TOP > 競走馬 > 【2015年日本ダービー】スタミナと折り合いは他には負けない! 逃げる!?スピリッツミノル
競走馬

【2015年日本ダービー】スタミナと折り合いは他には負けない! 逃げる!?スピリッツミノル

未勝利戦から一気に3連勝で皐月賞に駒を進めたスピリッツミノル。そのすべてが逃げ切りでの勝利で、自身のスタイルを確立してきたが、皐月賞9着、続く京都新聞杯6着と振るわず。今回日本ダービーで得意の逃げ切りが炸裂するか!?
馬キュレ

【スピリッツミノル】の血統! 父同様の成長曲線?

inyofu ディープスカイ産駒は上がり時計に限界があります。したがって芝では前で粘るタイプが目に付き、切れ味を要求されないダートではまずまずの成績を残しています。そうした個性は、おそらく母アビの「Chiefs Crown×Key to the Mint」に由来するものでしょう。いずれも切れ味に乏しく持続力に秀でた血です。ディープスカイ自身は父アグネスタキオンから受け継いだ瞬発力を備えていましたが、種牡馬としては母方の特徴を伝えていると思われます。
inyofu スピリッツミノルはこの部分を大胆に強化しています。アビ≒ストームザミント2×2といってもいいでしょう。いずれの血も Northern Dancer、Secretariat、Key to the Mint を近い世代に抱えており、幾何学的な美しさすら感じる組み合わせです。母の父ラムタラは Nijinsky と Red God のニックスを持ち、母バアゼルクローバーは Nijinsky≒Storm Bird 2×3。さらに、自身はアビ≒ストームザミント2×2。配合の積み上げ方が綺麗ですね。
inyofu 母方に Storm Cat が入るディープスカイ産駒は連対率17.5%、1走あたりの獲得賞金105万円です。Storm Cat が入らない同産駒は連対率9.1%、1走あたり62万円なので、Storm Cat が入ることはプラスの効果があるようです。ちなみに先週、中山の水仙賞(3歳500万下・芝2200m)を勝って2勝目を挙げたフォワードカフェは、母ベストブートが Storm Cat≒Chiefs Crown 2×2で、サンデー系のマンハッタンカフェが父ですから、スピリッツミノルと配合構成が似ています。

デビューから7連敗の後、3連勝中のスピリッツミノル。父のディープスカイは5連敗の後、NHKマイルカップ・日本ダービーを制した。スピリッツミノルも父同様に本格化したと見ていいのかもしれない。

【未勝利戦】逃げ切って初勝利!

デビューから6戦、なかなか思うような結果が出ていなかったスピリッツミノル。しかし、7戦目の未勝利戦では後のフェアリーS2着馬のローデッド相手にコンマ1秒差の2着に入った。連闘で挑んだこのレースでは序盤からハナに立つと、そのまま押し切り先頭でゴール。未勝利を脱出した。

【梅花賞】2連勝でオープン入り!

次走は京都競馬場での梅花賞だった。4番人気に支持されたスピリッツミノルはここでも先手を主張。そのまま先頭を譲らずゴールまで駆け抜け、2着の2番人気ライトファンタジアに1.1/4馬身差をつけ勝利した。
inyofu 1着 スピリッツミノル(酒井騎手) 「気持ちの面で止めてしまうところのある馬ですが、前回とは馬の雰囲気が変わっていました。レースはスムースでした。引きつけるよりも緩急をつけて行こうと思い、3コーナーの下りで勢いをつけてペースを変化させて行きました。今日は追っていて安心感がありました。次もどのくらいやれるか楽しみです」

【すみれS】重馬場もこなし3連勝!

続くレースはオープンのすみれSだった。デビュー以来初めて1番人気に支持されたスピリッツミノルは、いつものようにハナに立ってのレース。雨が降り力の要る馬場であったが、上がり最速で勝利。2着に3馬身差の完勝だった。
inyofu 1着 スピリッツミノル(酒井学騎手) 「3連勝できてよかったです。追い出してからしぶとく伸びていたし、自分の形になると強いです。一回ごとに力をつけています。まだ集中して走っていませんが、それがかえって終いの辛抱につながっているのではないでしょうか」

【京都新聞杯】基礎スピードが課題

http://youtu.be/DB43GOJT8NQ
inyofu この距離ならと思ったんだが、前もついてくるし上手く息を入れられないままの早仕掛けになったのも大きかったかなという感じ。もうちょっと楽に主導権を取れていたら息を入れるタイミングももうちょっと早く、極端に入れずにということもできたかもしれないがこの辺りは基礎スピード面で優位に立てなかったというところだろうと思う。
皐月賞、京都新聞杯と高速馬場もあり期待に応えられなかったスピリッツミノル。単騎逃げの形が作れれば可能性はあった。

日本ダービーへの展望

inyofu さて、ダービーでどうか、ひとまずは単騎逃げの状況を作れるかどうかが重要になる。
inyofu そこまで持ち込むには序盤いかにハナを取り切れるかに尽きる。理想を言えば大外枠からの逃げで一気に内に切り込んでその勢いでそのままコーナーでリードを広げていくしかないだろう。とにかくポジション争いで番手馬に一呼吸を置かせたい。このレースの展開の中心に居座る馬だけに、枠順に注目だ。枠や雨で上手く単騎で進められる条件が揃えば警戒したい。パンパンの超高速馬場では難しいだろう。

日本ダービーももちろんスピリッツミノルの持ち味である先行逃げ切りを狙ってくるだろう。そのまま逃げ切れるかは序盤の走り次第。条件はかなり厳しいが単騎逃げが成功すれば可能性は十分にある。ここ2戦の雪辱なるか!?

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line