツプより続く日本従来の牝系であり、スペシャルウィークやウオッカなどの活躍馬を多く出している牝系のため、シャイニングレイの活躍への願望と期待が入り混じる。

弥生賞のジンクスを破れるか?!

過去10年間の弥生賞に共通するジンクスに、シャイニングレイにとってマイナスともなるものがある。
実は弥生賞では、キャリア3戦未満での勝利は1回のみ。ベルラップは2戦しかしておらず、少々心細い。2012年の弥生賞でも、2戦無敗で1番人気に支持されたアルフレードは8着に敗れた。
しかし、2005年弥生賞のディープインパクトのように、絶対的な強さを持っていればこのジンクスは打ち破ることも可能。圧倒的なパフォーマンスに期待したいところだ。
そして弥生賞には、前走までの連対率が5割以上の1番人気馬が勝つ固いレースでもあるため、そこもシャイニングレイには強味と言える。

1週前追い切りと最終追い切りは…?

4日、シャイニングレイの最終追い切りが行われた。そのタイムとともに、1週前追い切りのタイムも併記しておく。
(1週間前) 坂路 良
4F 50.8-37.5-13.3

(最終) 助手 坂路 良

4F 55.5-12.2
inyofu 「先週の時点で体は仕上がっていたので今朝は乗り手とのリズムを重視した。反応も良く満足のいく動きだった。本当の課題は苦しくなった時に見えてくるけど、現時点ではそれを見せていないからね」
inyofu 「先週の時点で体は仕上がっていたので今朝は乗り手とのリズムを重視した。反応も良く満足のいく動きだった。本当の課題は苦しくなった時に見えてくるけど、現時点ではそれを見せていないからね」

今までのレースっぷり

シャイニングレイのデビュー戦は、5回京都2日目(11月9日)のメイクデビュー(芝2000m)だった。
2番人気で迎えたレースは、スタートからハナを主張するも、より積極的に動いたクロイツェルに譲って2番手。しかし3コーナーの入りから先頭に立つと、そのまま後続を突き放してゴールした。タイムは2.04.1で、上がり3ハロンは34.4。逃げと同等の先行のレースをして、2歳でこの末脚は立派と言うしかない。
以下、主戦の川田将雅騎手のコメント。
inyofu 「前に行くつもりはありませんでしたが、他馬が行かなかったので前へ。物見をしていたものの並んでからは落ち着いて、直線でも手を少し動かしただけで勝つことが出来ました。いい内容のレースでしたし、これから楽しみな馬です」
川田騎手のコメントからも、シャイニングレイがどれだけの素質を持っているかが窺い知れる。
次走は皐月賞・弥生賞と同じ舞台である中山競馬場2000mで開催されるホープフルS(GⅡ)。前走の圧倒的な勝ちっぷりから、キャリア1戦のみの、加えて重賞初挑戦にもかかわらず2番人気に支持された。
https://www.youtube.com/watch?v=xTk0IW8n0XI
道中は4番手に控えるレース展開。そして直線に入ると一気に脚を伸ばし、先頭に立って後続を寄せ付けない横綱相撲をして見せた。 川田騎手と高野友和調教師はこう述べている。
inyofu 川田騎手「2戦目でこの相手によく走ってくれました。無事に行って欲しいです」 高野師「馬は繊細な生き物ですから、2戦目や遠征など心配は色々ありましたが、杞憂でした。精神的な対応力があるので、今後は武器になると思います。クラシックという大きな目標はありますが、今後は未定です」
阪神開催だったラジオNIKKEI杯2歳S時代は、ここ数年でも優勝馬にヴィクトワールピサ・エピファネイア・ワンアンドオンリーといった名馬を輩出しており、クラシックはもとより今後のGⅠ戦線に大きく影響するため“出世の登竜門”と言われた。それが今年は舞台が中山競馬場へ変わり、GⅡに昇格し、名前も『ホープフルS』として再スタートを切った。その記念すべき第1回覇者に輝いたシャイニングレイは、今後のこのレースの位置付けの試金石ともなる。
コース自体は弥生賞や皐月賞と同条件であり、強い馬が順当に勝つ弥生賞の固い傾向であれば、シャイニングレイは明らかに他馬より勝っている。ここを制して、クラシックへ名乗りを上げたいところだ。

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