TOP > レース > 続々と新星誕生【2015年京成杯&日経新春杯】レース結果まとめ
レース

続々と新星誕生【2015年京成杯&日経新春杯】レース結果まとめ

2015年春GIにつながる重賞レース第55回京成杯&第62回日経新春杯のレース結果を振り返ってみた。
馬キュレ

京成杯優勝はベルーフ

inyofu 1月18日、中山競馬場で開催された第11R・京成杯(GIII、芝2000m)は、後方待機策に徹した3番人気ベルーフ(牡3、栗東・池江)が、抜群の手応えで直線を向かえると、大外から強烈な末脚で追い込みを図り、先に抜け出したブラックバゴ、内から伸びたクルーガーをゴール前でハナ差交わし大混戦を制した。勝ちタイムは2分2秒3(良)で、鞍上は川田騎手。ハナ差の2着は1番人気ブラックバゴ、2着にクビ差の3着は6番人気クルーガーが入っている。
inyofu ▽【ベルーフ】
父ハービンジャー
母レクレドール
母父サンデーサイレンス
通算4戦3勝
道中は中団を追走。川田は行く気にはやる若駒をなだめながら運んだ。4コーナー入り口で進路が狭くなり、いったん控えるシーンもあったが、すぐに立て直すと大直線では大外へ進路を取り一気に加速。メンバー最速タイの上がり3F34秒8の末脚で差し切った。

レース後コメント 川田騎手「楽な展開ではなかった」

inyofu 「まずはレースを無事に終えられたことにホッとしました。流れ的に苦しい位置になり、楽な展開ではなかったのですが、がんばってくれました。力があります。もともといい馬で、これまで精神面の幼さが出てしまっていたのですが、だいぶ克服してきています。これからも少しずつ大人になりながら成長していって欲しいですね」

池江調教師「うまくさばいてくれた」

inyofu 池江師は「中山2000メートルで大外枠は不利。出入りの激しい競馬をうまくさばいてくれた」と川田の好プレーをまず称賛。続けて「スタッフも調教でいろいろ考えてくれている。それが気性の成長につながっている」と目を細めた。

ハナ差の2着 ブラックバゴ

inyofu 2着 ブラックバゴ(蛯名正義騎手)
「外に回るつもりはなく、馬群の中から競馬をしようと思っていました。最初はおとなしかったのですが、何かに反応したのか、ガンと反応してしまいました。伸びてはいますが、最後はその分が影響したかもしれません。気性はマイル向きで、走りは2000mぐらいが合っているという感じです。まだフットワークが合っていませんし、真面目すぎるところがあります」
中団馬群から直線で馬群を割りながら力強い末脚を繰り出して先行勢をねじ伏せたものの、ゴール寸前で外から勝ち馬に鼻差かわされてしまった。

ハナ+首差の3着 クルーガー

inyofu エリカ賞2着から臨んだクルーガーが、6番人気の評価を覆して3着に健闘した。道中は中団馬群で窮屈になるシーンがあったものの、直線で内から鋭い伸びを披露。上位2頭とわずかに鼻+首差の接戦に持ち込んだ。 初コンビだった内田は「ごちゃつくところがあって厳しかったが、最後までしっかり脚を使ってこの着順。力がある。今後が楽しみ」と将来性の高さに太鼓判を押していた。

届かず4着 ソールインパクト

inyofu 戸崎との新コンビで臨んだ4番人気のソールインパクトは、前走・ホープフルSに続いて4着でゴール。勝ち馬と並んでメンバー中最速となる上がり(3F34秒8)で後方から追い込んだが、4頭が横一線となったV争いでわずかに後れを取ってしまった。「ごちゃごちゃした後ろに入ってしまい…。最後はいい脚を使っており、スムーズなら勝っていたかも」と戸崎。15年最初の重賞Vを逃し、悔しさいっぱいだった。

