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スプリント界における出世レース!第20回【シルクロードステークス】

2015年2月1日(日)に京都競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第20回【シルクロードステークス】
近年、短距離GI 戦線の主役を輩出してきたこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【シルクロードステークス】の歴史!

inyofu 1996年に5歳(現4歳)以上・混合・別定の重賞競走として創設され、京都競馬場・芝1200mを舞台に行われている。創設当初は4月の下旬に開催されていたが、2000年に高松宮記念の開催時期が3月に移設されたことに伴い、その前哨戦として位置付けされていた本競走の開催時期は2回京都開催の2週目に、2011年からは同開催の開幕週に繰り上げられた。また、2002年に負担重量がハンデキャップに変更された。
inyofu なお、2001年までは中央競馬指定交流競走として地方馬の出走が認められていた。その後、2006年に国際競走に指定され、外国馬は4頭まで出走可能となったが、翌2007年に日本がパートI 国に昇格したため、外国馬の出走枠が8頭に拡大された。さらに、2015年から本競走の出走可能頭数が拡大されたことにより、外国馬の出走枠も9頭に変更された。
創設当初から変わらず1200mで行われている【シルクロードステークス】。競走名の『シルクロード』は、ユーラシア大陸を横断する古代の交易路を指す呼称。絹が中国からこの道を通って西方に運ばれたことから、19世紀にドイツの地理学者であるフェルディナント・フォン・リヒトホーフェンが命名した。

【シルクロードステークス】のレースレコード!

【シルクロードステークス】のレースレコードは、1997年に【エイシンバーリン】が記録した1:06:9である。【エイシンバーリン】はその後、GI【高松宮杯】を2着に好走するなど、スプリント路線で活躍した。

【シルクロードステークス】のレース傾向

inyofu 7歳以上の馬と4歳馬は割り引き!?
年齢別成績を見ると、「9歳」と「10歳」の馬は3着以内に入っておらず、「8歳」馬は連対例が、「7歳」馬は優勝例がなかった。7歳以上の馬は評価を下げるべきだろう。ただし、「4歳」馬も3着内率は12.1%にとどまっているうえ、このうち単勝2番人気以下だった馬は〔0・1・0・24〕(3着内率4.0%)とほとんど好走例がない。若ければ若いほど良いというわけではなく、「5歳」や「6歳」の馬を重視すべきレースと考えた方が良さそうだ。
inyofu 前走の4コーナーの位置に注目
過去10年の3着以内馬30頭中21頭は、前走がJRAの平地競走で、そのレースの4コーナーを「6番手以内」で通過した馬だった。一方、「7番手以下」だった馬は3着内率12.5%とやや苦戦している。
inyofu なお、前走がJRAの平地競走で5着以下だった馬について同様の比較を行ったところ、そのレースの4コーナーを「6番手以内」で通過した馬の好走率と「7番手以下」で通過した馬の好走率にはより顕著な差があった。前走で大きく敗れていた馬を比較する際は、先行力の高さが重要なポイントと言えるだろう。
inyofu 前年の年明け以降の重賞実績が重要
過去5年の3着以内馬15頭中11頭は、前年の年明け以降にJRAの重賞で4着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率28.2%と好走率も比較的高い。2009年以前は重賞で好走経験のない馬も健闘していたが、近年は前年の年明け以降の重賞で好走してきた実績馬が優勢だ。
【シルクロードステークス】のレース傾向では、【5・6歳馬】【前年の年明け以降にJRAの重賞で4着以内に入った経験がある】競走馬が好走する傾向にある。また、【前走がJRAの平地競走で、そのレースの4コーナーを「6番手以内」で通過した】競走馬も勝率が高い為、【先行馬】も有利とみられる。

第20回【シルクロードステークス】出走馬!

