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「モーリス」血統的に距離は問題ない!リズムよく運ぶ【天皇賞(秋)】

去年は安田記念でG1初制覇を遂げ、続くマイルCSも連勝し日本マイル界の王者へ。そして、その後は香港のG1を2連勝し、世界のマイル界でも王者となったモーリス。前走では2000Mの札幌記念に出走し、距離を不安視されながらも2着と好走。距離の壁を越え、二階級のG1制覇を狙うモーリスについてまとめてみた。
モーリス
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【2015年安田記念】横綱相撲でクビ差制し、G1初制覇!

前走のダービー卿CTでの凄まじい脚を評価され一番人気に推されたモーリス。まずまずのスタートから先団に取り付き、直線では三番手からの勝負となった。持ったまま先頭のケイアイエレガントに迫り、一瞬で抜き去ると、あとは横綱相撲。上がり3ハロン1位の脚を使ったヴァンセンヌをクビ差退け、G1初戴冠となった。
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inyofu 1着 モーリス(川田騎手) 「ゲートの中はいい体勢ではありませんでしたが、ゲートを出てくれたので、あとはリズムだけと思っていました。少し行きたがっていましたが、よく我慢してくれました。本当にスムースで、直線ではケイアイエレガントが頑張ってくれていたので、いいタイミングで抜け出せました。楽に勝てるかと思いましたが、ヴァンセンヌが来ていたので、あとは何とか凌いでくれと追うばかりでした。久々に騎乗しましたが、たくましく成長していて、今日は強気に乗ることが出来ました」

【2016年安田記念】折り合いを欠き、いつもの伸びも見れず2着に敗れる

逃げ馬不在の中で行われ、道中はスローペースとなる。このペースの中モーリスは二番手につけるも、道中行きたがるそぶりを見せて、折り合いを欠いてしまう。直線を向いても逃げるロゴタイプとの差はなかなか縮まらず、2着と敗れた。いつもの脚は見れず、勝ったロゴタイプにいい様にやられる結果となった。
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inyofu 2着 モーリス(T・ベリー騎手) 「全体のペースが遅く、前に馬を置けなかったため引っ掛かってしまいました。それでも2着に良く頑張ってくれました」

【札幌記念】距離不安視も、上り3ハロン1位の脚で2着!

休み明け初戦であり、秋の天皇賞を見据えた一戦。外枠からの発走で、すぐさま中団につける。道中は中団のまま折り合って、3コーナーあたりから進出を開始。直線では逃げるネオリアリズムを外から追うが、コーナーで息を入れていたネオリアリズムに差をつけられ、2着に敗れる結果となった。しかし上り3ハロン1位と、力は示した。
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inyofu 2着 モーリス(モレイラ騎手) 「距離は問題ありませんでした。ただ、今日は外枠で内に入るまでに時間が掛かった分もあったと思います。今日は緩い馬場で、後ろからではなかなか届きませんから...。ただ、折り合いはついていましたし、スムースな競馬は出来ました」

【天皇賞秋】直前情報!力強いフットワーク!

モーリスは26日、美浦のWコースで追い切りを行った。
inyofu 5ハロンから外バクシンテイオー(スワンS出走)を1馬身追走すると、押さえきれない手応えで直線入り口で並ぶ。手綱を持ったまま力強いフットワークを繰り出し、1馬身半先着でゴールした。堀調教師は「先週の追い切りの状況を見て、もう1本しっかりやっておきたかったので今週は水曜日に追い切った。けいこは段階的に良くなっている」と感触を口にした。

今年の日本での2戦は同じような伏兵逃げ馬の前に勝ち切れていないモーリス。絶対能力は抜群なだけに3度も同じ轍は踏みたくないところだ。そんなモーリスは今回鞍上に英国のR・ムーア騎手を迎える。世界的名ジョッキーで、今年の凱旋門賞は記憶に新しく、これ以上ないほどの助っ人だろう。能力の違いで距離の壁を打ち破り、G1二階級制覇となるか。鞍上の手綱さばきにも期待したい。

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