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ルージュバックの牙城を崩す馬はいるのか!?【第75回 桜花賞】

2015年4月12日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、【第75回 桜花賞】。
言わずと知れた牝馬クラシックの第一戦であり、歴史的名牝の素質が開花するこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【桜花賞】の歴史!

inyofu 5大クラシック競走の第一弾として行われる本競走は、イギリスの1000ギニー(距離は1マイル:約1609m)に範をとり、最もスピードのある優秀な牝馬の選定および、優秀な繁殖牝馬を発掘するためのレースとして、1939年に4歳(現3歳)牝馬限定の条件で、中山競馬場・芝1800mを舞台に『中山四歳牝馬特別』として創設された。
inyofu その後、1947年に舞台を京都競馬場に移し、距離を芝1600mに変更したのを機に、レース名が『桜花賞』と改称された。1950年に阪神競馬場へ舞台が移されてからは、満開の桜が咲き誇る仁川のターフで数多くの名牝が名勝負を繰り広げてきた。
GI【桜花賞】は、【オークス】・【秋華賞】と続く牝馬三冠レースの最初の関門であり、本競走の4着までの馬に【オークス】の優先出走権が与えられる。過去には【メジロラモーヌ】、【スティルインラブ】、【アパパネ】、【ジェンティルドンナ】の4頭が牝馬三冠制覇を成し遂げている。

【桜花賞】のレースレコード!

【桜花賞】のレースレコードは、2010年に【アパパネ】が記録した1:33.3である。【アパパネ】はその後、【オークス】、【秋華賞】を制し、史上3頭目となる牝馬三冠を成し遂げた。

2014年の【桜花賞】

昨年の【桜花賞】では、単勝オッズ1.2倍の圧倒的1番【ハープスター】が、上がり3ハロン32.9の出走馬中1位の末脚を披露し、勝利を収めた。

↓【桜花賞】過去5年のレース映像はこちら↓

【桜花賞】のレース傾向

inyofu チューリップ賞組が中心
過去10年の3着以内馬30頭中13頭は、前走で「チューリップ賞」に出走していた馬だった。該当馬は3着内率31.7%と好走率もまずまず高い。また、出走頭数の差はあるものの、前走が「フラワーC」「エルフィンS」「クイーンC」「阪神ジュベナイルフィリーズ」だった馬も比較的優秀な好走率をマークしている。
inyofu 芝1600m以上のレースに実績のある馬が優勢
過去10年の出走馬について、JRAのオープンクラス・芝1600m以上のレースでの最高着順別に成績を調べると、3着以内馬30頭中21頭はJRAのオープンクラス・芝1600m以上のレースで優勝経験のある馬だった。該当馬は3着内率33.3%と好走率もまずまず高い。一方、JRAのオープンクラス・芝1600m以上のレースに出走した経験のない馬や、最高着順が8着以下だった馬は好走例がなかった。芝の1600m未満のレースやダートのレースにしか実績のない馬は苦戦傾向にあるようだ。
inyofu キャリアの浅い馬が好成績
過去10年の3着以内馬30頭中15頭は、通算出走回数が「4回以下」だった。「5回以上」だった馬からも15頭の3着以内馬が出ているが、好走率では「4回以下」の馬が大きく上回っている。過去の戦績を比較する際は、少ないキャリアで出走してきた馬に注目すべきだろう。
inyofu ちなみに、通算出走回数が「5回以上」だった馬で3着以内に入った15頭のうち9頭は、前年の阪神ジュベナイルフィリーズで「6着以内」に入っていた。好走率を見ても、「6着以内」だった馬は、「7着以下、不出走」だった馬を大きく上回っている。キャリア5戦以上の馬については、前年の2歳女王決定戦での成績を参考にしたい。
【桜花賞】のレース傾向では、【前走がチューリップ賞、もしくはフラワーC・エルフィンS・クイーンC・阪神ジュベナイルフィリーズ】【JRAオープンクラス・芝1600m以上のレースで優勝経験あり】【通算出走回数が4回以下or通算出走回数が5回以上で阪神ジュベナイルフィリーズでは6着以内】の競走馬が好走する傾向にある。

【第75回 桜花賞】登録馬!

inyofu 優先出走馬

アンドリエッテ
クイーンズリング
ココロノアイ
テンダリーヴォイス
ペルフィカ

ムーンエクスプレス
メイショウメイゲツ
レッツゴードンキ

以下、賞金上位馬

ルージュバック
キャットコイン
ノットフォーマル
クールホタルビ
レオパルディナ

クルミナル
コンテッサトゥーレ
トーセンラーク

以下、抽選対象馬(2/3)

