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史上初となる連覇達成の代償!?【第32回フェブラリーS】レース結果まとめ

2015年中央競馬のGI開幕戦である【第32回フェブラリーステークス】が22日に東京競馬場で行われた。注目の1番人気コパノリッキーは9頭が成し得なかった連覇に挑戦。果たして結果は!?今回もスポーツ新聞や競馬関連サイトからレース結果の記事をまとめてみた。
馬キュレ

フェブラリーステークス優勝はコパノリッキー

inyofu 第11R・フェブラリーS(GI、ダート1600)は、2番手を追走した1番人気コパノリッキー(牡5、栗東・村山)が、直線入り口で逃げたアドマイヤロイヤルを交わすと、後続の追撃を寄せ付けず快勝。史上初となるフェブラリーS連覇を成し遂げた。勝ちタイムは1分36秒3(良)で、鞍上は武豊騎手。1/2馬身差の2着は5番人気インカンテーション、2着に3/4差の3着は3番人気ベストウォーリアが入っている。
inyofu 【コパノリッキー】
父ゴールドアリュール
母コパノニキータ
母父ティンバーカントリー
通算16戦9勝 GI4勝含む重賞6勝
ハナを切ると思われたコーリンベリーが出遅れ。リッキーもトップスタートでなかったものの二の脚は速く、2番手につける。外めにつけて砂をかぶらなかった上、他馬にもまれることもなく、楽な手応えで残り400mで先頭に立つと、早めにスパートした。まさに横綱相撲で2着との半馬身差以上の強さを見せつけ後続を完封した。

レース後コメント武豊騎手「GIを勝ててホッとしました」

inyofu GIを勝ててホッとしました。スタートはあまり良くなかったですが、1頭行ってくれたので、形としては悪くなく、スムースにいいペースで進めました。折り合いも我慢してくれたので、細心の注意を払って直線を向きました。手応えも良く、自信を持って乗りました。いい馬でチャンスをもらえて良かったですが、馬も力がありますので、今後も楽しみです。万全の仕上げをしてくれたスタッフにも感謝したいです」
鞍上はこのレース4勝目。2003年にはリッキーの父ゴールドアリュールで制している。武騎手のJRAGI勝利は13年のマイルCS(トーセンラー)以来。昨年GI未勝利から一転幸先良いスタートとなった。

村山明調教師「勝ってくれと思いながらレースを見ていました」

inyofu 1番人気でGIを勝つことは大事なことですし、今はホッとしています。馬の状態は良かったですし、レースは武豊騎手が本当にうまく乗ってくれました。手応え良く直線を迎えましたし、今日はホッコータルマエがいないのだから勝ってくれと思いながらレースを見ていました。

オーナーDrコパ氏「やれることは全部やった」

inyofu 風水で知られるDrコパこと小林祥晃オーナー(67)は「連覇がなかなかできないということがよく分かった。内心ちぎると思っていたのでハラハラしました」と胸をなで下ろした。2枠だったが「黒い服は持っていないので、今年のラッキーカラーの黄色とグリーンで」と黄緑色のジャケットの下に黒のベストというコーディネート。食事はラッキーフードの寿司を食べたといい「風水で運をつけるのが自分の仕事。オーナーとしてやれることは全部やった」

無念の2着 インカンテーション

inyofu 2着 インカンテーション(内田博騎手)
「力はあります。負けましたが、このメンバーでいいパフォーマンスが出来ました。チャンスがあるのではないかと思っていましたが、チャンスが来た時はもうゴールでした。あのような形になったら勝ち馬は強いです。しかし、私の馬もあの位置から差して来るのですから、今後も楽しみです」
7番手の外でスムーズに運び、4コーナーで進出。直線で力強い伸びを披露したが、コパノリッキーに半馬身まで迫ったところがゴールだった。しかしGI3戦目で初めて連対を果たし、地力の高さを示した結果となった。

外回されて3着 ベストウォーリア

inyofu 中団を進んだ3番人気ベストウォーリアは、手応え良く4コーナーを回り、直線で満を持して鞍上からゴーサインが出されたが、上位2頭を差し切るほどの脚は繰り出せず3着に終わった。戸崎騎手は「道中で内に入れたかったが、外を回らされる形になったのがね…」と唇をかみ、「馬はいい感じだったし、最後まで伸びているが、馬混みで(脚をためる)競馬ができていれば、もう少ししまいははじけていたと思う」と力負けではないことを強調した。

