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キズナ復活なるか!?第108回【京都記念】

2015年2月15日(日)に京都競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第108回【農林水産省賞典 京都記念】。
例年、GIホースが出走馬に名を連ねることが多いこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ 

【京都記念】の歴史!

inyofu 本競走は、1942年に創設された5歳(現4歳)以上のハンデキャップ競走で、創設当初は京都競馬場・芝3500m(外回り)を舞台に、春と秋の年2回行われていた(1944年の春から1947年の春まで第二次世界大戦の影響により開催中止)。その後、秋の競走は1951年から4歳(現3歳)以上に変更されたのち、1984年に廃止された。
inyofu 創設以降、幾度かの条件・距離の変更を経たのち、1994年に負担重量が別定に変更されてからは、斤量面で実績馬が参戦しやすくなり、上半期のビッグレースを目指す有力古馬が本競走を始動戦とすることが多くなった。また、舞台は1995年から京都・芝2200m(外回り)で定着して行われており、現在に至っている。
設立当初は、春と秋の年に2回行われており、今年で108回を迎えることになった【京都記念】。過去10年の優勝馬の中には、2007年の【アドマイヤムーン】がこのレースのあと【ドバイデューティフリー】・【宝塚記念】・【ジャパンカップ】などのGIで3勝を挙げる活躍を見せたり、2010年の優勝馬【ブエナビスタ】は、【ヴィクトリアマイル】【・天皇賞(秋)】とGI2勝を挙げた。

【京都記念】名レース!【ブエナビスタ】VS【ドリームジャーニー】

前走GI【有馬記念】では、【ドリームジャーニー】の2着に終わった【ブエナビスタ】だが、【京都記念】ではリベンジを達成した。

【京都記念】のレース傾向

inyofu 単勝オッズ別の成績は?
過去10年の京都記念で単勝1番人気に支持された馬は、4勝2着3回で連対率70.0%という成績。単勝オッズ別の成績を見ても、「2.9倍以下」だった馬が連対率75.0%と好成績を残している。しかし、「3.0~6.9倍」の馬の連対率は30.0%となっており、それと比較すると、「7.0倍~19.9倍」のエリアは妙味ある数字となっている。なお、「20倍以上」の馬はいまひとつの成績で、2着以内に入ったのは、昨年の優勝馬デスペラード(単勝6番人気、34.3倍)だけとなっている。
inyofu 前走のレースも要チェック
過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、前走「有馬記念」組から3着以内馬10頭が送り出されている。また、前走が「海外のG1」だった馬が、4戦3勝2着1回で連対率100%となっているのが特徴的だ。しかし、「その他の国内GI・JpnI」から臨んだ馬は、過去10年で2着が最高。また、前走が「GII・JpnII」だった馬も苦戦傾向となっている。ちなみに、「GIII・JpnIII」から臨んで3着以内に入った5頭のうち4頭は、前走で京都、阪神、新潟競馬場の外回りコースという、比較的直線が長いコースに出走していた。
inyofu 早生まれの馬が好成績
過去10年の出走馬の成績を誕生月別に分類してみると、「1~3月」生まれの馬が好成績となっている。「4月」生まれで勝利したのは一昨年の優勝馬トーセンラーだけで、「5月以降」に生まれた馬は2着が最高となっている。古馬の重賞だけに、生まれた時期による影響は少なそうだが、気になるデータだ。
【京都記念】のレース傾向では、【前走が「有馬記念」or「海外のGI」】【1~3月生まれの馬】が好走する傾向にある。また、【単勝1番人気で尚且つオッズが2.9倍以下】の競走馬は、非常にいい成績を残しているのも見逃せない。

第108回【京都記念】登録馬!

inyofu 【登録頭数:12頭】(フルゲート:18頭)
ハープスター
キズナ
ラブイズブーシェ
ラブリーデイ
ハギノハイブリッド

トウシンモンステラ
レッドデイヴィス
スズカデヴィアス
マイネルディーン
アクションスター

ノーステア
ヒラボクディープ

第108回【京都記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 キズナ 2.1
2 ハープスター 2.2
3 ラブリーデイ 5.3
4 トウシンモンステラ 13.9
5 ハギノハイブリッド 16.9

第108回【京都記念】有力馬は!?

