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上半期最強スプリンター決定戦!第45回【高松宮記念】

2015年3月29日(日)に中京競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、第45回【高松宮記念(グローバルスプリントチャレンジ)】。
現役トップクラスの実力馬が前評判通り勝利することが多い、上半期の最強スプリンター決定戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【高松宮記念】の歴史!

inyofu 1967年に4歳(現3歳)以上・別定重量の重賞競走として創設された『中京大賞典』が本競走の前身。その後、1971年に高松宮殿下から優勝杯を賜ったのを機に『高松宮杯』に改称され、中京競馬場・芝2000mを舞台に、夏の中京開催を飾る中距離の名物競走として行われていた。
inyofu 1996年の短距離競走体系の改善に伴い、本競走は開催時期を5月に繰り上げられ、負担重量を別定から定量に、距離を芝1200mに変更のうえ、GII からGI に格上げされた。これにより、中京競馬場初のGI 競走が誕生し、『高松宮杯』は春のスプリント王決定戦として位置付けられたが、1998年に現在のレース名『高松宮記念』に改称された。さらに、2000年には3月の中京開催の最終週に移設され、出走資格が5歳(現4歳)以上に変更となった。春のGI シリーズの始まりを告げる一戦に、古馬の名スプリンターたちが集結し、春の短距離王の座をかけて白熱した戦いを繰り広げている。
中京競馬場初のGI競走として施行された【高松宮記念】。2005年に世界初の国際スプリントシリーズとして【グローバルスプリントチャレンジ】が創設されたが、本競走は2011年からその構成レースに加わった。

【高松宮記念】のレースレコード!

【高松宮記念】のレースレコードは、2008年に【ファイングレイン】が記録した1:07.1である。【ファイングレイン】はその後、15回の重賞に出走したが、一度も勝利することなく引退してしまった。

2014年【高松宮記念】

昨年の【高松宮記念】では、3番人気【コパノリチャード】が後続に3馬身突き放す圧勝劇を演じた。

↓【高松宮記念】過去5年のレース映像はこちら↓

【高松宮記念】のレース傾向

inyofu 前走の条件と着順に注目
過去10年の前走の条件別成績を調べると、前走で「JRAの重賞」以外のレースに出走していた馬は好走例がなかった。オープン特別や地方、海外のレースを経て参戦してきた馬は評価を下げるべきだろう。
inyofu また、前走が「JRAの重賞」だった馬のうち、そのレースで「5着以下」に敗れていた馬は優勝例がなく、3着内率も5.8%にとどまっている。前走がJRAの重賞、かつそのレースで上位に食い込んでいた馬を重視したいところだ。
inyofu 重賞での戦績がポイント
過去10年の3着以内馬30頭は、いずれもJRAの芝の重賞において3着以内に入った経験のある馬だった。オープン特別や条件クラスのレース、そして地方、海外の重賞でしか好走経験のない馬は過信禁物と考えたい。
inyofu また、京都競馬場か阪神競馬場の芝の重賞で3着以内に入った経験のない馬は優勝例がなく、3着内率も3.0%にとどまっていた。関東圏やローカル場の芝の重賞でしか好走経験のない馬は割り引きと言えそうだ。
inyofu 5、6歳の馬が中心
過去10年の年齢別成績を調べると、「9歳以上」の馬は好走例がなく、「7歳」や「8歳」の馬も3着内率は10%程度だった。7歳以上の馬は評価を下げるべきだろう。また、「4歳」馬も3着内率は10.5%にとどまっている。このレースでは「5歳」や「6歳」の馬を重視したい。
【高松宮記念】のレース傾向では、【前走がJRA重賞で4着以内】【京都競馬場か阪神競馬場の芝の重賞で3着以内に入った経験あり】【5、6歳馬】が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第45回【高松宮記念】登録馬!

inyofu 高松宮記念 2015 登録馬【フルゲート18頭】
・外国馬
エアロヴェロシティ

・優先出走馬
サクラゴスペル(オーシャンS・1着)
ダイワマッジョーレ(阪急杯・1着)

・賞金上位馬
ミッキーアイル
コパノリチャード
ハクサンムーン
ストレイトガール
アンバルブライベン
リトルゲルダ
ショウナンアチーヴ
マジンプロスパー
ローブティサージュ
レッドオーヴァル
トーホウアマポーラ
オリービン
ワキノブレイブ
アフォード
サドンストーム

