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波乱の決着が多いハンデキャップ重賞!第62回【日経新春杯】

2015年1月18日(日)に京都競馬場で行われる芝2400メートルのGIIレース、第62回【日経新春杯】。
波乱の決着も多いハンデキャップ重賞であり、GIクラスで好走してきた実績馬から、ハンデの軽い新興勢力まで、さまざまなタイプの馬に優勝のチャンスがあるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【日経新春杯】の歴史!

inyofu 1954年に5歳(現4歳)以上・ハンデキャップの重賞競走として創設された『日本経済新春杯』が本競走の前身で、当時は京都競馬場の芝2400m(外回り)で行われていた。その後、1979年に現在のレース名である『日経新春杯』に改称された。
inyofu 競走条件は、1981年に別定重量に変更されたのち、1987年に芝2200m(外回り)に短縮されたが、1994年に再びハンデキャップ競走となり、翌1995年に芝2400m(外回り)へ距離を延長と創設当初の条件に戻され現在に至っている。また、1990年から混合競走に指定され、外国産馬の出走が認められた。さらに、2006年からは国際競走となり外国馬は4頭まで出走可能となったが、翌2007年の日本のパートI 国昇格に伴い外国馬の出走枠が8頭に拡大された。さらに、2015年から本競走の出走可能頭数が拡大されたことにより、外国馬の出走枠も9頭に変更された。
年明け後に関西圏で最初に迎える芝のGII競走であり、春季の中・長距離路線を見据えた競争馬が起点とする競走の一つになっている【日経新春杯】。同時期開催の【アメリカジョッキークラブカップ】や【京都記念】が別定重量であるのに対し、当競走はハンデキャップ競走と差別化が図られている。

【日経新春杯】のレースレコード!

【日経新春杯】のレースレコードは、2012年に【トゥザグローリー】が記録した2:23.7である。【トゥザグローリー】は、2014年12月11日付けで競走馬登録を抹消され、引退後は北海道浦河郡浦河町のイーストスタッドで種牡馬となる予定である。

【日経新春杯】のレース傾向

inyofu 若い馬が圧倒的に優勢
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は「5歳以下」の馬だった。一方、「6歳以上」の馬は3着内率5.8%と苦戦しており、「8歳以上」の馬は好走例がない。比較的若い馬を重視すべきレースと言えそうだ。
inyofu 京都コースの芝中長距離に実績のある馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースにおいて3着以内となった経験がある馬だった。一方、その経験がなかった馬は優勝例がなく、3着内率も6.3%にとどまっている。過去の戦績を比較する際は、前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースで好走した経験がある馬を高く評価すべきだろう。
inyofu GI の出走経験も重要
過去10年の3着以内馬30頭中20頭は、JRAのGI・JpnI に出走経験のある馬だった。一方、出走経験のなかった馬は3着内率15.4%とやや低調な成績に終わっている。これからビッグレースへの参戦を目指す馬よりも、既にJRAのGI に出走した経験のある馬の方が信頼できるようだ。
【日経新春杯】のレース傾向では、【5歳以下】【前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースにおいて3着以内となった経験がある】【JRAのGIに出走した経験あり】の競走馬が好走する傾向にある。また、牝馬の出走は過去10年で延べ13頭にとどまっているが、うち5頭が3着以内に入っているので、牝馬にも注目したい。

京都芝2400mのコース分析はこちら↓

第62回【日経新春杯】出走馬!