一昨年の覇者が激走の4着 グレープブランデー

inyofu 一昨年の覇者グレープブランデーは11番人気と低評価ながら、好位のインからしぶとく脚を伸ばして0秒3差の4着に健闘。7歳でも健在ぶりをアピールしたが、北村宏騎手は「馬の具合は前回(根岸S10着)より良かったし、スタートも決まったんだけど、並ぶところまでいかなかった」と肩を落とした。

最内から末脚伸ばして5着 ローマンレジェンド

inyofu  後方を進んだ4番人気ローマンレジェンドは直線で最内を狙って5着。メンバー最速3F35秒8でジワジワ伸び、G1馬の力は示した。岩田は「行くか、下げるかと考えたが、きょうは直線に懸けた。出来も良かったし、最後はよく伸びたけど…。2着は欲しかった。マイルは問題ない」と振り返っていた。

外からかぶされ6着 ワイドバッハ

inyofu 2番人気に支持されたワイドバッハは後方の外を追走し、手応え良くコーナーを回ったが、その外からまくり上げた馬にふたをされる形に。直線で馬群の一番外に持ち出し、メンバー中2位の上がり3ハロン36秒0をマークしたが、6着まで追い込むのが精いっぱいだった。蛯名騎手は「コーナーで外からかぶせられた。それが全て」と不満げだった。

その他着順&コメント

inyofu ◆Cデムーロ騎手(サンビスタ7着) 「いいポジションにつけて流れに乗れたんだけど、3コーナーでスムーズさを欠いて位置が悪くなった」

◆浜中騎手(カゼノコ8着) 「展開待ちの馬なので、ペースが遅くて向きませんでした。これから力をつけていってくれると思います」

◆ベリー騎手(ワンダーアキュート9着) 「もう少し前で競馬したかったんだけど、ペースについていけなかった。もっと長い距離の方がいい」

◆松山騎手(コーリンベリー10着) 「ゲートではおとなしかったんですけど、つまずいてしまって…。スタートが全てです」

◆吉原寛騎手(ハッピースプリント11着) 「直線ではジリジリと伸びてくれたのですが、追走に苦労したぶん、はじけ切れませんでした」

◆横山典騎手(アドマイヤロイヤル12着) 「思ったより手応えが良くて楽に前に行けた。自分の競馬はできたけど勝った馬が強かった」

◆福永騎手(キョウワダッフィー13着) 「頑張ってくれました。やることはやったけど最後は止まってしまった」

◆勝浦騎手(レッドアルヴィス14着)「それなりの位置で競馬できたけど、もうひとつ反応させられなかった。力負けではない」

◆江田照騎手(シルクフォーチュン15着) 「上手に流れに乗れたし、直線では手応えがあった。9歳だけど若い」

◆三浦騎手(サトノタイガー16着) 「ペースが向かなかったし、距離も長かった。よく頑張っています」

最新情報 コパノリッキー骨折

inyofu コパノリッキー(栗・村山、牡5歳、父ゴールドアリュール)が、史上初のフェブラリーS連覇から一夜明けた23日、左橈(とう)骨遠位端を骨折していたことが分かった。オーナーサイドが明らかにした。レース中にアクシデントに見舞われたとみられる。骨折箇所は人間なら左手首の付け根に相当し、全治6カ月程度の見込み。27日に骨片除去手術を行う予定だ。その後、オーナーサイドと村山調教師が協議し、今後の方針を決める。
昨年は最低16番人気での激走でGI初勝利を挙げ、これまで9頭の優勝馬が果たせなかった連覇を達成した。例を見ない連覇だけにこれぞオーナーの風水の力の賜物なのであろうか。しかし、そんなコパノリッキーに連覇の代償が足下を襲う。なんと骨折が判明。次走はかしわ記念の予定だったが、チャンピオンズカップに変更。この試練を乗り越えれば、来年にダートの世界一決定戦といわれるブリーダーズCクラシックに参戦するプランもある。ドバイ参戦のホッコータルマエと共に今年のダート界を牽引する存在となるだろうか。

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