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24年ぶり&デビュー初日で重賞制覇【2015年中山記念&阪急杯】レース結果まとめ

3月1日の中山阪神のメインレース【第89回中山記念】&【第59回阪急杯】。東西で雨が降り注ぐ中、激戦を制したのは?レース結果の詳細とコメントをまとめてみた。
馬キュレ

中山記念はヌーヴォレコルトが優勝

inyofu 中山競馬場で開催された第11R・中山記念(GII、芝1800m)は、好スタートから3番手を追走する形でレースを進めた3番人気ヌーヴォレコルト(牝4、美浦・斎藤誠)が、先に抜け出していたロゴタイプに直線最内から並びかけると、激しい追い比べをクビ差制し、ローズS以来となる通算5勝目(重賞3勝目)を挙げた。勝ちタイムは1分50秒3(稍重)で、鞍上は岩田騎手。クビ差の2着は2番人気ロゴタイプ、2着に1 1/2馬身差の3着は4番人気ステファノスが入っている。尚、1番人気に支持されたイスラボニータは伸びを欠き5着に敗れた。
inyofu ▽【ヌーヴォレコルト】
父ハーツクライ
母オメガスピリット
母父スピニングワールド
通算10戦5勝 重賞3勝目
ロケットスタートから道中は好位3番手で追走。直線ではいったん先頭に立ったロゴタイプの内へ進路を取ると、急坂を上がってから一気に襲いかかる。2頭による激しいたたき合い。雨にぬかるんだ馬場も苦にせず、最後にグイッとひと伸びして首差かわした。1991年のユキノサンライズ以来24年ぶりの牝馬による中山記念制覇を達成。

レース後コメント 岩田騎手「イチかバチか」

inyofu 「直線、外に進路がなかったので、イチかバチか、最内を狙いました。この馬自身、立ち回りがうまいですし、去年よりもパワーアップしています。今後もがんばってもらいたいと思います」

斎藤誠調教師「本当に頭が下がります」

inyofu 休み明けでも落ち着いていて、仕上がりはよかったです。スッといい位置がとれましたし、道中もいい感じでした。4コーナーでタイトになり、強引な進路取りになりましたが、あそこに入っていけるんですから、この馬はすごいですね。皐月賞馬2頭に対して、強い勝ち方でした。去年の秋は人気を背負って勝ちに行き、少しだけ負けましたが、力はあると思っていましたから、それを証明できてよかったです。雨は気になりましたが、力強く走れましたし、本当に頭が下がります。

競り負け2着も力示した ロゴタイプ

inyofu 2着 ロゴタイプ(C.デムーロ騎手)
「好位で引っかからずにスムーズな競馬ができました。直線でもしっかりと伸びています。しかし、勝った馬が強かったです。今日は惜しい競馬でした」
2番人気ロゴタイプが2着。道中は勝ったヌーヴォレコルト、イスラボニータなどとともに、逃げたタイキパーシヴァルを見る位置につけた。直線入り口で先頭に立ち、ゴール前で競り負けたが地力は示した結果となった。前走ダートの根岸Sで適性を模索して芝に再び転向。次走は産経大阪杯が有力だ。

将来性感じる3着 ステファノス

inyofu 昨秋の富士S1着以来の実戦となったステファノスは3着。中団の外でイスラボニータをぴったりとマーク。直線は渋った馬場も気にすることなく、坂下からジワジワと脚を伸ばした。「マークしたイスラが動かなかったぶん、エンジンをかけ遅れる形になったが、道悪馬場は気にしていなかった。以前に比べて力をつけているし、将来性も感じた」とシュタルケ騎手は健闘をたたえた。

直線伸びず5着 イスラボニータ

inyofu 1番人気に支持された昨年の皐月賞馬イスラボニータは5着。好位馬群の外を追走し4角では先頭をうかがう勢いだったが、直線で伸びを欠いた。蛯名は「反応が悪かった。こういう馬場(やや重)を走ったのも初めてだし、合わないのかも」と意気消沈。それでも「そんなに負けたわけじゃない。ここが目標ではないし、少しずつ良くなっていけば」と前を向いた。

