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超絶スローペースを制したのは!?【第75回桜花賞】レース結果まとめ

4月12日(日)阪神競馬場で行われたメーンレース【第75回桜花賞】牝馬クラシックの初戦を制したのは?今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

桜花賞はレッツゴードンキが優勝

inyofu 5番人気レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田)が、抜群の手応えで直線を向かえると、鞍上岩田騎手のゴーサインに反応し後続を突き放す一気の伸びをみせ、2着クルミナルに4馬身差をつける快勝で桜花賞を制した。勝ちタイムは1分36秒0(良)で、鞍上は岩田騎手。4馬身差の2着は7番人気クルミナル、2着に3/4馬身差の3着は8番人気コンテッサトゥーレが入っている。尚、断然の1番人気に支持されていたルージュバックは9着に敗れている。
inyofu ▽【レッツゴードンキ】
父キングカメハメハ
母マルトク
母父マーベラスサンデー
通算6戦2勝 重賞は初勝利
スタートを決めて先頭へ。各馬がけん制する中、意表を突いた逃げで、前半3ハロン通過37秒1という桜花賞史上に残るであろうスローペースに持ち込んで内ラチ沿いを進む。直線では早めにスパート。上がり3ハロン33秒5の末脚で後続に4馬身差をつける歴史的な逃亡劇でゴールした。初重賞がGIとなり新馬戦以降、4戦連続で重賞3着以内という惜敗続きに終止符を打った。

レース後コメント 岩田騎手「馬とケンカするよりはと思って行きました」

inyofu 「前に行きそうな馬が主張しなかったので、他の馬を見ながらと考えていましたが、牽制しすぎて馬とケンカするよりはと思って行きました。最後は後続がいつ来るかと思いましたが、前半の貯金を生かせました。惜しい競馬が続いていましたが、ここで力のあるところを見せられて嬉しいです」

梅田智之調教師「アドマイヤラクティにもいい報告が出来ます」

inyofu 「小さい頃から栗東で育ってきて、阪神の桜花賞というレースに華やかさを感じていたので、勝てて本当に嬉しいです。今日は目一杯の仕上げで、馬も応えてくれました。調教では折り合う練習をしていましたが、ジョッキーの判断も良かったと思います。今後、オークスへ行くか、マイル路線に行くかは、オーナーと相談して、様子を見て決めます。GIを勝って、(オーストラリアで死亡した)アドマイヤラクティに恥ずかしくない競馬が出来るようにと、スタッフみんなで一丸になってやってきました。これでアドマイヤラクティにもいい報告が出来ます」

馬主歴28年目で初のGI制覇 廣崎オーナー

inyofu レッツゴードンキの廣崎利洋オーナー(68)=建築設計事務所経営=は馬主歴28年目で初のGI制覇を果たした。 「ファンと一緒に見ようと、直線のフェンス沿いで見ていました。(馬名は)親しくしてもらっている(ディスカウントストア)ドン・キホーテ創業者の安田隆夫さんにつけてもらいました。今回の勝利はすべて関係者のおかげ。感無量です」

外から鋭く伸びて2着 クルミナル

inyofu 2着 クルミナル(須貝尚介調教師)
「前走は道悪が敗因であり、力のあることは証明しましたから、次のオークスで挽回です。今日はペースを作った岩田騎手を褒めるしかありません」
7番人気のクルミナルは、スタートはいつものように遅れたが、内を通ってリカバリー。道中は中団後方を追走し直線は外に持ち出し、メンバー中2位タイとなる33秒4の鬼脚を使ったものの、超スローで逃げたレッツゴードンキを捉えることはできず。ディープインパクト産駒の桜花賞連覇も途絶えた。

内枠生かし3着 コンテッサトゥーレ

inyofu 。最内枠を生かし、道中は好位直後のインでジッと我慢。直線は最内からジリジリ伸びた。 “JRA騎手”として初めてG1に騎乗したルメールは「乗れて凄くうれしい」と笑顔。「凄くペースは遅かったけど、内枠がアドバンテージになった。コースロスなく回ってこられたし、最後まで諦めずに走ってくれたよ」と満足げだった。