予想オッズ2.1倍!3月生まれの【キズナ】
inyofu 昨春の天皇賞(春)で4着に敗れた後、骨折が判明したために、目標としていた凱旋門賞再挑戦を含む昨秋シーズンを休養することになったキズナ(牡5・佐々木晶三)。今回は約9か月半ぶりの復帰戦となるが、12月には栗東トレーニング・センターへ帰厩して乗り込みを開始。当初は、成長分を加味してもかなり太めに見えたが、調教が進むにつれて馬体に締まりが出てきた。1月21日・28日とCWコースでハードな追い切りを消化し、2月4日に行われた1週前追い切りでは、力の要るコンディションだった坂路で4ハロン52秒2をマーク。これだけしっかりと調教を積んでいれば、休み明け初戦から能力全開を期待できるだろう。
inyofu 2013年のダービー馬で、同年秋に挑戦したフランス遠征でも、国際G2・ニエル賞1着、国際G1・凱旋門賞(ともにロンシャン・芝2400m)4着という結果を残した。日本のみならず、世界でもトップクラスにランクされる実力馬と言っていいだろう。2014年の天皇賞(春)で4着に敗れた後に骨折が判明し、今回が約9か月半ぶりの実戦。不安がまったくないわけではないが、過去には、3か月以上の休み明けで出走した2013年のニエル賞と2014年の産経大阪杯を優勝。そのうえ、追い切りで見せる動きも以前と変わらず豪快。馬体に幅が出てきたことで、休養前よりもパワーアップした印象を受けるほどだ。京都・外回りの芝2200mは2013年の京都新聞杯を勝っているコース。復帰戦としては文句なしの舞台だろう。
予想オッズ2.2倍!【ハープスター】
inyofu 国際G1・ドバイシーマクラシック(メイダン・芝2410m)への挑戦を表明しているハープスター(牝4・松田博資)は、この京都記念をステップに海外でのG1 制覇を目指すことになる。1月下旬には栗東CWコースでの追い切りを開始し、2月4日に同コースで行われた1週前追い切りでは、7ハロンの長めから追われて、6ハロン80秒7、ラスト1ハロン12秒2の好タイムをマーク。休養を挟むと太りやすいタイプだが、今回はそれを感じさせないしなやかな動きを見せている。京都・芝コースへの出走は今回が初めてだが、末脚が十分に活きる外回りコースなら、本馬にとってマイナスになることはないだろう。
inyofu 昨秋に挑戦した前々走の国際G1・凱旋門賞(ロンシャン・芝2400m)は6着と敗退。しかし、同コースでは通用しにくい後方から大外一気の競馬をしながら、よく追い込んだと言えるレースだった。ジャスタウェイ(8着)とゴールドシップ(14着)を含めて3頭が出走した日本馬の中で、最もインパクトを残す走りを見せたのは本馬だろう。前走のジャパンカップは5着に敗れたが、4コーナーで競走中止した馬(トレーディングレザー)をよけきれず、つまずくロスがあった。そこから立て直して、最後の直線で大外から伸びてきたレース内容は、能力の高さをあらためて示すものと評価できる。フランス遠征からの帰国初戦だった前走と違い、国内でじっくりと調整したうえで迎える今年初戦。本レース後に予定しているUAE遠征に向けて弾みをつけるためにも、今回は負けられないレースと言えそうだ。

2015年2月15日(日)に京都競馬場で行われる芝2200メートルのGIIレース、第108回【農林水産省賞典 京都記念】。 
今回の有力馬はなんといっても、【キズナ】と【ハープスター】の2頭だろう。両頭とも、夢の大舞台【凱旋門賞】を経験している強者だ。【キズナ】は、約9か月半ぶりの出走になるが、京都競馬場での成績は4戦3勝と好相性。唯一負けた1回は、前走であるGI【天皇賞(春)】であり、リベンジの舞台としてはうってつけだろう。また、【ハープスター】は次走で国際GI【ドバイシーマクラシック】に出走予定なので、ここで無様な競馬は出来ないだろう。競馬ファンにとって、注目の1戦となりそうだ。

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