アースライズ
ミッキークイーン
ローデッド

以下、除外対象馬

スキースクール
スノーエンジェル
ノーブルヴィーナス
ノースメイジャイ
フェアラフィネ
本年の【桜花賞】では24頭が登録されており、フルゲートは18頭なので、6頭が除外される。既に重賞勝ちを決めた馬も多く登録されており、例年以上のハイレベルなレースとなりそうだ。

【第75回 桜花賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ルージュバック 2.1
2 ココロノアイ 4.5
3 クイーンズリング 7.5
4 レッツゴードンキ 8.2
5 キャットコイン 9.7
6 アンドリエッテ 10.0
7 ミッキークイーン 15.1
8 コンテッサトゥーレ 25.3
歴代最強牝馬と噂される【ルージュバック】が現状1番人気であるが、既に重賞2勝を決めている【ココロノアイ】もオッズ差がそこまで開くことなく続いてる。

【第75回 桜花賞】有力馬は!?

【JRAオープンクラス・芝1600m以上のレースで優勝経験あり】【通算出走回数が4回以下】ルージュバック
inyofu 昨年の優勝馬ハープスターに続き、今年も世界の舞台を意識させる馬が登場する。3戦3勝の無敗でGI の舞台に躍り出るマンハッタンカフェ産駒のルージュバック(牝3・大竹正博)がその馬で、スケールの大きさでは前年の覇者をしのぐ可能性すら感じさせる。前々走の500万下・百日草特別(東京・芝2000m)では、のちに京成杯を優勝するベルーフ(2着)に2馬身1/2差をつけたうえで、2歳コースレコードの2分00秒8をマークして優勝。3か月の休み明けで重賞に初挑戦した前走のきさらぎ賞でも、牡馬の強敵を相手に難なく完封して勝利を収めた。牝馬限定レースには目もくれず、適性の高い舞台に出走することを優先する姿勢に、陣営の自信の大きさを感じる。本レースをも通過点にするようなら、近い将来、世界の大舞台で走る姿が見られるかもしれない。
【前走がチューリップ賞】【JRAオープンクラス・芝1600m以上のレースで優勝経験あり】【通算出走回数が5回以上で阪神ジュベナイルフィリーズでは6着以内】ココロノアイ
inyofu 桜花賞のトライアルの中でも最も本番につながりやすいと言われるチューリップ賞を制したのは、関東馬のココロノアイ(牝3・尾関知人)。これで重賞の勝ち鞍は昨年のアルテミスSに続き2つ目。暮れには阪神ジュベナイルフィリーズでも3着に好走しており、実績という点では今回のメンバーに入っても上位と言える。本馬もキャットコインと同じステイゴールド産駒だが、こちらは気性の激しさを感じるタイプだけに、レース当日のテンションが鍵になる。落ち着いて走ることができれば、今回も好勝負を演じられるはずだ。
【前走がチューリップ賞】【通算出走回数が5回以上で阪神ジュベナイルフィリーズでは6着以内】レッツゴードンキ
inyofu キングカメハメハ産駒のレッツゴードンキ(牝3・梅田智之)は、勝ち鞍こそメイクデビュー札幌(芝1800m)の1勝のみだが、その後の4戦は重賞に挑戦して、すべて3着以内を確保している。近3走はいずれもココロノアイと一進一退の競馬を続けているだけに、実力は引けを取らない一頭と見ていいだろう。折り合い面に少し課題を残しており、今回もスムーズな競馬ができるかどうかが鍵となる。ラストの瞬発力勝負にならないようなペースでレースが展開すれば、今回も大崩れはしないはずだ。

2015年4月12日(日)に阪神競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、【第75回 桜花賞】。 
毎年、ハイレベルなレースが展開されるが、本年は例年以上に熾烈なレースとなるであろう。
注目は何といっても、既に史上最強牝馬とも言われている【ルージュバック】である。
2歳コースレコードホルダーにして、前走GIII【きさらぎ賞】でも牡馬の強敵を圧倒。
出走したすべてのレースで、上がり3ハロン出走馬中1位の脚を見せ完勝、と、既に抜群の完成度を誇っている。
初の阪神コースで、初のマイル距離、更に初の多頭数レースと未知の部分も多いが、それらを覆す圧倒的ポテンシャルを見せてくれるはずだ。

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