その他着順&コメント

inyofu ▼5着ダノンリバティ(和田)ゲートをうまく出てくれて、プラン通りの競馬ができた。最後は押し切れるかと思ったが…。

▼6着フォワードカフェ(田中勝)最後に、ようやくエンジンが掛かった。勝負どころで離されなければ、いい勝負になっていた。

▼7着オトコギイッポン(江田照)坂を上がってからも我慢してくれたし、芝でもやれることが分かった。

▼8着クラージュシチー(菱田)内枠なので位置を取りに行ったが、追いだして思ったより反応がなかった。テンに急がせる競馬は合わないのかも。

▼9着タケルラムセス(横山典)内々をロスなく回れたし直線で前も空いたが…。全体に重い感じで成長途上。しっかりしてくれば。

▼10着ナスノセイカン(後藤)4コーナーの手応えは良かったが、直線の坂で脚が上がった。

▼11着ディアコンチェルト(大野)それほど差はない。もう少し全体にパンとしてくればもっとやれる。

▼12着イーデンホール(吉田豊)最後に狭くなってしまったが、芝でもやれるし、2000メートルでうまく走れたのは収穫。

▼13着コスモナインボール(三浦)左手前の時はいいが、右手前での手応えが物足りない感じ。

▼14着マイネルシュバリエ(柴田大)2コーナーでぶつけられてハミが抜けなくなってしまった。

▼15着ザイディックメア(ブノワ)掛かる面があるので外枠が災いした。馬混みで折り合えれば通用する。

▼16着バルビエール(柴山)前々の位置を取りに行ったが、4コーナーで手応えがなくなった。

▼17着ブライトバローズ(ベリー)能力はあるが気が悪く、まくられて嫌気が差してしまった。

日経新春杯はアドマイヤデウスが優勝

inyofu 1月18日、京都競馬場で開催された第11R・日経新春杯(GII、芝2400m)は、好位を進んだ6番人気アドマイヤデウス(牡4、栗東・橋田)が、直線で最内を突いて鋭く突きぬけ重賞初勝利を挙げた。勝ちタイムは2分24秒8(良)で、鞍上は岩田騎手。3/4馬身差の2着は10番人気フーラブライド、2着に3/4馬身差の3着は7番人気アドマイヤフライトが入っている。なお、昨年の覇者で、1番人気に推されたサトノノブレスは直線で伸びを欠き11着、2番人気タマモベストプレイは7着、3番人気トウシンモンステラは8着にそれぞれ敗退した。
inyofu ▽【アドマイヤデウス】
父アドマイヤドン
母ロイヤルカード
母父サンデーサイレンス
通算9戦4勝
http://youtu.be/G3fiPkwFhnY
好スタートを決めると、道中は好位のインでジッと我慢して、直線も迷わず最内へ。ラチ沿いに潜り込むと、メンバー最速となる上がり3F33秒8の末脚で鮮やかに突き抜け淀のファンを沸かせた。7カ月半ぶりに戦線に復帰したアドマイヤデウスが、休養明け初戦からいきなり勝利した。

レース後コメント 岩田騎手「落ち着きが出て大人になってきている」

inyofu 1着 アドマイヤデウス(岩田康誠騎手)
「自分からハミを取ってくれて、思ったより前に行けました。道中はリズムよく運べましたし、直線ではよく伸びてくれました。落ち着きが出て大人になってきていますし、素質を秘めた馬です」

引退レースで2着 フーラブライド

inyofu 2着 フーラブライド(酒井学騎手)
「今日は意識的に前につけて行きました。1コーナーでしっかり抑えたら、馬がよく我慢して、直線は外に出したら、しっかり反応してくれました。今日は勝ち馬にうまく乗られました。でも、牡馬に交じってよくがんばっています」
昨年3着のフーラブライドが、10番人気の低評価に反発するかのように2着と好走。好位追走から直線で鋭く伸びたが、内のアドマイヤデウスを捕らえきれなかった。今春繁殖入りする予定でこれが引退レースとなった。

連覇狙ったサトノノブレスは11着

inyofu 1番人気に推されて連覇に挑んだサトノノブレスは、11着に敗れた。中団馬群の外を進むも、直線ではジリジリとしか伸びなかった。「(3~4コーナーの)坂の下りで手が動いてしまった。いつもの反応がちょっとなかった。ハンデの58キロが影響してるのかな。レースを見ると、そう思う。58キロはきつかった」。池添騎手は、トップハンデに敗因を求めていた。

その他着順&コメント

inyofu ◆藤岡佑騎手(アドマイヤフライト3着) 「イメージ通りに行けた。スタートを出していっても掛からないし、操縦性の高い馬。昨年の1番人気馬だし、状態さえ戻ればこれぐらい走っていい」

◆北村友騎手(コウエイオトメ4着) 「前に壁を作れず、少し(ハミを)かんだ。もう少しリズムよく運びたかったが、それでもよく伸びてくれた」

◆福永騎手(ダコール5着) 「後ろから届く馬場ではなかったからね。勝ち馬の後ろにいたかったが…

◆秋山騎手(ハギノハイブリッド6着) 「(ペースが)速くなったときに行けなかった。瞬発力勝負になると厳しい」

◆津村騎手(タマモベストプレイ7着) 「ちょっと太かったかな。使い詰めできていたから、硬さもあった」

◆武豊騎手(トウシンモンステラ8着) 「今の馬場で大外枠は厳しかった。通用する力はあるが、内枠がほしかった」

◆四位騎手(ビービートレイター9着) 「格上挑戦だったからね。まだトモは甘いが、自己条件なら」

◆熊沢騎手(ゼンノルジェロ10着) 「ムキになっていた。初の距離だったからかな。でも、最後は止まっていない」

◆Cデムーロ騎手(ムーンリットレイク12着) 「ベストは1800メートルかな。4コーナーを回ったときには手応えがなかった」

◆浜中騎手(ホーカーテンペスト13着) 「二の脚が遅いので、いいポジションを取れなかった。スローペースで掛かってしまったし…」

◆バルジュー騎手(コスモロビン14着) 「スタートで少し遅れてしまった。もう少し前に行けていれば、違っていた」

◆小牧騎手(アクションスター16着) 「少し距離が長い。ちょっとは脚を使ったが…」

◆荻野騎手(メイショウサミット18着) 「先手を取るのに時間がかかった。年齢的なものか、前向きさに欠けていた」

京成杯を勝利したベルーフの次走はノーザンファームしがらきへ放牧後に決定する。日経新春杯を勝利したアドマイヤデウスは、距離延長で天皇賞(春)を挑戦する模様で春GIが早くも待ち遠しい。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line