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牝馬クラシック三冠に向けて羽ばたけ!第31回【フェアリーステークス】

2015年1月12日(月)に中山競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、第31回【フェアリーステークス】
2009年から1月に行われるようになり、3歳牝馬がクラシック戦線への飛躍をかけて争う一戦となったこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【フェアリーステークス】の歴史!

inyofu 1984年に創設された『テレビ東京賞3歳牝馬ステークス』が本競走の前身で、1994年に現在のレース名『フェアリーステークス』に変更された。創設当初は暮れの中山競馬場・芝1600m(外回り)で行われていたが、1991年に芝1200m(内回り)に短縮され、スプリント指向の3歳(現2歳)牝馬に新たな活躍の舞台が設けられた。
inyofu さらに、2009年から1月上旬に移設のうえ、距離が1600m(外回り)に延長されたことにより、1月のフェアリーS→2月のデイリー杯クイーンC→3月の桜花賞各トライアルレースという春の3歳牝馬クラシック路線が編成された。
inyofu 競走条件は、1993年に混合競走となり外国産馬にも門戸が開放された。また、1996年からは中央競馬特別指定交流競走として地方馬は2頭まで出走が認められたのち、2002年から出走枠が3頭に拡大された。さらに2009年に国際競走に指定され、外国馬が8頭まで出走可能となり、地方馬の出走枠は2頭に変更された。また、グレード表記は、2007年の日本のパートI 国昇格に伴いJpnIII に変更されたが、国際競走に指定された2009年より国際格付けのGIII に改められた。
3歳牝馬限定の重賞として、牝馬クラシック路線を目指す競走馬にとって登竜門的な位置づけとなった【フェアリーステークス】。競走名の【フェアリー】とは、英語で【妖精】のことで、神話や伝説に登場する気まぐれで、人間と神の中間的な存在の総称。主に羽を持つ小さな少女の姿で表現される。

【フェアリーステークス】のレースレコード!

【フェアリーステークス】のレースレコードは、2011年に【ダンスファンタジア】が記録した1:33.7である。【ダンスファンタジア】はその後、25戦したが一度も勝てず引退した。デビュー時は期待されてただけに残念である。

【フェアリーステークス】のレース傾向

inyofu 初勝利時の単勝人気に注目
過去6年の出走馬の、初勝利を挙げたレースでの単勝人気別に成績をまとめると、優勝馬6頭中5頭が初勝利時に「1番人気」に支持されていた。初勝利時に「2~9番人気」だった馬は60頭が出走して優勝0回2着1回と不振傾向にあるのに対し、初勝利時に「10番人気以下」だった馬の出走は5頭と少ないものの、優勝馬と2着馬が1頭ずつ送り出されている。
inyofu 近2走の成績もチェック
過去6年の出走馬の、近2走で出走した芝のレースでの優勝の有無、また、優勝していた場合は、その勝利が通算何勝目にあたるかを調べたところ、「近2走以内に芝のレースで通算2勝目を挙げていた」馬の成績が良いことがわかった。また、それに続くのも「近2走以内に芝のレースで初勝利を挙げていた」馬となっている。近2走以内に芝のレースで勝ち星があるかどうか、また、その勝ち星が通算何勝目にあたるのかをチェックすると面白いだろう。
inyofu 直近で優勝したレースの距離が重要?
過去6年の優勝馬6頭はすべて、直近で優勝したレースが「芝1600~1800m」のレースだった。特に、ここ4年は「芝1600m」のレースを優勝していた馬が勝利を飾っており、マイル実績という点が、大いにクローズアップされる傾向にあるようだ。
【フェアリーステークス】のレース傾向では、【初勝利時に1番人気だった】【近2走以内に芝のレースで勝ち星がある】【直近で優勝したレースが芝1600m】の条件を満たしている競走馬が好走する傾向にある。はたして今年の出走馬にその条件を満たしている競走馬はいるのだろうか?

第31回【フェアリーステークス】登録馬!

inyofu 【登録頭数:19頭】(フルゲート:16頭)

オーミアリス
トーセンラーク
コートシャルマン

以下、抽選対象馬(13/15)

アドマイヤピンク
エヴァンジル
カービングパス
ギンザヴィクトリア
クイーンズターフ

テンダリーヴォイス
トラストレイカ
トロピカルガーデン
ナイアガラモンロー
ノットフォーマル

ハナズプルメリア
マラケシュ
メイショウメイゲツ
ヤマタケマツリ
ローデッド

以下、除外対象馬

アイライン

第31回【フェアリーステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 コートシャルマン 2.7
2 カービングパス 4.2
3 テンダリーヴォイス 5.3
4 トーセンラーク 6.7
5 オーミアリス 8.9

第31回【フェアリーステークス】有力馬は!?