inyofu シルクロードステークス 2015 出走馬17頭
馬名 性齢 負担重量 騎手名 調教師名
アンバルブライベン 牝6 55.5kg 田中 健 福島 信晴(栗東)
エイシンブルズアイ 牡4 56.0kg 秋山 真一郎 野中 賢二(栗東)
カオスモス 牡5 56.0kg 池添 謙一 森 秀行(栗東)
サドンストーム 牡6 56.0kg 国分 優作 西浦 勝一(栗東)
スギノエンデバー 牡7 56.0kg 幸 英明 浅見 秀一(栗東)
セイコーライコウ 牡8 57.0kg 藤岡 康太 鈴木 康弘(美浦)
ニザエモン 牡7 54.0kg 松山 弘平 佐々木 晶三(栗東)
バクシンテイオー 牡6 54.0kg A.シュタルケ 堀 宣行(美浦)
ブルーストーン 牝4 51.0kg 川島 信二 伊藤 圭三(美浦)
ヘニーハウンド 牡7 56.0kg 浜中 俊 吉村 圭司(栗東)
ベステゲシェンク 牡5 54.0kg 川田 将雅 古賀 慎明(美浦)
ベルカント 牝4 54.0kg 藤岡 佑介 角田 晃一(栗東)
ホウライアキコ 牝4 53.0kg 和田 竜二 南井 克巳(栗東)
マジンプロスパー 牡8 58.0kg 北村 友一 中尾 秀正(栗東)
メイショウツガル 牡7 54.0kg 古川 吉洋 武田 博(栗東)
ルナフォンターナ 牝6 54.0kg 岩田 康誠 池江 泰寿(栗東)
ワキノブレイブ 牡5 56.0kg 四位 洋文 清水 久詞(栗東)

第20回【シルクロードステークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 エイシンブルズアイ 3.0
2 アンバルブライベン 3.6
3 ベルカント 6.8
4 ローブティサージュ 12.2
5 サドンストーム 14.5
6 ホウライアキコ 17.8
7 ルナフォンターナ 18.0

第20回【シルクロードステークス】有力馬は!?

【前年の年明け以降にJRAの重賞で4着以内に入った経験がある】【先行馬】エイシンブルズアイ
inyofu 重賞初制覇を目指すエイシンブルズアイ(牡4・野中賢二)は、デビュー当時から素質を高く評価されていた馬で、これまでに出走してきた多くのレースで上位人気に支持されてきた。前走のオープン特別・淀短距離S(京都・芝1200m)を優勝し、収得賞金の加算に成功したが、GI の大舞台を視野に入れている陣営からすれば、遅すぎるくらいのオープンクラスでの勝ち星だったかもしれない。京都・芝コースでは、これまでの全3勝をマークしているように、相性は良好。また、1月25日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン54秒2、ラスト1ハロン12秒5をマークしており、前走から中2週という詰まったローテーションでも疲れは見られない。今回のシルクロードSでの初タイトル獲得に向けて機は熟している印象だ。
【6歳馬】【前年の年明け以降にJRAの重賞で4着以内に入った経験がある】【逃げ馬】アンバルブライベン
inyofu アンバルブライベン(牝6・福島信晴)も、前走の淀短距離S(2着)からこのシルクロードSへと駒を進めてきた。前走ではエイシンブルズアイ(1着)に1馬身先着を許したが、当時負担した別定重量の57キロは牡馬なら59キロに相当するもの。そこでの2着という結果は、地力強化を十分に示すものと言えるだろう。本馬も中2週での参戦となるが、1月23日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは4ハロン55秒8、ラスト1ハロン12秒4をマークし、状態は高いレベルで安定している。昨年の京阪杯に続く重賞2勝目に向け、視界は良好だ。
【前年の年明け以降にJRAの重賞で4着以内に入った経験がある】【先行馬】ベルカント
inyofu ベルカント(牝4・角田晃一)も、前走となった昨秋のスワンS(7着)以来の実戦で、今回は3か月の休み明けでの出走となる。しかし、1月22日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン50秒9、ラスト1ハロン12秒3の好時計をマーク。2013年のファンタジーS、2014年のフィリーズレビューと重賞2勝をマークしている実績馬の能力を十分に証明するだけの豪快な動きを見せている。前走から200m距離が短縮されて芝1200mに戻る今回、スムーズなレースができれば、巻き返す力は持っているはずだ。

2015年2月1日(日)に京都競馬場で行われる芝1200メートルのGIIIレース、第20回【シルクロードステークス】 
近年の優勝馬を見ると、2012年に【ロードカナロア】が、約2か月後の【高松宮記念】で3着となったあと、同年の【スプリンターズS】と【香港スプリント】を制覇。また、2013年の優勝馬【ドリームバレンチノ】は同年の【高松宮記念】で2着、2014年の優勝馬【ストレイトガール】も同年の【高松宮記念】で3着と、芝のスプリント戦線において重要な出世レースとなっている。本記事では注目馬として4歳牝馬【ベルカント】を推したい。去年のGII【フィリーズレビュー】以来、勝利から遠ざかっているが、前々走GI【スプリンターズS】は5着ながら、勝った【スノードラゴン】とはわずか半馬身差。【サクラバクシンオー】産駒であり、もともとスプリントの素質は高い。このレースから再びの巻き返しなるか、注目である。

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