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伝統ある出世レース!?第55回【きさらぎ賞】

2015年2月8日(日)に京都競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第55回【きさらぎ賞】
後のGIウイナーが激闘を繰り広げてきた伝統の一戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【きさらぎ賞】の歴史!

inyofu 本競走は、1961年に創設された4歳(現3歳)馬限定の重賞競走で、創設当初は中京競馬場の砂馬場・1200mの馬齢重量で行われていた。
inyofu その後、距離・開催場の変更を経たのち、1971年から1986年まで中京競馬場・芝1800mで行われていた。さらに、1987年に舞台を京都競馬場・芝2000mに移されたが、1991年から同競馬場に前年新設された芝1800mの外回りコースに変更して行われている。また、負担重量は1984年に別定重量に変更された。
【きさらぎ賞】は、関西における春のクラシックレースへの登竜門として、毎年多くの有力馬を送り出している。 近年では、2007年の優勝馬【アサクサキングス】が【菊花賞】を制したほか、2006年の2着馬【メイショウサムソン】は【皐月賞】・【日本ダービー】の二冠制覇を成し遂げ、2011年の3着馬【オルフェーヴル】はクラシック三冠を達成した。

【きさらぎ賞】のレースレコード!

【きさらぎ賞】のレースレコードは、2012年に【ワールドエース】が記録した1:47.0である。【ワールドエース】はその後、【皐月賞】2着、【日本ダービー】4着とクラシック戦線を賑わせた。

【きさらぎ賞】のレース傾向

inyofu 前走3着以内の馬が強い
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走の着順が「3着以内」だった。一方、前走で「4着以下」に敗れていた馬は3着内率11.6%と苦戦している。臨戦過程を比較する際は、前走の着順が良かった馬を素直に重視したい。
inyofu 1800m以上のレースにおける実績が重要
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、JRAの1800m以上のレースにおいて連対経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率15.2%とやや低調な成績に終わっている。1800m未満のレースでしか好走経験のない馬は評価を下げたいところだ。
inyofu 近年は京都・芝コースに実績のある馬が優勢
過去6年の連対馬12頭中、2014年2着のバンドワゴンを除く11頭は、京都・芝コースのレースにおいて連対経験のある馬だった。該当馬は連対率33.3%、3着内率42.4%と好走率も高い。2008年以前は京都競馬場の芝コースで好走経験のない馬も健闘していたが、近年の傾向を重視するなら、コース適性の高さを証明している馬に注目すべきだろう。
inyofu キャリア豊富な馬は割り引き?
過去6年の3着以内馬18頭は、いずれも通算出走回数が「5回以下」で、「6回以上」の馬は好走例がなかった。キャリア1戦だった3頭はすべて4着以下に敗れているが、基本的にはキャリアの浅い馬を重視すべきレースと言える。
【きさらぎ賞】のレース傾向は、【前走3着以内】【JRAの1800m以上のレースにおいて連対経験あり】【京都・芝コースのレースにおいて連対経験あり】【通算出走回数が5回以下】の競走馬が好走している。ただ、【通算出走回数1回】の競走馬は割り引く必要がありそうだ。

第55回【きさらぎ賞】登録馬!

inyofu 2月8日(日)に京都競馬場で行われるきさらぎ賞の登録馬は以下の通り。なお、このレースに除外対象馬はいない。

アッシュゴールド
ポルトドートウィユ
ルージュバック
グリュイエール
ダノンリバティ

ネオスターダム
ムーンクレスト
レガッタ
エメラルヒマワリ

第55回【きさらぎ賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ルージュバック 2.5
2 ポルトドートウィユ 2.6
3 アッシュゴールド 5.1
4 レガッタ 5.8
5 グリュイエール 12.0
6 ネオスターダム 14.8

第55回【きさらぎ賞】有力馬は!?

【前走1着】【JRAの1800m以上のレースにおいて連対経験あり】【通算出走回数が2回】ルージュバック
inyofu ルージュバック(牝3・大竹正博)は、美浦トレーニング・センターでは2歳女王のショウナンアデラに劣らない高い評価を受けている関東馬。2戦2勝の無敗馬が関西に初登場というだけでも注目に値するが、今週京都競馬場で行われる牝馬限定のオープン特別・エルフィンS(芝1600m)ではなく、牡馬が相手となる重賞のきさらぎ賞に挑戦してくるところからも、同馬に対する厩舎の期待の高さをうかがい知ることができる。前走の500万下・百日草特別(東京・芝2000m、1着)後はソエが見られたため放牧に出されたが、帰厩後の調整は順調そのもの。1月28日に行われた1週前追い切りは、力を要する馬場コンディションだった美浦南Wコースで6ハロン80秒3の時計をマーク。約3か月ぶりとなる復帰戦を好仕上がりで迎えることができそうなだけに、本馬のレースぶりから目が離せない。
【京都・芝コースのレースにおいて連対経験あり】【通算出走回数が4回】アッシュゴールド
inyofu デイリー杯2歳Sの2着馬アッシュゴールド(牡3・池江泰寿)は、現在の収得賞金が1100万円。クラシック参戦を確実なものにするためには収得賞金の加算が必要になってくる。1月29日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン54秒3、ラスト1ハロン13秒6と反応がいつもよりも鈍かったが、これはメンコを着用していたことが影響したのかもしれない。今週の最終追い切りを消化すれば出走態勢は整うだろう。レースで折り合いを欠く面があるだけに、今回もリラックスして走れるかどうかが鍵となる。
【前走1着】【JRAの1800m以上のレースにおいて連対経験あり】【京都・芝コースのレースにおいて連対経験あり】【通算出走回数が4回】ポルトドートウィユ
inyofu ポルトドートウィユ(牡3・高野友和)は、前走となった昨年12月の500万下・シクラメン賞(阪神・芝1800m)で2勝目を挙げた。これまでに4戦して連対を外したことがない素質馬で、今後のクラシック参戦に向けて収得賞金を加算したいところだ。今回は2か月の間隔を取って臨む一戦だが、1月28日に栗東坂路で行われた1週前追い切りでは、4ハロン51秒7、ラスト1ハロン12秒6の好時計をマーク。力強い足さばきで駆け抜けて仕上がりの良さをアピールした。この馬も上位を争う候補の一頭に数えられるだろう。

2015年2月8日(日)に京都競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第55回【きさらぎ賞】
今回の登録馬は9頭と少数で行われる予定だが、出走馬はレベルの高いメンバーが集まった。4年前の【きさらぎ賞】出走後、クラシック三冠を制した【オルフェーブル】の全弟【アッシュゴールド】も、兄と同じ道を歩むためこのレースに歩を進めたが、兄と同じく気性難がたまに傷だ。当日のパドックの様子次第では、大胆に切ることも必要か。安定感で言えば、完成度の高い牝馬【ルージュバック】と超良血馬【ポルトドートウィユ】も注目だ。

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