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3歳クラシック戦線スターホースへの登竜門!第49回【共同通信杯】

2015年2月15日(日)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第49回【共同通信杯(トキノミノル記念)】。 
グレード制が導入された1984年以降、優勝馬31頭のうち、11頭が後にGIを制しているこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【共同通信杯】の歴史!

inyofu 1967年に4歳(現3歳)限定・別定重量による重賞競走として創設された『東京4歳ステークス』が本競走の前身。その後、1983年に『共同通信杯4歳ステークス』に改称され、さらに2001年より馬齢表記の変更に伴い『共同通信杯』の名称となった。
inyofu 創設時は東京競馬場・芝1400mで行われたが、翌1968年に芝1600mに延長(なお、積雪のため1968年は中山競馬場・ダート1700m、1970年はダート1600mに変更)、さらに1971年に現行の芝1800mに延長された。その後、幾度か開催競馬場・開催時期が変更されたが、現在も東京・芝1800mで行われており、春のクラシックレースの重要な前哨戦として位置付けられている。日本ダービーを目指す若駒に東京コースを経験させることができるため、ここを使う陣営も見られるほか、有力馬が年明けの始動戦として参戦するケースも多い。
過去の優勝馬には、クラシック三冠を制した【ミスターシービー】や【ナリタブライアン】などがおり、数多くの名馬を輩出している【共同通信杯(トキノミノル記念)】。なお、1969年よりサブタイトルに【トキノミノル記念】が付けられている。 
【トキノミノル】は、1951年に【皐月賞】と【日本ダービー】の二冠を制した馬で、戦歴は10戦全勝。【日本ダービー】優勝の17日後に破傷風のためこの世を去り、【幻の馬】と呼ばれた。同馬は1984年、顕彰馬に選出されており、東京競馬場にはその功績を称え、銅像が建立されている。

【共同通信杯】のレースレコード!

【共同通信杯】のレースレコードは、2013年に【メイケイペガスター】が記録した1:46.0である。【メイケイペガスター】は、その年の【皐月賞】と【日本ダービー】に出走したが、惨敗してしまった。

【共同通信杯】のレース傾向

inyofu 実績馬が強い
過去10年の3着以内馬30頭中24頭は、JRAのオープンクラスで3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率47.1%と好走率も非常に高い。既にオープンクラスのレースで好走経験がある馬にはしっかりと注目しておこう。
inyofu 臨戦過程がポイント
前走の条件別成績を見ると、前走が「新馬」、「未勝利」、「地方競馬のレース」だった馬は好走例がなかった。初勝利を挙げたばかりの馬や、地方のレースを経由してきた馬は評価を下げたい。
inyofu また、前走が「500万下」、「オープン特別」、「JRAの重賞」だった馬について、そのレースでの着順別に成績を調べると、「6着以下」だった馬の連対例はなく、「4着」、「5着」だった馬も優勝例がなかった。前走の条件だけでなく、その着順も重視したいところだ。
inyofu 芝1800m以上のレースに実績のある馬が中心
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、JRAの芝1800m以上のレースにおいて3着以内に入った経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は優勝がなく、3着内率も11.4%とやや苦戦している。ダートのレースや芝1800m未満のレースにしか実績のない馬は評価を下げるべきだろう。
【共同通信杯】のレース傾向では、【JRAオープンクラスで3着以内に入った経験がある】【前走が「500万下」「オープン特別」「JRA重賞」で、3着以内】【JRA芝1800m以上のレースにおいて3着以内に入った経験がある】の条件を満たしている競走馬が好走する傾向にある。今回の出走馬の中に、これらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第49回【共同通信杯】登録馬!

inyofu 【登録頭数:14頭】(フルゲート:16頭)
ダノンメジャー
コスモナインボール
アヴニールマルシェ
マイネルサクセサー
アンビシャス

ティルナノーグ
ドゥラメンテ
シゲルケンカヤマ
ショウボート
シンボリタピット

ソールインパクト
ミュゼエイリアン
メイプルレインボー
リアルスティール

第49回【共同通信杯】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ドゥラメンテ 2.4
2 アヴニールマルシェ 2.9
3 リアルスティール 6.9
4 ティルナノーグ 9.0
5 ダノンメジャー 10.2
6 ソールインパクト 10.5

第49回【共同通信杯】有力馬は!?

