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【2015年きさらぎ賞】初めての1800m 距離適性は大丈夫か?ムーンクレスト

今週行われるクラシックのステップレース・GⅢきさらぎ賞(京都芝1800m)に登録しているムーンクレストは、初距離での出走となる。適性はどうか?ムーンクレストの今までのデータをまとめてみた。
馬キュレ

終いは良かった新馬戦

ムーンクレストは昨年京都8日目(11月1日)の芝1600mの新馬戦でデビュー。鞍上は太宰啓介騎手。3番人気であり、本命視はされていなかったものの、有力馬の1頭といった具合だった。
メイクデビュー京都(芝1400m) 9番ムーンクレスト:6着
スタートから道中は12頭中8番手の中団後ろにつけ、馬群を追走。前を控えた好位につけるが、4コーナーから抜け出すタイミングが遅く6着だった。しかし直線ではしかっり脚が伸びていて、上がり3ハロンは34.6秒。
負けはしたものの、それなりの実力は見せた。

未勝利街道3連戦

新馬戦で敗れたムーンクレストは次走、鞍上に名手・武豊騎手を迎えて5回京都4日目(11月16日)の芝1400mの未勝利戦に出走。今回は前め5番手あたりで先行したものの、そこまで脚が伸びずに4着だった。
引き続き出走した8日目(11月29日)の芝1600mの未勝利戦でも、武騎手は4番手と先行させた。しかし前を走っていた勝ち馬ネオスターダムに突き放され、後続にも詰められて、4着を守るのが精一杯といったレースだった。
京都 2歳未勝利(芝1600m) 6番ムーンクレスト:4着
映像ではよく見えないが、一応直線で脚を伸ばし、意地でも前を行く馬を捕らえようという感覚だけは見受けられる。
未勝利戦3戦目は4回中京6日目の芝1400mのレース。鞍上は国分優作騎手に乗り替わり、単勝人気は4番手だった。
中京 2歳未勝利(芝1400m) 12番ムーンクレスト:1着
今回も中団中目の6,7番手から馬群追走。4コーナーから直線では、前を行く各馬が荒れたインコースを避けるように外に持ち出したため、大きく開いた前方を突き抜けV。記念すべき初勝利である。 上がり3ハロンは36.1秒だった。

あと少しのなずな賞

4戦目にして未勝利を勝ち上がったムーンクレストは、年が明けて1回中京3日目のなずな賞(500万下・芝1400m)に出走。鞍上は引き続き国分優作騎手が取った。単勝人気は5番人気。
https://www.youtube.com/watch?v=mXeZY6jZUNs
中京 なずな賞(芝1400m) 8番ムーンクレスト:3着
今回は馬群のほぼ最後方で待機。しかし直線に入ると、鋭い末脚でごぼう抜きした。ただ、それでも前を行ったフミノムーンには届かず3着。
しかし、ムーンクレストの脚の鋭さを証明する上では、このレースは最もいい例になったと言える。

血統が後押しする中距離適性

上記ではムーンクレストのレースについて見てきたが、これではきさらぎ賞の1800mに対応できるかの理由づけにはならない。よって、最後にムーンクレストの血統を見てみよう。
父アドマイヤムーン、母は外国産馬のビューティコンテスト、母父にシングスピールである。父はドバイDF・宝塚記念・ジャパンCを勝った、正真正銘の中距離馬。ムーンクレストから見て父父にあたるエンドスイープ産駒は他にも秋華賞・宝塚記念・エリザベス女王杯を制したスイープトウショウもおり、父系の中距離適性は明らか。母父のシングスピールもドバイWCやジャパンCを制しており、これもまた中距離血統だ。
このように、中距離血統×中距離血統のムーンクレストにとって、1800mの距離延長は不安材料というより、むしろ好材料と受け取った方が良さそうだ。
以上で見てきたように、ムーンクレストにとって1800mという距離は初めてだが、適した距離である可能性がある。
加えて、実は成績が非常に安定している。5戦して新馬戦のときの6着が最低着順であり、あとは4着以内にまとめているのだ。しかも今回の舞台は京都。当日がパンとした良馬場であれば、穴どころか本命で買ってみるのも面白いかも知れない。

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