4着 クイーンズリング

inyofu 無傷の3連勝で挑んだクイーンズリングは、中団待機から馬群を割ってジリジリ伸びたが、3着に鼻差及ばず馬券圏外の4着だった。 「いいポジションで運べたけど、もう少し速いペースになってほしかったね」とM・デムーロ。「馬場が悪くて滑っていた」と良馬場発表ながら荒れた芝を敗因に挙げた。吉村師は「距離はギリギリかもしれないが、オークスに向かう予定です」

まさかの9着 ルージュバック

inyofu 9着 ルージュバック(戸崎騎手)
「馬の感じは前走同様、どっしりしていました。ペースがペースでしたし、もう少し前で競馬をすれば良かったです」

(大竹正博調教師)
「距離なのか、馬場なのか、ペースなのか、色々ありますが、よく分かりません。結果を出せず、申し訳ありません。馬の様子を見て、また巻き返したいと思います」
スタートは良くやや引いて中団で流れに乗れるかに見えたが、位置取りは後方馬群のイン。道中は動くことができず、最後の直線に入ってもだんご状態の中でもがき、数頭を抜くのが精いっぱいだった。これまで強豪牡馬を負かしてきた末脚は完全に不発に終わった。

その他着順&一言

inyofu ◆黛騎手(ノットフォーマル5着) 「ハナに行くつもりだったが、レッツゴードンキが行ったので2番手で構えた。現状の力は出している」

◆川田騎手(アンドリエッテ6着) 「3角手前でルージュバックの後ろを3頭で争って取れましたが、結果、それがよくなかったです。マークする馬を間違えました」

◆柴田善騎手(キャットコイン7着) 「前がもっと行ってくれなくては…。ペースが遅かった。位置が後ろなので仕方ない」

◆幸騎手(アースライズ8着) 「いい感じで4角を回ったが、最後で手前を替えなかった。替えていたら、もうひと伸びが利いた」

◆横山典騎手(ココロノアイ10着) 「運がなかった。スローペースになるのは分かっていたが、この馬の競馬(脚質)では仕方ない」

◆武豊騎手(レオパルディナ11着) 「(外)枠なりの競馬しかなかった。内枠ならハナに行ってもいいと思っていたが…」

◆福永騎手(テンダリーヴォイス12着) 「競馬は100点。伸びそうで伸びなかったのは、初の(長距離)輸送がこたえたようだ。これからよくなる」
inyofu ◆菱田騎手(ペルフィカ13着) 「ゲートの出はこれまでで一番よかった。途中まで理想的なポジションだったが、最後は切れ負けした」

◆松山騎手(ムーンエクスプレス14着) 「ペースが遅く、(道中で)口を割る感じになった。流れを考えると、自分から行った方がよかったかも」

◆川島騎手(ローデッド15着) 「スタートは懸念していたが、修正できなかった。追っ付けて位置を取りにいったけど、距離も短かった」

◆吉田豊騎手(メイショウメイゲツ16着) 「ペースが遅かった。馬の後ろで我慢させたかったが、外枠だったので…」

◆小牧騎手(クールホタルビ18着) 「イチかバチか(最後方から)の競馬をした。でも、ペースがあれだけ遅いとね」

結果論だが1番人気ルージュバックの敗因は経験値。アンカツ氏が言っていた通り馬体が少し寂しく好タイムを叩き出した最終追い切りや輸送が要因の一つであるが、やはり多頭数、初距離、稍重に近い馬場、騎手の後方待機、これらが全て重なっての9着は納得できる。一方レッツゴードンキは、岩田騎手の好判断が光るが、新馬以降の4戦は常に多頭数で、重馬場も経験済み、距離も1600m~1800mで未だ着外なしの安定した走り。新境地で逃げた前走チューリップ賞の経験は桜花賞馬にふさわしいと思っている。次走はオークスかNHKマイルカップの予定。どちらでも対応できそうで期待が膨らむばかりだ。

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