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【2015年節分S】重賞出走のため、ここは負けられない!アデイインザライフ

先週行われたAJCC(GⅡ・中山芝2200m)に条件馬として出走登録したものの除外となってしまったアデイインザライフが、今週の節分S(1600万下・東京芝1600m)に出走登録。AJCCの出走馬確定直前まで人気を集めていた同馬だが、なぜそこまで期待されているのだろうか? そのアデイインザライフについてまとめた。
アデイインザライフ

切れ味鋭い新馬戦

アデイインザライフは一昨年の5回中山8日目(12月22日)の、芝2000mの新馬戦でデビュー。デビュー戦前からある程度の評判を集めていたため、1番人気に支持された。鞍上はこの年に公営・大井からJRAへ移籍してきた戸崎圭太騎手が務めた。
2013年 5回中山8日目4Rメイクデビュー中山:1着
スタートが切られると、アデイインザライフは馬群後方から3頭目あたりで前方を窺う位置につけた。3コーナーあたりから捲り始めると、直線では大外一気でゴール。2着コズミックライトに1馬身1/4差で勝利した。タイムは2分5秒6。
以下は戸崎騎手のコメント。
inyofu 「トビが大きいですし、トモ(後肢)が緩く、跳びもゆったりなので後ろから。外を回る形になったが、ずっと反応が良かったし、最後も追えば更に伸びたのでは。距離はもっとあっても良さそう。しっかりしてくれば今後が楽しみ」
戸崎騎手も、アデイインザライフの豪快な勝ちっぷりに大満足。同馬の素質について、多くを語ってくれた。

不本意に終わったクラシック戦線

メイクデビューを無事勝ち上がったアデイインザライフは、次走にしてGⅢ京成杯(中山芝2000m)と重賞挑戦! 最後方から馬群を追走し、新馬戦と同じように3コーナーから進出開始。直線で豪脚を見せたものの、先に抜け出したプレイアンドリアルを捕まえられず2着キングズオブザサンのアタマ差3着と惜敗。しかし上がり3ハロンは35.8秒で最速だった。
2014年 1回中山7日目11R京成杯(GⅢ):3着
https://www.youtube.com/watch?v=PUUbZCWujbY
“負けてなお強し”という印象を与えたアデイインザライフは、3走目のGⅡ弥生賞(中山芝2000m)ではのちのダービー馬ワンアンドオンリ―を抑える2番人気に支持された。今回は前2走と打って変わって中団5、6番手からのレース運び。最後の直線で抜け出すも、勝ち馬トゥザワールドと2着ワンアンドオンリ―から離された3着に終わった。
2014年 2回中山4日目11R弥生賞(GⅡ):3着
優先出走権を入手した皐月賞では、他の有力馬の出走もあって9番人気。レースは再び後方につけて追い込むスタイルに戻るも、直線でいつもの末脚が不発に終わり、16着と大敗を喫した。
2014年 3回中山8日目11R皐月賞:16着
https://www.youtube.com/watch?v=zSWbUbSih1o
優先出走権を得れなかったためダービー出走は賞金的に厳しくなり、自己条件の500万下のレースに出走するも3着。重賞制覇はできないまま、アデイインザライフは春シーズンを終えた。

悪い流れを断ち切った秋シーズン

夏の放牧を挟み、秋シーズンの初戦は4回東京1日目(10月11日)の500万下条件戦(芝1800m)。ここでアデイインザライフは単勝オッズ1.9倍の断トツ1番人気に支持された。レースも後方3番手から追い込み、上がり3ハロンは33秒5、2着に2馬身1/2差をつけて圧勝。春のクラシックでの流れを、ここで食い止めた。
秋2戦目は5回東京1日目(11月8日)の1000万下(芝1800m)に出走。前走の強い内容もあり、ここでも単勝オッズ1.5倍の圧倒的1番人気に支持された。レースはやはり後方から進め、今回は4コーナーを回りきってからスパートをかける慎重な競馬。直線で粘るキミノナハセンターを競り落とし、見事連勝。スパートが遅かっただけに2着との着差は開かなかったが、3/4馬身以上に大きいレベルの差だった。上がり3ハロンは33秒0という豪脚。
2014年 4回東京1日目7R1000万下:1着
調教師・馬主陣営は1月のAJCCを次走に見据え、再びアデイインザライフを放牧に出した。年内の帰厩後、鈴木康弘調教師は「もう一回り成長して放牧から戻ってきた。来年が楽しみ」とコメント。しかし、AJCCでは賞金不足で除外になってしまった。
 
馬名の由来は「人生のとある1日」で、ジョン・レノンの曲の1つから。父ディープインパクト、母ラッシュライフ、母父サクラバクシンオーという血統。血統から一見して、スプリント~マイルの短距離馬のように思われるが、父の柔軟性を十分に受け継いでいるためか中距離も難なくこなしている。実際、あるテレビ番組で岡田繁幸氏はアデイインザライフのことを「成長は多少遅そうだが、本格化したら凄そうな長距離馬の体格」と評している。
ここまで読んでもらえばお分かりいただけると思うが、実はアデイインザライフの成績は非常に安定している。7戦して3-0-3-1の複勝率85%は立派としか言いようがない。今週の舞台である長い直線の東京コースでは2-0-1-0で、1度も複勝圏を外していないのである。
陣営はマイルでの走りが見てみたいという考えで、節分Sに出走。上記のような血統であるがゆえに、距離短縮で更なる走りが期待できる。鈴木師は今年の2月をもって引退となるため、その勝数成績を1つでも多くしたいところ。アデイインザライフの勝利で引退の花道を飾れるのか、その動向に目が離せない!

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