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4センチ差のグランプリホース!グラスワンダー伝説

栗毛の怪物と呼ばれたグラスワンダーの名レースや記事、エピソードをまとめてみた。
レース

天才グラスワンダー

inyofu グラスワンダー(1995年2月18日 - )は、アメリカ合衆国で生産され、日本で調教された競走馬(外国産馬)である。朝日杯3歳ステークスを無敗のままレコードで圧勝した後、有馬記念連覇、宝塚記念とグランプリレースを3連覇して、中央競馬のGIを4勝するなどして活躍した。

主戦騎手は的場均(現調教師)。最後のレースとなった2000年の宝塚記念のみ、蛯名正義が手綱をとった。競走馬引退後は種牡馬生活を送っている。

マルゼンスキーの再来

inyofu 2歳9月のデビュー戦が3馬身。2戦目のアイビーSが5馬身。さらに3戦目、重賞初挑戦の京成杯3歳S(現・京王杯2歳S)が6馬身。グラスワンダーはクラスが上がっても、後続との着差を広げるばかりだった。

 4戦目のGI挑戦、朝日杯3歳S(現・朝日杯フューチュリティS、1600m)は、レース史上初めて1分34秒台の壁を破る、1分33秒6のレコード勝ち。その底知れぬ強さに、競馬マスコミは「マルゼンスキーの再来」と騒いだものである。
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栗毛の怪物と呼ばれ、ライバルはスペシャルウィーク

inyofu 陣営は年内引退を発表。また凱旋門賞挑戦プランも掲げられ、その壮行レースとして第40回宝塚記念に出走した。同期のグラスワンダーとの初顔合わせとなったこのレースはスペシャルウィークをグラスワンダーが後方からマークするという展開で進み、直線でいったんは先頭に立つものの終始スペシャルウィークをマークしていたグラスワンダーに交わされ2着。3馬身差の完敗であった。この敗戦により凱旋門賞挑戦は白紙撤回されることとなった。
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まさに2頭のためのレースであった。

伝説の有馬記念

inyofu レースは緩やかな流れで進んだが、スペシャルウィークの末脚を信じる武豊は迷いなく最後方を進む。レースが動いたのは3コーナー過ぎ。中団を進んでいたグラスワンダーが外に出して進出を開始すると、武もスペシャルウィークを促し一気に好位グループへ取り付く。ゴール前で抜け出しにかかるグラスワンダーを、スペシャルウィークは力強く捕らえてそのまま押し切ったかに見えた。会心の勝利に酔い、小さなガッツポーズを見せる天才。しかし、勝利の女神は彼とスペシャルウィークに微笑まなかった。坂を上がってからの叩き合いで外のスペシャルウィークに押され気味だったグラスワンダーだが、ゴールまでしぶとく食い下がり、したたかにも決勝線通過のその一瞬だけ、スペシャルウィークの内から体を伸ばしていたのだ。その差は僅かに4センチ。
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この有馬記念は史上最高の名勝負と呼び声高い。
2000年の宝塚記念を最後に現役生活を引退した。その後、2001年から北海道早来町の社台スタリオンステーションにて種牡馬として供用されることとなった。種牡馬としては、スクリーンヒーロー(2008年ジャパンカップ)セイウンワンダー(2008年朝日杯フューチュリティステークス)、アーネストリー(2011年宝塚記念)らなどのG1ホースを送り出している。

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