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日本競馬史上初の快挙【ジャスタウェイ】年間世界一!

国際競馬統括機関連盟は、2014年度ロンジンワールドベストレースホースランキングを発表し、昨年引退した【ジャスタウェイ】が日本馬として史上初の年間ワールドチャンピオンに輝いた!そこで今回は、その偉業を称え【ジャスタウェイ】の2014年の活躍を特集する!
馬キュレ

2014年初戦!3月2日GII【中山記念】

inyofu 中山11Rの中山記念(4歳以上GII・芝1800m)は、2番人気ジャスタウェイ(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒8。3馬身半差の2着に4番人気アルキメデスが、ハナ差の3着に3番人気ロゴタイプがそれぞれ入線。
inyofu ジャスタウェイは栗東・須貝尚介厩舎の5歳牡馬で、父ハーツクライ、母シビル(母の父Wild Again)。通算成績は17戦4勝となった。
inyofu レース後のコメント
1着 ジャスタウェイ 横山典弘騎手
「スタートは速くないと聞いていたので、そこだけ気をつけました。中山のセオリー通り前々で競馬をしましたが、本当にすごい馬です。最後狭いところに入りましたが、馬が強いからなのか、あんなところから出てくることができました。いい感じで代役を務められてよかったです。ドバイでもがんばって欲しいと思います」
inyofu 須貝尚介調教師のコメント
「4つのコーナーの競馬でしたが、いい枠順でゲートもちゃんと出て、いい馬の背中を知っている横山典弘騎手が理想の展開で強さを引き出してくれました。放牧から帰ってきてデキもいいと福永祐一騎手から聞いていましたが、これで胸を張ってドバイに挑戦できます。馬場はこれくらいなら我慢してくれると思いましたが、58キロを背負って着差以上に強い勝ち方をしてくれました」
【ジャスタウェイ】2014年の初戦は、GII【中山記念】であった。1番人気【トウケイヘイロー】を下し、後続に3馬身半差をつけて圧勝した。

伝説となった!3月29日GI【ドバイデューティフリー】

inyofu 現地時間29日、ドバイ・メイダン競馬場で行われたドバイデューティフリー(4歳上・GI・芝1800m・13頭・1着賞金300万米$)に、日本のジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝尚介厩舎、福永祐一騎手)、トウケイヘイロー(牡5、栗東・清水久詞厩舎、武豊騎手)、ロゴタイプ(牡4、美浦・田中剛厩舎、C.デムーロ騎手)が出走。
inyofu レースは、トウケイヘイローが引っ張り、ロゴタイプが先団の外、ジャスタウェイは後ろから3番手辺りにつけるという展開。直線に向いてトウケイヘイローが後続に並ばれ苦しくなったところで、一番外に出したジャスタウェイが一気に先頭に躍り出ると、あとは後続を突き放す一方。1分45秒52と、従来のレコードを2秒以上更新しての圧勝で海外GI制覇を果たした。
inyofu 【ジャスタウェイを管理する須貝尚介調教師のコメント】
今回のレースに当たって二つのプランを準備していました。枠も内なので(中山記念のような)好位につけるレースと位置取りが後ろになった場合、天皇賞・秋と同じようなレースを、と考えていました。今回は後ろからの競馬になりましたが、それをうまく福永君が誘導してくれました。
また今回、ジャスタウェイがドバイの地に来たことはドバイシーマクラシックを勝ったハーツクライの仔であることも何かの縁なのかな、という思いもあります。
次走は、安田記念を考えていますが、海外のプランもあります。
inyofu 【ジャスタウェイに騎乗した福永祐一騎手のコメント】
 スタートしてからあまり出て行こうとしなかったので、馬のリズムに合わせたポジションを取りました。自分のイメージよりは後ろのポジションになりましたが、スミヨンの馬(2着のウェルキンゲトリクス)は強い馬だと知っていたので直線まで付いていこうと考え、うまくスムーズに直線まで行くことが出来たので良かったです。
もはや伝説となった【ドバイデューティフリー】での圧勝劇。後続に6馬身以上引き離し、時計は1分45秒52と、従来のレコードタイムを2秒以上更新しての勝利となった。【ジャスタウェイ】は、このレースでの勝利により、ロンジンワールドベストレースホースランキングで世界一となる130ポンドの評価を得た。

