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「アンビシャス」能力はある!状態は悪くない。【天皇賞(秋)】

中距離戦線の主役を狙う4歳馬アンビシャスが天皇賞秋に出走する。切れ味鋭い末脚を武器にラジオNIKKEI賞優勝、中山記念でもドゥラメンテの2着に入ったが、産経大阪杯では横山典弘騎手の奇策で先行し、同型のキタサンブラックを下し優勝した。宝塚記念は惨敗に終わったものの、ルメール騎手を背に挑んだ前走の毎日王冠では、待機策から2着に入り健在をアピールした。鞍上は横山典弘騎手に戻るが、どのようなレースを見せてくれるのか。そんなアンビシャスについてまとめてみた。
アンビシャス
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【産経大阪杯】意表を突く先行策で快勝!

2番人気で迎えた産経大阪杯。スタートから中団後方に抑えるかと思われたが、1週目ゴール前で3番手まで上がっていき、向上面では2番手まで押し上げた。3コーナーでキタサンブラックが後続を突き放しにかかるも、冷静に差を広げられずにマークする。最後の直線でキタサンブラックとの一騎打ちを制し、重賞2勝目を挙げた。
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inyofu 1着 アンビシャス(横山典弘騎手) 「オーナーにはお世話になっていますので、この馬の依頼があったときは嬉しかったですね。(2番手からのレースについては)馬のリズムを第一に考えて乗りました。難しいところがある馬ですが、自分も長い間の経験がありますからね。ゴールドシップよりは全然楽でした。直線はまだよたよたする面があります。その点がパンとしてくれば大舞台で活躍できる馬です」
inyofu (音無秀孝調教師) 「今日のような前につけるレースは、お昼にジョッキーから相談され、オーナーに了解をとり、あとは任せました。内回りということもありましたからね。折り合いもついていました。このあとは休みか、宝塚記念か......。今のところ、夏休みから秋の天皇賞が目標と考えていますが、オーナーと相談して決めたいと思います」

【宝塚記念】不可解な大敗...

好メンバーが揃った宝塚記念。前走の大阪杯同様、キタサンブラックを前に見る形で好位のインに位置取る。1000m通過が59.1とややハイペースがこの馬を苦しめたか勝負所ではムチが入るほど。直線では完全にバテてしまい16着でゴールインとなった。
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inyofu 16着アンビシャス(横山典)頑張っている。長い目で見てもらえたら。

【毎日王冠】激しい一騎打ちを演出し2着!

まずまずのスタートから、道中は中団よりやや後ろの位置で末脚を溜める。直線で外に持ち出し末脚を伸ばすと、さらに外から追い込んできたルージュバックと2頭での激しい追い比べに持ち込んだが、クビ差競り負け惜しくも2着。それでも惨敗明けの不安を払拭する走りを見せた。
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inyofu 2着 アンビシャス(ルメール騎手) 「休み明けですが、雰囲気は良かったです。掛からずに行けましたが、ルージュバックは強かったです。この馬自身も次走は楽しみです」

【天皇賞秋】調整は思惑通り!今回も待機策か?

inyofu 栗東坂路でともに出走するヒストリカルと体を合わせて進み、前半は14秒台。3F目から12秒5-12秒7とペースを上げて、力強いフットワークのまま併入した。
inyofu  「前走は中2週で再び東京に遠征することを考えて、少し余裕を残した仕上げで、パドックでも太く映った。その分、今回は思惑どおり。あとはジョッキー。(前走で乗った)ルメールはしっかり折り合いがつく。乗り替わる横山典騎手も産経大阪杯でうまく乗ってくれたが、要は出していくとハミを噛んでしまう。折り合いさえつけば、いい脚を使うからね」と音無調教師。

天皇賞秋の傾向!4歳馬は好成績!

ドゥラメンテ、リアルスティール、キタサンブラック属する最強4歳世代の一角を担うアンビシャス。ただでさえ強い今年の4歳馬だが、このレースでも4歳馬の活躍が目立っている。過去10年の年齢別成績を見ると、(4-5-2-29)、連対率22.5%は全世代で最高の数字だ。
inyofu 過去10年の年齢別成績を調べると、3着以内馬延べ30頭中22頭が4歳馬と5歳馬で、好走率でも上位となっている。一方、3歳馬で優勝したのは、1984年に距離が2000mに短縮されて以降、1996年のバブルガムフェローと2002年のシンボリクリスエスのみ。過去10年では、15頭が出走して2着馬が2頭、3着馬が3頭出ているが、優勝した馬はいない。なお、6歳以上の馬は、連対したのが2009年の優勝馬カンパニー(8歳)のみと、苦戦傾向にある。

前走は太め残り感もあったが、一叩きして状態はさらに上向いているようだ。そして、鞍上は再び横山典弘騎手に乗り替わるが、先週のブラジルカップでは追い込み馬のミツバでまさかの大逃げに打ってそのまま逃げ切っている。音無調教師のコメントからは待機策を選んで欲しいという思いが感じられるが、エンターテイナーの思惑は神のみぞ知る。

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