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キスはキスでも、こちらのキスでした!2006年桜花賞まとめ

幾度も名勝負が行われてきた桜花賞。今回は2頭の「同じキーワードを持つヒロイン」がぶつかり合った、2006年桜花賞をまとめてみた。
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トライアルを制した評判馬が上位人気になる中で、第66回桜花賞を制したのは…?

第66回桜花賞は、6番人気キストゥヘヴンと安藤勝巳騎手コンビが優勝!

inyofu 徐々にスピードに乗ったキストゥヘヴンは、安藤騎手が叩きつけるようにして何度も振る右ムチにこたえて大外から力強く伸びた。そして、内で逃げ粘るアサヒライジング、差すアドマイヤキッスとコイウタ、3頭をゴール直前で交わし去る。

 1戦ごとに上昇を示し、また、どんなレースにも対応できる走りの進化も示して、キストゥヘヴンは3連勝で桜の女王の座を手にしたのである。
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亡き父(アドマイヤベガ)に捧げる、GIタイトル

inyofu キストゥヘヴン(Kiss to Heaven、2003年 - )は日本の競走馬である。2006年の桜花賞優勝馬。北海道市場の2004年の北海道オータムセール1歳馬市場で吉田勝己(正確には有限会社社台コーポレーション)に970万円で購入され、「天国にいる父・アドマイヤベガと母父・ノーザンテーストに(キスが)届くように」との願いをこめて名付けられた。

1番人気はもう1頭の「キッス」

当日1番人気に支持されたのは、武豊騎手とのコンビを組むアドマイヤキッスだった。4角10番手から大外を回して末脚を伸ばし、逃げるアサヒライジングを交わすも、さらに外から強襲するキストゥヘヴンに3/4馬身交わされ2着に敗れた。

名勝負から生まれた名実況

inyofu 「アサヒライジング逃げる逃げる!外からキス、アドマイヤ!アドマイヤキッス!コイウタ!
大外からキストゥヘヴン!大外からキストゥヘヴン!アドマイヤキッス!キストゥヘヴン!
安藤勝己のキストゥヘヴンです!大外から差し切りました、キストゥヘヴン!
アドマイヤキッスではありません、こちらのキスでした!
キストゥヘヴン! 天国へのキスです! 」

(馬場鉄志アナウンサー)

安藤勝巳騎手にとっての初めての桜花賞制覇

このキストゥヘヴンでの桜花賞制覇を皮切りに、2007年ダイワスカーレット、2009年ブエナビスタ、2011年マルセリーナで計4勝した。これは歴代2位の記録である。
アサヒライジング、アドマイヤキッス、コイウタ、キストゥヘヴンの4頭の叩き合いとなり、ゴール前は大激戦となった第66回桜花賞。結果としては、同じキーワードを持った2頭の少女たちでワンツーフィニッシュ。その名勝負から生まれた1つのドラマ、そして名勝負から生まれた名実況は、これから何年たっても競馬を愛するファンの中で語られていくのではないでしょうか。

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