世界一となった後の第1戦!6月8日GI【安田記念】

inyofu 東京11Rの第64回安田記念(GI、3歳上、芝1600m)は1番人気ジャスタウェイ(柴田善臣騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分36秒8(不良)。ハナ差2着に16番人気グランプリボス、さらに3馬身差で3着に10番人気ショウナンマイティが入った。
inyofu ジャスタウェイは栗東・須貝尚介厩舎の5歳牡馬で、父ハーツクライ、母シビル(母の父Wild Again)。通算成績は19戦6勝となった。
inyofu ~レース後のコメント~
1着 ジャスタウェイ(柴田善騎手)
「追っていても脚を取られる部分があって、あきらめて仕方がないくらいのバランスの崩し方でした。しかし、最後まであきらめず、抜かしてやろうという気持ちがあって、さすがに世界一の馬だと感じました。2着馬が手応え良く外をガードしていたので、苦しいところに押し込められ、外へ出られませんでした。外に出せていれば楽に競馬が出来たのですが...。しかし、こういう競馬が出来たことは本当に偉いです。返し馬でも力強さを感じましたし、気性的にも落ち着いていました。ゲートの中でも風格を感じました。"世界一"より上はないので、それを守ることがオーナーやスタッフのためだと思っています」
inyofu (須貝尚介調教師)
「ドバイを圧勝した後、海外からもお誘いはありましたが、日本のファンの皆様にジャスタウェイを感じていただきたいと思い、安田記念を使うことにしました。日本で走る以上、絶対に負けられないという気持ちでやってきました。馬の状態は良かったですし、柴田善臣騎手とは同期、"2人で一緒にGIを勝てたらいいね"とは戦前話しましたけど、あとは彼に任せました。馬場も心配でしたが、先週ダービーを勝った橋口師から、"ハーツクライの仔なら大丈夫"と言われていました。レースは、直線に向いてさすがに届かないかと思いましたし、入線した後も自信は持てませんでした。勝ったと分かり、とにかくホッとしましたし、改めてジャスタウェイはすごいなと思います。ただ、相当厳しい競馬でしたから、天皇賞やドバイの時と比べるとレース後の息の入りは悪かったです。ですから、宝塚記念に出走するかどうかの明言は、もう少し馬の様子を見てからにさせて下さい。そして、宝塚記念に出走したなら、秋は凱旋門賞という話になると思います」
世界一のプライドを賭けて戦った初戦は、【ジャスタウェイ】が苦手とする不良馬場で行われたGI【安田記念】。数々のGIホースを相手に、不利な条件をものともせず勝利を勝ち取った。

日本競馬界の悲願を背負って・・・!10月5日GI【凱旋門賞】

inyofu 世界最高峰のG1レース、凱旋門賞(芝2400メートル=20頭立て)が、パリ郊外のロンシャン競馬場で行われた。日本から3頭が参戦したが、直線で思うように伸びず、ハープスターの6着が最高だった。ジャスタウェイは8着、ゴールドシップは14着に終わった。優勝は昨年の勝ち馬で、地元・フランスのトレヴ(ジャルネ騎乗)だった。
inyofu 世界の度肝を抜いた3月のドバイ・デューティフリーで見せた豪脚が、凱旋門賞では影を潜めた。馬群のインコースで脚を取られたかのように、ジャスタウェイが伸びない。馬群を縫うように、じわじわと脚を伸ばしたが、優勝したトレヴから大きく引き離され、8着でゴールに入った。
inyofu 「スタートが良かったが、行き脚がつかなかった。返し馬の感触は良かったので、切れる脚を使えると思っていた。馬場をチェックした時に内側が硬いと感じていた。結果論ですが、前残りだったので、前半のポジションをもっと積極的に取りに行ってもよかった」
inyofu 福永は厳しい戦いを振り返った。ドバイでの完勝が評価され、国際競馬統括機構連盟(IFHA)のレーティングで日本調教馬として世界1位に輝いた。「レーティングで世界一になった時点で、競馬人として凱旋門賞を意識しないといけないと感じていた」。須貝調教師は他の海外レースの招待を断り、ここへ向かうことを決めたが、展開に泣き、能力を出し切れなかった。
日本競馬界の悲願を背負って出走した【凱旋門賞】だったが、世界の壁は厚く、世界最強馬【ジャスタウェイ】も8着に終わった。【ジャスタウェイ】にとっては、2014年初の敗北であった。

