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「アンビシャス」脚をためて終いに伸ばす!【安田記念】

GⅠで高いポテンシャルを見せ続けるアンビシャスが安田記念に出走する。昨年の大阪杯では2番手追走から逃げるキタサンブラックを捕らえて勝利している。しかし、昨秋の天皇賞から精彩を欠くレースが続き、前走の大阪杯でも最後方から末脚に懸けるも掲示板確保が精一杯だった。初のマイル戦でGⅠ初制覇を目指す。そんなアンビシャスについてまとめてみた。
アンビシャス

【2016年大阪杯】好位抜け出しから強敵破る!

7枠からスタートを決めると、鞍上の横山典弘騎手は今までとは異なり2番手の好位からの競馬を選択。鞍上武騎手のキタサンブラックが道中はペースをコントロールする中、直線に向くとアンビシャスはジリジリとその差を詰めにかかる。坂を上り切ってもうひと伸びし、キタサンブラックとの叩き合いを見事クビ差制して重賞2勝目となった。
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inyofu 1着 アンビシャス(横山典弘騎手) 「オーナーにはお世話になっていますので、この馬の依頼があったときは嬉しかったですね。(2番手からのレースについては)馬のリズムを第一に考えて乗りました。難しいところがある馬ですが、自分も長い間の経験がありますからね。ゴールドシップよりは全然楽でした。直線はまだよたよたする面があります。その点がパンとしてくれば大舞台で活躍できる馬です」
inyofu (音無秀孝調教師) 「今日のような前につけるレースは、お昼にジョッキーから相談され、オーナーに了解をとり、あとは任せました。内回りということもありましたからね。折り合いもついていました。このあとは休みか、宝塚記念か......。今のところ、夏休みから秋の天皇賞が目標と考えていますが、オーナーと相談して決めたいと思います」

【天皇賞(秋)】インから懸命に追い込んだが....

4番人気で迎えた天皇賞(秋)。前半は押していかず従来の後方待機策。3,4コーナーの中間地点で中団馬群の真っ只中まで追い上げ直線へ。各馬が外に出す中、1頭だけインを突いて追い込んだが4着までが限界であった。
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inyofu 4着 アンビシャス(音無秀孝調教師) 「流れることを祈っていましたが、まったく流れてくれませんでした。最後は4着に来て力を見せてくれましたが...。これで年内は休養です」

【大阪杯】殿一気に懸けるも前が止まらず5着

12番枠からまずまずのスタートを切ると、マカヒキを見るような格好で後ろ2番手からレースを進める。3コーナー入り口では最後方まで下がりながらもぎりぎりまで末脚を溜め、4コーナーから大外を回して追い込んだものの、キタサンブラックなど前の各馬の脚色が鈍らず5着に敗れた。
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inyofu 5着 アンビシャス(福永祐一騎手) 「スタート自体は出ましたが、進んで行きませんでした。しかし、出して行くとハミを噛んで伸びなくなると思いました。良い脚を使っていますが、その分、道中のポジション取りがうまく出来ないところがありました。そこで自分から動いて行って、伸びきれたかというと、そこまでの脚は使えないのではないでしょうか。マカヒキに先に動いてもらうなど、他力本願というのが現状です。課題はありますが、ポテンシャルは高いので、その辺は修正されればタイトルを取れると思います」

【安田記念】直前情報!折り合い面で楽なマイルで巻き返す!

inyofu 栗東坂路でノガロを相手にテンから13秒9-13秒3-12秒5とラップを速め、しっかり追われたラスト1Fは13秒2とかかったものの、しぶとく末脚を伸ばし半馬身先着した。けいこでは目立たないタイプだけに、これだけ動けば十分だ。
inyofu 「攻め駆けはしない。先週もちょうどいい追い切りだったし、状態面に不安はない。マイルになる分、折り合い面は楽だろう。スローでも、この馬としては速いほうだと思う」と音無調教師。

安田記念の傾向!優勝馬は前走GⅠ組から!

inyofu 過去10年の出走馬について、前走の条件別に成績を調べると、優勝馬は「GI」組から6頭、「GIII」組から2頭出ており、91頭が該当する「GII」組は1勝のみとなっている。しかし、2着馬と3着馬の数では「GII」組が16頭と圧倒しており、3着内率では同組がわずかながらトップに立っている。前走の条件によって優勝馬や、2・3着馬の頭数が大きく変わる点は、覚えておいても損はないだろう。

初のマイル戦となるが、折り合いで苦労しないことを考えれば、切れのある末脚を活かせる絶好の舞台になるだろう。今年はレースごとに騎手を替えているが、今回は昨秋の天皇賞以来となる横山典弘騎手とのコンビで挑む。ダービーではマイスタイルに騎乗し超スローペースを作り出した名手が、今週はアンビシャスをGⅠ初勝利にエスコートする。

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