その他着順&コメント

inyofu ▼4着マイネルフロスト(松岡)4角で内から寄られたのが痛かった。良馬場でやりたかった。

▼6着タガノグランパ(菱田)欲を言えば勝ち馬の位置が理想だった。もう少しいい馬場で走らせたかった。

▼7着トラストワン(和田)跳びがきれいな馬なので良馬場の方がいい。馬の雰囲気は良かった。

▼8着ナカヤマナイト(柴田善)元気は良かったが最後で止まった。まだ戻り切っていないのかも。

▼9着ヒラボクディープ(大野)4角まではいい感触だったが、最後は馬場を気にしていた。

▼10着ゼンノルジェロ(熊沢)もうちょっと前に行きたかったが、思ったようにいかなかった。

阪急杯はダイワマッジョーレが優勝

inyofu 阪神競馬場で開催された第11R・阪急杯(GIII、芝1400m)は、中団を追走していた2番人気ダイワマッジョーレ(牡6、栗東・矢作)が、ゴール前の接戦を制して勝利した。勝ちタイムは1分23秒8(不良)で、鞍上はM.デムーロ騎手。ハナ差の2着は4番人気ミッキーアイル、2着にクビ差の3着は9番人気ローブティサージュが入っている。なお、昨年の覇者で圧倒的1番人気に推されたコパノリチャードは6着に敗退した。
inyofu ▽【ダイワマッジョーレ】
父ダイワメジャー
母ファンジカ
母父Law Society
通算24戦6勝(うち重賞2勝)
スタートこそひと息だったが、じわじわとポジションを上げて中団の外へ。右から左へステッキを持ち替え、闘魂を注入すると、ゴール前でグイッとひと伸び。ダイワマッジョーレは13年京王杯SC以来の重賞勝利。

レース後コメント ミルコ・デムーロ騎手「夢のようです」

inyofu 「今日は3つも勝てて、重賞まで勝って夢のようです。前回は弟のクリスチャンが乗っていいレースをしていましたし、今日も状態はいい感じでした。いいポジションでレースができました。外枠もよかったと思います。ゴールした瞬間は勝ったかどうかわかりませんでしたが、勝ててよかったです」

矢作調教師「ミルコマジック」

inyofu マッジョーレを管理する矢作調教師は「本当にデキがいいのに、道悪が上手な方ではないから“ツキがねえなあ”と感じていた。それでもここまで馬を動かすんだから、あとはミルコマジックと書いておいて」と報道陣を笑わせた。

ハナ差2着も収穫あった ミッキーアイル

inyofu 2着 ミッキーアイル(浜中俊騎手)
「調教から控えてレースをする形を覚えさせて、その成果が出た形です。負けはしましたが、今日のような馬場でこれだけ走れたのは収穫です」
逃げて好結果を出してきたミッキーアイルが、初めて意図的に控える競馬でダイワマッジョーレとハナ差惜敗。次走は高松宮記念の予定で更に同馬への期待が高まる。

直線粘れず6着 コパノリチャード

inyofu 1番人気コパノリチャードは粘り切れず6着。4番手追走から直線入り口で堂々と先頭に立ったが、直線半ばで馬群にのみ込まれた。武豊は「(レースの)形は悪くなかったが、意外と止まってしまった」と悔しそう。続けて「馬場はもっと悪くても勝っているし、こなせないはずないんだけど。完調手前だったのかな。次、頑張りたい」

その他着順&コメント

inyofu ▼3着ローブティサージュ(池添)勝ったと思ったけど、坂を上ってから脚が上がってしまった。

▼4着サドンストーム(国分優)スタートのタイミングが悪かった。しまいは伸びているが…。

▼5着ダノンシャーク(福永)もうちょっと前で競馬したかったが、ついていけなかった。こういう馬場は得意じゃない。

▼7着プリムラブルガリス(小牧)3コーナーで狭くなった。この馬場で脚を取られたけど、走る馬だよ。

▼8着マジンプロスパー(北村友)理想的なポジションで運べた。使って素軽さが出てきたね。

▼9着レッドオーヴァル(戸崎)内に潜りたかったが、外枠で外々を回らされたのが痛かった。

▼10着アミカブルナンバー(四位)こういう馬場は得意かと思ったが…。良なら、もっと切れる。

▼11着オリービン(太宰)反応が悪かった。馬場がこたえた感じ。

▼13着エールブリーズ(秋山)出遅れて流れに乗れなかった。

▼16着ニホンピロアンバー(藤岡佑)スピードは通用するところを見せてくれた。間隔が空いていたし、使って良くなれば。

GI牡馬相手に、最高の内容と結果で4歳初戦を終えたヌーヴォレコルトの次走は予定通りヴィクトリアマイル。ダイワマッジョーレはオーナーとの相談次第で高松宮記念へ参戦の可能性がでた。
JRA騎手としてデビューしたイタリア人騎手ミルコ・デムーロは、初日からメーン重賞の阪急杯を含む3勝をマーク。一方、調整ルーム入室後に携帯電話使用したということでデビュー直前で制裁をデビューが先送りになったルメール騎手。1日から30日まで騎乗停止処分になったことでドバイシーマクラシックに参戦するワンアンドオンリーに騎乗できなくなり、代役にクリスチャン・デムーロが騎乗することが発表された。

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