【初勝利時に1番人気だった】【近2走以内に芝のレースで勝ち星がある】コートシャルマン
inyofu ハーツクライ産駒のコートシャルマン(牝3・松永幹夫)は、半兄に2012年の安田記念優勝馬ストロングリターン(父シンボリクリスエス)、半姉に2013年の桜花賞2着馬レッドオーヴァル(父ディープインパクト)を持つ、厩舎期待の良血馬。単勝オッズ1.4倍の圧倒的な1番人気の支持を受けて登場した7月6日のメイクデビュー中京(芝1400m)では、素晴らしい切れ味を発揮して初陣勝ち。2戦目の500万下・りんどう賞(京都・芝1400m)でも、最後の直線で馬群の外に持ち出されると、目の覚めるような末脚を披露して2連勝を達成。前評判に違わぬ能力の高さを示した。3番人気の支持を受けた前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは、道中でうまくスタミナを温存できなかったことで、身上の末脚を発揮できず10着と大敗を喫した。しかし、レース後は疲れもなく、この中間の調教でも引き続き軽快なフットワークを見せて好調をアピールしているだけに、今回初参戦となる中山・芝1600mが舞台でも巻き返しは十分に可能だろう。重賞初制覇のチャンス到来だ。
【初勝利時に1番人気だった】【近2走以内に芝のレースで勝ち星がある】カービングパス
inyofu ハービンジャー産駒のカービングパス(牝3・藤沢和雄)は、母に2003年の京都牝馬S優勝馬ハッピーパスを持つ、厩舎ゆかりの良血馬。母は、3歳時の2001年にクイーンC2着→フィリーズレビュー2着→桜花賞4着→オークス7着とクラシック路線を歩んだが、この馬も、8月10日のメイクデビュー札幌(芝1500m)を鮮やかな末脚で制し、素質と完成度の高さをアピールしている。前走の500万下・赤松賞(東京・芝1600m)では、ゴール前のひと伸びを欠き1番人気の支持に応えることはできなかったが、3着を確保。勝ち馬のディアマイダーリンとのタイム差はわずかに0秒1で、約3か月半の休み明けだったことを考慮すれば、次につながる内容と判断してもいいだろう。この中間は美浦坂路で軽快なフットワークを披露しており、実戦を一度使われた効果がうかがえる。今回は重賞初挑戦になるが、素質では互角以上の存在と思えるだけに、重賞タイトル獲得のシーンが期待される。
【初勝利時に1番人気だった】テンダリーヴォイス
inyofu テンダリーヴォイス(牝3・萩原清)は、6月22日にメイクデビュー東京(芝1600m)を快勝、2戦目の500万下・アスター賞(新潟・芝1600m)でも勝ち馬のコスモナインボールからクビ差の2着に好走しているように、早い時期から能力の高さを見せていたディープインパクト産駒。前々走のアルテミスSは10着と大敗を喫したが、巻き返しを期した前走の500万下・赤松賞では、好位追走から上がり3ハロン33秒8(推定)の末脚を繰り出して2着に好走。勝ち馬のディアマイダーリンとはハナ差の接戦で、勝ちに等しい内容と言っていいだろう。今回は初めて右回りコースに出走するが、レースセンスの良さと器用さを備えているだけに、問題なく対応できるだろう。中間の調教でもはつらつとした動きを続けており、好勝負が期待できる。

2015年1月12日(月)に中山競馬場で行われる芝1600メートルのGIIIレース、第31回【フェアリーステークス】
今年もクラシック候補が多く集まり、群雄割拠の様相を呈しているが、【コートシャルマン】【カービングパス】【テンダリーヴォイス】の3頭に人気が集中している。中でも注目は、【ハービンジャー産駒】の【カービングパス】であろう。デビュー戦は難なく勝利したが、次走【赤松賞(500万下)】では上がり最速タイの脚を披露するも3着に終わった。しかし、まだまだポテンシャルの底が見えない期待の良血馬であり、舞台となる中山競馬場も血統的には向いているだろう。

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