・除外対象馬
エイシンブルズアイ
レッドファルクス
本年の【高松宮記念】では、昨年の覇者【コパノリチャード】やGI馬【ミッキーアイル】、香港馬【エアロヴェロシティ】などが登録されており、見ごたえのあるレースとなりそうだ。

第45回【高松宮記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ストレイトガール 3.5
2 ミッキーアイル 5.2
3 エアロヴェロシティ 5.5
4 ダイワマッジョーレ 6.5
5 コパノリチャード 8.3
6 アンバルブライベン 9.6
7 ハクサンムーン 12.2
現状の予想オッズでは、GI入賞を4回果たしている【ストレイトガール】が1番人気である。その【ストレイトガール】をGI【香港スプリント】で負かした香港馬【エアロヴェロシティ】にも人気が集まっており、日本の馬場に慣れれば勝利の可能性も高い。

第45回【高松宮記念】有力馬は!?

【前走がJRA重賞で4着以内】【京都競馬場か阪神競馬場の芝の重賞で3着以内に入った経験あり】ミッキーアイル
inyofu ミッキーアイル(牡4・音無秀孝)は、昨年のNHKマイルCを制してGI 初制覇を達成。今年からは、スピードを活かせるスプリント路線に本格的に参入するようで、新世代のスプリント王候補として期待されている一頭だ。前走の阪急杯では、好位に控える競馬で、勝ち馬のダイワマッジョーレとハナ差の2着に好走。さらなる先行激化が予想される高松宮記念に向け、収穫の多い前哨戦となった。芝1200mの距離への出走は今回が初めてとなるが、むしろこの距離でこそ本馬のスピードが活きると陣営は判断しているようで、どんなレースを見せるか楽しみだ。
【前走がJRA重賞で4着以内】【京都競馬場か阪神競馬場の芝の重賞で3着以内に入った経験あり】【6歳馬】ハクサンムーン
inyofu ハクサンムーン(牡6・西園正都)は、前走のオーシャンSで勝ち馬のサクラゴスペルから0秒1差の2着。ゴール前で勝ち馬には交わされたものの、芝1200mの距離で積極的に先手を奪うレースは久しぶりで、本馬らしい走りを見せたと言えるだろう。不良馬場でのレースとなった昨年の高松宮記念(5着)と、良馬場発表ながらも小雨が降る中で行われた同年のスプリンターズS(13着)は、力を要する馬場コンディションが向かなかったという印象。今回、スピードを活かせる良馬場での出走がかなえば、GI 初制覇のチャンスは大きく広がるだろう。
エアロヴェロシティ
inyofu 大物との呼び声が高い外国馬が、香港から遠征してくるエアロヴェロシティ(せん7・P.オサリバン)だ。知名度こそ、2005年のスプリンターズSを制した香港馬・サイレントウィットネスには及ばないが、昨年の国際G1・香港スプリント(シャティン・芝1200m)を優勝しているチャンピオンスプリンター。今年3月に発表されたロンジンワールドベストレースホースランキング(2015年1月1日~3月8日)では118ポンドを獲得し、世界12位タイ(スプリント部門3位)にランクされているほどの実力馬だ。慣れない環境の中での調整や左回りコースを克服できるかどうかなど未知の要素も多いが、今回の登録馬の中では断然の実績を誇る。高松宮記念の歴史にその名を刻むレースを見せても不思議はないだろう。

2015年3月29日(日)に中京競馬場で行われる芝1200メートルのGIレース、第45回【高松宮記念(グローバルスプリントチャレンジ)】。 
2000年以降に施行されたレースでは、5番人気以下の馬が一度も勝っていないだけに、今年も前評判の高い馬が勝利を掴みそうだ。
今の日本競馬界スプリント路線では絶対王者不在のため人気が分散されているが、本記事ではスプリント路線に転向して化けそうな【ミッキーアイル】と、現状人気薄だが好走する条件を満たしている【ハクサンムーン】を推したい。
しかし、実績では出走馬中一番の香港馬【エアロヴェロシティ】も不気味な存在だ。時計の掛かる中京競馬場での相性は決して悪くないだろう。また、これまでの香港スプリンターたちの活躍を考えると、初海外遠征で圧勝の可能性も十分ある。

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