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悲劇の二冠馬サクラスターオーまとめ

悲劇の名馬サクラスターオーの名レースや記事、エピソードをまとめてみた。
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悲運の名馬?

inyofu サクラスターオーは日本の競走馬。1987年の皐月賞、菊花賞に優勝した二冠馬。同年の年度代表馬およびJRA賞最優秀4歳牡馬(旧称。現在のJRA賞最優秀3歳牡馬)。 生まれて間もなく母を失ったという出自、6か月半の休み明け・9番人気で臨んだ菊花賞での劇的な勝利、直後の有馬記念での悲劇から過酷な闘病生活を経て安楽死に至るまで、今なおその名は悲運の名馬として競馬ファンに語り継がれている。

父譲りの荒々しい気性

inyofu 父のサクラショウリは気性の激しい馬だった。馬房で大暴れし、馬蹄形の穴をあけることもしょっちゅうだった。  優秀な馬、一流の血統ほど、気性の激しさを持っているもので、それがレースにいっての負けん気、闘争心を生み出している。サクラショウリがダービー馬に輝いたのも、その激しい気性の賜物だったろう。
悪い評判など、吹き飛ばしてしまうほどの強さ
inyofu 「サクラショウリの仔はダメだ」  そんな評価が定まりかけたとき、突如として現れたのがサクラスターオーだ。気性が災いして伸び悩むどころか、デビュー4戦目の弥生賞で、早くも初重賞。サクラショウリらしさを初めて見せた産駒だった。  事実、皐月賞は直線、馬群を割って抜け出す勝負根性。2着に2馬身半の差をつける圧勝だった。
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二冠目がかかったダービーは脚部不安で回避。

ダービーの鬱憤を菊花賞で爆発!

菊花賞の1番人気はダービー馬メリーナイス。
inyofu 押し出されるように単勝2.2倍の1人気に押されたのはダービー馬メリーナイス。ダービーが後続を1秒突き離す強い競馬だったこと、セントライト記念を勝ってこのレースを迎えたこと……等、消去法的な側面からも必然の流れといえるだろう。ただし、陣営も乗り役の根本康弘騎手もそうは考えていなかったはずだ。 「距離に不安があるので最短距離を。インでチャンスをじっと」と声を振り絞ったダービーでの言葉。気性的にも血統的にもメリーナイスは明らかに3000mの馬ではなかった。父がダートも巧いコリムスキーということもあり、追い切りもやればやるだけ時計が出てしまうタイプで、これが人気の後押しをしてしまう。
騎手が驚くほどの抜群の手応えで直線へ
inyofu その中でいち早く先行馬群をつかまえたのがサクラスターオーである。道中は後方に位置していたが折り合いもよく一定のペースを守って走ってきていた。下りにかかるや「自らハミをとった。レースを知っている馬で、すごい手応え」と東騎手も驚く反応を見せる。
名勝負から生まれた名実況
inyofu 「ゴールドシチー追い込んだ! ユーワジェームス差を詰める! しかしサクラスターオー先頭だ! 菊の季節に桜が満開! 菊の季節に桜! サクラスターオーです! そして2着にゴールドシチー! 菊の季節に9番サクラスターオー! 桜が満開になりました京都競馬場です!」しかし、杉本清アナウンサーの歴史に残る実況通り、サクラスターオーは止まらなかった。持ちこたえ、抑え込んでゴール板を駆け抜けたのだ。
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長い競馬の歴史の中で二冠馬は数多く存在する。しかし、サクラスターオーほど数々の障害を乗り越え、その偉業を達成した馬はいただろうか。生まれて間もなく母をなくし、人の手で育てられ、なんとか競争馬として無事にデビューするも、待っていたのは血のジレンマ。その血統評価をも覆すほどの強さで皐月賞を勝利するも、ダービーは故障で棒に振る。さらに、最後の一冠はステップなしで、ぶっつけ本番。そんな様々な壁にぶつかりながら、一生懸命に走る彼の姿に心を打たれたファンは数多くいるはずだ。

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