【前走が「500万下」で、1着】【JRA芝1800m以上のレースにおいて3着以内に入った経験がある】ドゥラメンテ
inyofu 前々走の未勝利(1着)の発走時にゲート内で立ち上がったため、前走の500万下・セントポーリア賞(ともに東京・芝1800m)は発走調教再審査を経ての出走となった。今度はゲート内で立ち上がることはなく、少し出負けはしたものの二の脚を利かせて中団を追走。最後の直線では、鞍上の石橋脩騎手が手綱を持ったままで先頭に立ち、追い出されるとぐんぐん伸びて楽々と5馬身突き抜けた。ゴール前は流す余裕を見せながら1分46秒9の好時計。競り合う形になっていれば、もっと速いタイムをマークしたはずだ。前走時は馬体重が14キロ増(488キロ)での出走だったが、見た目に太い印象はまったくなかった。圧巻のレースぶりからも成長分と考えるのが妥当で、これからまだまだ良くなりそうなムードが漂っている。
【JRAオープンクラスで3着以内に入った経験がある】【前走が「JRA重賞」で、2着以内】【JRA芝1800m以上のレースにおいて3着以内に入った経験がある】アヴニールマルシェ
inyofu 前走の東京スポーツ杯2歳Sは、前々走の新潟2歳S(2着)以来約3か月ぶりの実戦でも上々の仕上がりでレースを迎えた。デビュー2戦ともに後手を踏んだスタートを互角に決め、5番手のインという好位置をキープ。抜群の手応えで最後の直線を向いたが、馬群が密集していたため前が壁になり、なかなか追い出せない状況となった。それでも残り200m付近で狭いところに進路を見つけると、強烈な伸び脚を披露。ゴール寸前で外からサトノクラウン(1着)にクビ差交わされ2着に敗れたものの、内容的には勝ちに等しい競馬と評価できる。今回は、初対戦の素質馬を含む強敵たちが顔をそろえるが、前走で共同通信杯と同じ東京・芝1800mの舞台においてタフな競馬を経験していることは、大きなアドバンテージと言えるだろう。
【JRA芝1800m以上のレースにおいて3着以内に入った経験がある】ティルナノーグ
inyofu 前々走の京都2歳Sで7着に完敗していたものの、その前のデビュー2連勝を高く評価され、前走のホープフルSでは3番人気と有力候補の一角を占めていた。17頭立てという多頭数のレースで8枠15番と外枠からのスタートだったうえに、レースの1000m通過タイムが1分01秒5とスローペースになったことで馬群が密集し、後方追走から終始外を回らされる苦しい展開。最後の直線で大外から末脚を伸ばしたものの、10着(同着)まで追い上げるのが精いっぱいだった。それでも、本馬が計時した上がり3ハロンタイムは出走馬中3位タイの34秒9(推定)。小回りで直線が短いコース形態や、外を回らされたレース展開など、マイナス要素が重なった結果の着順で、決して力負けではないはずだ。広々として実力を発揮しやすい東京・芝1800mに舞台が替わる今回、がらり一変があっても驚けない。
【JRAオープンクラスで3着以内に入った経験がある】【JRA芝1800m以上のレースにおいて3着以内に入った経験がある】ダノンメジャー
inyofu デビューから3戦2勝2着1回の好成績を評価され、前走のホープフルSでは堂々の1番人気に支持された。道中は中団のやや後方をスムーズに折り合って追走していたが、3~4コーナーで馬群の外を回るロス。最後の直線ではじわじわと末脚を伸ばしたものの、優勝争いには加われずに9着でゴールインした。それでも、2着馬コメートとのタイム差は0秒3。距離ロスに加えて、中山・芝コースへの出走も関東圏への長距離輸送も初めてだったことを考慮すれば、決して悲観する内容ではないだろう。今回も初の左回りコース参戦という未知の要素はあるが、追われてから長くいい脚を使える馬だけに、広くて直線の長い東京競馬場は合っている可能性が高い。巻き返す余地は十分に残されている。

2015年2月15日(日)に東京競馬場で行われる芝1800メートルのGIIIレース、第49回【共同通信杯(トキノミノル記念)】 
今回は有力馬が多数集まり、群雄割拠の様相を呈しているが、その中でも注目なのが、好走する条件である【JRAオープンクラスで3着以内に入った経験がある】【前走が「500万下」「オープン特別」「JRA重賞」で、3着以内】【JRA芝1800m以上のレースにおいて3着以内に入った経験がある】をすべて満たしている【アヴニールマルシェ】だろう。他にも、父【キングカメハメハ】×母【アドマイヤグルーヴ】という、超良血馬【ドゥラメンテ】も近2走で圧勝しており、見逃せない存在となっている。

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