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名馬たちの誕生秘話

競馬は血のドラマと言われるスポーツである。その背景を知るとよりその楽しさは深まるに違いない。
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裁判で生き残った血!【テンポイント】

昭和27年冬に京都競馬場で起こった伝貧(デンピン)と呼ばれる集団感染騒ぎで、テンポイントの祖母にあたる「ワカクモ」も伝貧に感染したとの診断を受け、京都府から殺処分が言い渡されます。
inyofu (クモワカが)伝貧だったことが誤診だったと裁判を起こし、世論の後押しもあって、血統書を取り戻すことが出来ました。クモワカが生んだ最初の血統書付きの子が「ワカクモ」。昭和41年、母が果たせなかった「桜花賞」を制します。そのワカクモが生んだ子が「テンポイント」です。
殺処分を言い渡されるも関係者に守られ、裁判に勝ったことでその血をつないで誕生したのが貴公子テンポイントであった。

現役続行により肌馬変更!【トウカイテイオー】

当初予定されていた繁殖牝馬が変更となって誕生したトウカイテイオー
inyofu オーナーが所有するオークス馬トウカイローマンに配合しようと入手したシンボリルドルフの種付権利。トウカイローマンの現役続行により“代役”に抜擢されたのがトウカイローマンの1歳年下の半妹で未出走馬トウカイナチュラルだった。
幻の3冠馬、奇跡の復活。さまざまな感動的な面を持つトウカイテイオーだが、その誕生もまた神秘的なものであった。

メジロの血は天皇賞春にあり!【メジロマックイーン】

inyofu 父は、メジロティターン、その父はメジロアサマ。言わずと知れた史上初の「父子三代天皇賞制覇」という快挙。長距離3200メートルの天皇賞三代制覇が、メジロ牧場の先代オーナー・北野豊吉氏の「遺言」であり、牧場関係者の悲願であったことは広く知られている。

母がいなくとも立派に育ったダービー馬【スペシャルウィーク】

inyofu 母のキャンペーンガールはスペシャルウィークを生んだ5日後に死去しており、スペシャルウィークは人の手を介して育てられました。 そのためか激しい気性が多いサンデーサイレンス産駒ながらスペシャルウィークはおとなしく人懐こい性格をしていたといわれます。

オーナーとつかんだ本当のGI勝利【オグリローマン】

inyofu どうしてもブレイヴェストローマンをホワイトナルビーに付けたくなったという稲葉裕治場主。種付けシーズン末期で株を手に入れるためにかなりの苦労をしたそうですが、割高な金額にも躊躇することなく種付けの権利を手に入れ、翌年春に生まれた芦毛の牝馬がオグリローマン。
牧場長の稲葉氏は当時高額だったプレイヴェストローマンの血がどうしても欲しく、オーナーを説得しその種付け権を手に入れ、理想の配合を叶えて生まれたのがオグリローマンであった。

競馬のおもしろさの一つに、その馬ごとに秘められたドラマがある。それを知ることで、その馬を応援したくなったり、より競馬が楽しく見えてきたりする。今回はそんな秘話の中でも、名馬が誕生するまでの奇跡とも言える経緯にスポットを当ててみた。特に血統の刹那性は格別で、もし一瞬の判断が異なっていたら今の競馬は変わっていたかもしれない。そんなおもしろさがあるから競馬は多くのファンを惹きつけ続けるのであろう。

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