TOP > レース > 年明け1発目の東京競馬場開催!第29回【根岸ステークス】
レース

年明け1発目の東京競馬場開催!第29回【根岸ステークス】

2015年2月1日(日)に東京競馬場で行われるダート1400メートルのGIIIレース、第29回【根岸ステークス】
年明け最初の東京競馬場開催重賞にして、ダートのGI【フェブラリーS】の前哨戦として注目されるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【根岸ステークス】の歴史!

inyofu 現在JRAで行われているダート重賞としては3番目の歴史を持つ競走で、1987年に4歳(現3歳)以上、別定の重賞競走『根岸ステークス』として創設された。
inyofu 創設当初は11月に東京競馬場・ダート1400mで行われていたが、1990年にダート1200mに短縮された。その後、2001年のダート重賞競走路線の整備に伴い、開催時期が1月下旬~2月上旬に移設され、出走条件および距離も4歳以上・ダート1400mに変更となった。これにより、本競走は春季ダート重賞路線の大一番・フェブラリーSの前哨戦として位置付けられた。なお、2014年より本競走の優勝馬に対し、フェブラリーSの優先出走権が付与されている。
近年ではダートのGI【フェブラリーS】の重要な前哨戦となっている【根岸ステークス】。競走名の「根岸」とは江戸時代末期、神奈川県横浜市(現在の中区根岸台)にわが国初の近代競馬場が設置された横浜競馬場の所在地名に由来している。

【根岸ステークス】のレースレコード!

【根岸ステークス】のレースレコードは、2009年に【フェラーリピサ】が記録した1:22:1である。【フェラーリピサ】は3週間後、GI【フェブラリーS】に出走したが5着に終わった。

【根岸ステークス】のレース傾向

inyofu 単勝オッズ別の傾向は?
過去10年の成績を単勝オッズ別にチェックしてみると、「3.9倍以下」の支持を得ていた馬が連対率60.0%となっているのに対し、「4.0~6.9倍」だった馬は16頭が出走して2着が2回だけと苦戦している。また、それに続く「7.0~14.9倍」のエリアが好成績となっているのが特徴的だ。なお、「30.0倍以上」で勝利した馬が2頭いるが、2頭とも2走前までにダート1400mのレースを勝利していたという共通点があった。
inyofu 前走1着馬に注目
過去10年の根岸Sでは、前走「1着」馬が3着以内馬30頭中18頭を占めている。また、前走で「3~5着」だった馬からも4頭の優勝馬が出ている。それに対し、前走で「2着」だった馬は13頭出走し、3着以内に入ったのは2005年のエコルプレイス(3着)だけだ。
inyofu ダート1400mでの実績に注目
根岸Sでは、「2走前までにダート1400mの重賞で連対、またはダート1400mのオープン特別か1600万下のレースで勝利していた」という馬が、過去10年のうち2005年、2008年を除く年で連対している。しかも、ここ2年はこれに該当する馬同士によるワンツーフィニッシュとなっている。根岸Sと同じダート1400mを得意とするタイプを狙ってみる手もありそうだ。
【根岸ステークス】のレース傾向では、【単勝オッズ3.9倍以下】【前走1着馬】【2走前までにダート1400mの重賞で連対、またはダート1400mのオープン特別か1600万下のレースで勝利していた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬に、これらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第29回【根岸ステークス】出走馬!

inyofu 根岸ステークス 2015 出走馬16頭
馬名 性齢 負担重量 騎手名 調教師名
アドマイヤロイヤル 牡8 56.0kg 内田 博幸 橋田 満(栗東)
エアハリファ 牡6 56.0kg 三浦 皇成 角居 勝彦(栗東)
キクノストーム 牡6 56.0kg 国分 恭介 吉田 直弘(栗東)
キョウエイアシュラ 牡8 57.0kg 石橋 脩 森田 直行(栗東)
キョウワダッフィー 牡7 56.0kg 福永 祐一 笹田 和秀(栗東)
グレープブランデー 牡7 58.0kg 北村 宏司 安田 隆行(栗東)
ゴールスキー 牡8 57.0kg F.ベリー 池江 泰寿(栗東)
サトノタイガー 牡7 56.0kg 御神本 訓史 小久保 智(浦和)
サトノプリンシパル 牡5 56.0kg 川須 栄彦 矢作 芳人(栗東)
シルクフォーチュン 牡9 56.0kg G.ブノワ 藤沢 則雄(栗東)
ジョーメテオ 牡9 56.0kg 吉原 寛人 小久保 智(浦和)
ポアゾンブラック 牡6 56.0kg 太宰 啓介 本田 優(栗東)
マルカフリート 牡9 56.0kg 田中 勝春 浜田 多実雄(栗東)
レーザーバレット 牡7 56.0kg 横山 典弘 萩原 清(美浦)
ロゴタイプ 牡5 58.0kg C.デムーロ 田中 剛(美浦)
ワイドバッハ 牡6 57.0kg 武 豊 庄野 靖志(栗東)