日本の地で世界と再び対峙!11月30日GI【ジャパンカップ】

inyofu 史上最強メンバーと謳われた第34回ジャパンカップは、エピファネイアが衝撃の強さを見せつけた。
パドックに現れたエピファネイアは、前走天皇賞・秋からプラス2キロ。相変わらずテンションが高めだったが、休み明けだった前走よりは穏やかに見えた。
レースでは抜群の手応えで好位の内を追走。道中は馬の後ろに入れて折り合い、直線では爆発的な末脚を発揮。2着ジャスタウェイに4馬身の差をつけて圧勝した。
inyofu 2着は世界一のレーティングを持つジャスタウェイ。直線よく伸びたが、早めスパートのエピファネイアには並ぶことが出来なかった。
・福永祐一騎手
「レース自体は良かったと思います。返し馬の感じも良かったし、直線まで理想的なレースが出来ました。ただ、1頭強いのがいましたね…。ラスト100メートルくらいで脚が鈍ってしまいましたが、距離かどうかはわからないです」
GIホースがひしめく【ジャパンカップ】においても【ジャスタウェイ】は好位でレースを進めていたが、菊花賞馬【エピファネイア】の早めのスパートには追いつくことが出来ず、2着におわった。

ラストラン!12月28日GI【有馬記念】

inyofu 2014年の総決算「第59回有馬記念」(28日、中山競馬場)は、ジェンティルドンナが有終の美を飾った一方で1番人気=ゴールドシップが3着に終わり、2番人気=エピファネイアと3番人気=ジャスタウェイは5着、4着と馬券圏内から外れる結果となった。それぞれの陣営はこの敗戦をどう受け止めたのか。果たして栄光と挫折を分けたものとは?
inyofu ジャスタウェイ(4着)=福永はメンバー上がり最速の33秒4で猛然と詰め寄った。
「ゴールドシップを前に置いてついて行こうと作戦を練ったが…右回りだとコーナーで加速ができず4コーナーは逆に離されてしまった。直線でエンジンはかかってくれたけど、今日は勝ち馬に流れが向いた」と悔しさの中にも表情は晴れやか。
「ジャスタウェイは最後まで頑張ってくれた。この馬の競走生活に携われたのは大きな財産」と記憶に残る3年間に別れを告げた。
inyofu 須貝調教師は「ゴールドシップはファン投票1位の期待に応えられず申し訳ない気持ち。詳細はまだ未定だが、来年も走ります」と現役を続行する。
ここが引退レースとなるジャスタウェイは「ラストランは飾れなかったけど、僕の調教師人生を変えた馬。ジャスタウェイと出会ったことが大きな誇り。今後は種牡馬として、父を超える馬を育てたい」と力強く宣言。世界を魅了した130ポンドの走りは、2014年をもって見納め。グランプリ制覇は3年後にデビューする子供たちに託された。
【ジャスタウェイ】にとってラストランとなる【有馬記念】もGIホースがひしめくハイレベルなレースとなった。【ジャスタウェイ】は4着に終わったが、勝ち馬の【ジェンティルドンナ】からタイム差0,2秒の僅差で、前走【ジャパンカップ】で負けた【エピファネイア】にも順位では勝ったので、悲観するような負け方ではなかった。

【ジャスタウェイ】世界一の反応!

【ジャスタウェイ】関係者!喜びのコメント!

inyofu 大和屋暁氏(ジャスタウェイの馬主)「本日、大変光栄な賞をいただけたのは、ジャスタウェイの走りを評価してくれた日本のハンデキャッパーの方々のおかげだと感謝しています。次はジャスタウェイの仔で世界一になり、またここに戻って来たいです」
inyofu 須貝尚介調教師(ジャスタウェイ)「日本の馬が世界一として表彰され、歴史的な快挙に携われたことをとても光栄に思っています。これもJRAをはじめ、応援してくださったファンの皆様、厩舎スタッフ、その他ジャスタウェイに関わった全ての方々のサポートの賜物です。今回のこの素晴らしい結果を今後にいかせるよう、これからも精進して、再びこのような場で表彰されるような馬作りに努力していきたいと改めて感じました」
inyofu 福永祐一騎手(ドバイデューティフリーでジャスタウェイに騎乗)「とても誇らしい気持ちになれました。ジャスタウェイが世界でこれだけの高い評価を得ていることを実感できましたし、私にとっても素晴らしい経験となりました。また、この場に来られるように日本の馬と一緒に頑張っていきたいと思います」

世界の主要レースを対象に、レースのレベルや勝ち方などを総合的に評価して決まるロンジンワールドベストレースホースランキング。昨年末の【有馬記念】を最後に引退した【ジャスタウェイ】は、3月の【ドバイデューティフリー】で圧勝後、4月発表のランキングからトップを維持し、日本調教馬で初となる年間世界1位を記録した。今では、父【ハーツクライ】と同じ厩舎で種牡馬となっている【ジャスタウェイ】だが、今後彼の産駒がどのような活躍をするのか、楽しみである。父が果たせなかった年末のグランプリ制覇、日本競馬界悲願の【凱旋門賞】制覇を果たす時が来るのか、期待して待ちたい。

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