inyofu 馬名 性齢 負担重量 騎手名 調教師名
アクションスター 牡5 54.0kg 小牧 太 音無 秀孝(栗東)
アドマイヤデウス 牡4 55.0kg 岩田 康誠 橋田 満(栗東)
アドマイヤフライト 牡6 56.0kg 藤岡 佑介 橋田 満(栗東)
コウエイオトメ 牝7 51.0kg 北村 友一 松元 茂樹(栗東)
コスモロビン 牡7 55.0kg D.バルジュー 清水 英克(美浦)
サトノノブレス 牡5 58.0kg 池添 謙一 池江 泰寿(栗東)
ゼンノルジェロ 牡7 53.0kg 熊沢 重文 飯田 祐史(栗東)
タマモベストプレイ 牡5 57.0kg 津村 明秀 南井 克巳(栗東)
ダコール 牡7 57.0kg 福永 祐一 中竹 和也(栗東)
トウシンモンステラ 牡5 54.0kg 武 豊 村山 明(栗東)
ハギノハイブリッド 牡4 55.0kg 秋山 真一郎 松田 国英(栗東)
ビービートレイター 牡5 54.0kg 四位 洋文 吉村 圭司(栗東)
フーラブライド 牝6 55.0kg 酒井 学 木原 一良(栗東)
ホーカーテンペスト 牡6 55.0kg 浜中 俊 藤沢 和雄(美浦)
ムーンリットレイク 牡7 56.0kg C.デムーロ 加藤 征弘(美浦)
メイショウカンパク 牡8 56.0kg 幸 英明 荒川 義之(栗東)
メイショウサミット 牡9 50.0kg 荻野 琢真 高橋 義忠(栗東)
ヴィクトリースター 牡7 52.0kg 太宰 啓介 吉村 圭司(栗東)

第62回【日経新春杯】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 サトノノブレス 3.0
2 トウシンモンステラ 3.9
3 タマモベストプレイ 4.5
4 ハギノハイブリッド 7.1
5 アドマイヤデウス 11.6

第62回【日経新春杯】有力馬は!?

【5歳以下】【前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースにおいて3着以内となった経験がある】【JRAのGIに出走した経験あり】サトノノブレス
inyofu 4歳時の昨年は、日経新春杯と小倉記念を優勝し、前々走の金鯱賞でも勝ち馬のラストインパクトから0秒2差の2着に好走。GI では好結果を残すことができなかったものの、GII・GIII なら一枚上の実力を持っている馬だ。ディープインパクト産駒は瞬発力に秀でたタイプが多いが、本馬は、追われてからエンジンが掛かるまでに時間を要するタイプ。それだけに、坂の下りを利用して加速できる京都・芝の外回りコースを得意としており、これまで4戦して、2013年の菊花賞2着を含む〔2・1・0・1〕の成績をマークしている。本レース連覇を狙う今年は58キロのトップハンデを負担。瞬発力を武器とするタイプに屈することのないように、早めのスパートで、持続力がある末脚を活かせる流れに持ち込みたい。
【5歳以下】【前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースにおいて3着以内となった経験がある】トウシンモンステラ
inyofu トウシンモンステラ(牡5・村山明)は、前走の1600万下・ディープインパクトC(京都・芝2400m)を優勝してオープンクラス復帰を果たした。今回は約3か月ぶりの実戦となるが、8日に栗東CWコースで行われた1週前追い切りでは併走馬に先着して、軽快な動きを見せた。力を出せる状態でレースを迎えられそうだ。
【前年の年明け以降に京都・芝2000m以上のレースにおいて3着以内となった経験がある】【JRAのGIに出走した経験あり】【牝馬】フーラブライド
inyofu 一昨年に続いての連覇を目指した前走の愛知杯は、3番人気の支持を受けたものの6着に敗退。上位馬とは瞬発力の差で敗れた印象だが、50キロの軽ハンデで優勝した一昨年と違い、実績を積んだ昨年は56キロのトップハンデ。勝ち馬のディアデラマドレから0秒4差なら及第点の内容と言っていいだろう。今回の舞台となる京都・芝コースの成績は〔1・0・1・2〕と、数字の上では目立たないが、前々走のエリザベス女王杯では勝ち馬のラキシスから0秒3差の4着、昨年の本レースでは勝ち馬のサトノノブレスから0秒2差の3着と、重賞で差のない結果を残している。昨年の本レースでは52キロだったハンデが、今年は3キロ増となる55キロ。これを克服できるかどうかがポイントになるだろう。

2015年1月18日(日)に京都競馬場で行われる芝2400メートルのGIIレース、第62回【日経新春杯】。
2010~2012年の勝ち馬はいずれも2番人気以内の馬であり、昨年も2番人気【サトノノブレス】が勝利していることから、ハンデキャップ重賞といえど実力馬が結果を残す傾向にある。昨年の覇者【サトノノブレス】は、現時点で1番人気であり、58キロのトップハンデを負担することになるが、実力では他の出走馬に比べて1枚上手であろう。また、京都・芝2400mのレースにおいて入賞を逃したことがない【トウシンモンステラ】や、ハンデで優位に立てる牝馬【フーラブライド】も要注目である。

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