第29回【根岸ステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ワイドバッハ 3.0
2 エアハリファ 3.6
3 キョウワダッフィー 7.0
4 ロゴタイプ 9.1
5 ゴールスキー 13.7

第29回【根岸ステークス】有力馬は!?

【単勝オッズ3.9倍以下】ワイドバッハ
inyofu ワイドバッハ(牡6・庄野靖志)は、根岸Sと同じ東京・ダート1400mの舞台で行われた3走前のオープン特別・エルコンドルパサーメモリアルで、上がり3ハロン35秒5(以下推定)の切れ味を発揮して差し切り勝ち。続く前々走の武蔵野Sでも、後方待機策から最後の直線で大外を強襲。出走メンバー中最速となる上がり3ハロン35秒7の末脚を繰り出して、重賞初制覇を達成した。前走のチャンピオンズCは、レースの1000m通過タイムが1分02秒3というスローペースの展開が向かず6着に敗退したが、本馬がマークした上がり3ハロン35秒4のタイムはメンバー中最速。前走から400mの距離短縮に加えて、広い東京・ダートコースに替わる今回は、条件が好転したと判断してもいいはず。自慢の末脚で2度目の重賞制覇を狙う。
【単勝オッズ3.9倍以下】エアハリファ
inyofu エアハリファ(牡6・角居勝彦)は、これまでに東京・ダートコースで4戦2勝2着2回と連対率100%を記録している。その中には、2012年の1000万下・青梅特別(1600m)で、のちに2014年のチャンピオンズC制覇などダート王として君臨するホッコータルマエ(1着)から3/4馬身差の2着に好走した一戦や、2014年のオープン特別・アハルテケS(1600m)で、その後にJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡・ダート1600m)を優勝するベストウォーリア(2着)に勝利したレースが含まれているように、中身も濃い。1番人気の支持を受けた前走の武蔵野Sでは、好位追走から最後の直線で抜け出したところをゴール前でワイドバッハ(1着)に強襲されたものの、正攻法のレースで2着を確保。今年初戦となる根岸Sで重賞初制覇を達成して、さらなる飛躍を遂げたいところである。
GI2勝の皐月賞馬!ロゴタイプ
inyofu クラシックホースのロゴタイプ(牡5・田中剛)が、初めてダートのレースにエントリー。2歳時の2012年には朝日杯フューチュリティSを優勝して、同年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出された。さらに、3歳時の2013年にはスプリングS→皐月賞を連勝した後に、日本ダービーでも5着と掲示板(5着以内)を確保。今回のメンバーに入っても実績は上位の存在だ。皐月賞以来勝利の美酒を味わっていないが、今年の初戦となった前走の中山金杯では、トップハンデの58キロを背負いながらも、好位追走から最後の直線で早めに抜け出す正攻法の競馬で2着に好走。1分58秒0の走破タイムは優秀なうえに、勝ち馬のラブリーデイ(57キロ)とは1キロのハンデ差があったことを考えれば内容は勝ちに等しいものと言える。芝のGI ホースがダートでどんなレースを見せるのか、大きな注目を集めて登場する。

2015年2月1日(日)に東京競馬場で行われるダート1400メートルのGIIIレース、第29回【根岸ステークス】 
今年の【根岸ステークス】は、興味深い出走馬が集まった。特に注目は、芝のクラシックホース【ロゴタイプ】の参戦だろう。【ロゴタイプ】は2歳時に【ベコニア賞】を制したあと、そのレースで手綱を取った【M.デムーロ騎手】は陣営へ【朝日杯FS】ではなく交流GI・【全日本2歳優駿】への参戦を進言した経緯がある。世界の名手【M.デムーロ騎手】は、【ロゴタイプ】の秘めるダート適性を早くから感じ取っていたのかもしれない。調教師である田中剛師も、「たぐるような走り方で、フットワークも力強い。ダートは合っていると思う」と前向きに分析しており、名だたるダートホースを蹴散らし、【フェブラリーS】有力馬に鳴り物入りする可能性もある。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line