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最も早い3歳馬が決まる伝統の闘い!【第75回 皐月賞】

2015年4月19日(日)に中山競馬場で行われる芝2000メートルのGIレース、【第75回 皐月賞】。
言わずと知れたクラシック三冠の第一弾であり、夢の三冠制覇へと続くこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【皐月賞】の歴史!

inyofu 5大クラシックレースの第二弾・皐月賞は、イギリスのクラシックレースである2000ギニー(距離1マイル:約1609m)を範とした競走で、最もスピードのある優秀な繁殖馬の選定のためのチャンピオンレースである。そのため、出走資格は4歳(現3歳)の牡馬と牝馬に限られ、せん馬(去勢された馬)は出走できない。
inyofu 本競走の前身は、1939年から横浜競馬場・芝1850mを舞台に行われていた『横浜農林省賞典4歳呼馬』である。その後、太平洋戦争の激化により横浜競馬場が海軍に徴用されたため、1943年から東京競馬場・芝1800mで行われていたが、1947年に『農林省賞典』と改称され、距離が2000mに延長された。
inyofu 1949年に中山競馬場・芝1950mへ舞台を移したのを機に、名称を現在の『皐月賞』に改称、翌1950年には距離が2000mに戻され現在に至っている。なお、レース名の『皐月』とは、旧暦の5月を指し、『皐月賞』に改称された当時は5月の上旬に行われていたが、1952年より4月に繰り上げられている。
【皐月賞】は、三冠レースの第一関門であり、【最も速い馬】が勝つといわれている。70年を超える歴史の中でクラシック三冠を制したのは、【セントライト】【シンザン】【ミスターシービー】【シンボリルドルフ】【ナリタブライアン】【ディープインパクト】【オルフェーヴル】の7頭のみである。

【皐月賞】のレースレコード!

【皐月賞】のレースレコードは、2013年に【ロゴタイプ】が記録した1:58.0である。【ロゴタイプ】はこの勝利以降、好走こそしているが勝利からは遠ざかっている。ポテンシャルは高い馬なので、復活を心待ちにしているファンも多い。

2014年【皐月賞】

昨年の【皐月賞】では、2番人気【イスラボニータ】が、好位から抜け出し、後続に1と1/4馬身差をつけ勝利した。

↓【皐月賞】過去5年のレース映像はこちら↓

【皐月賞】のレース傾向

inyofu デビュー戦での単勝人気に注目
過去10年の出走馬のデビュー戦での単勝人気別に成績を調べると、3着以内馬30頭中29頭はデビュー戦で単勝5番人気以内に支持されていた。連対率では、「1番人気」・「2番人気」・「3~5番人気」の間に大きな差は見られないが、3着内率では「1番人気」組が一歩抜け出している。それに対し、デビュー戦で「6番人気以下」だった馬で3着以内に入ったのは1頭だけ(2006年2着のドリームパスポート)。デビュー戦で上位人気に推されていた馬ほど、好走する可能性が高いようだ。
inyofu 前走1着馬が圧倒
前走の着順別に成績を調べると、過去10年の優勝馬10頭中9頭は前走でも「1着」だった。2、3着には前走で「2着以下」だった馬が13頭入っているが、好走率では前走「1着」馬が「2着以下」だった馬を上回っている。また、前走で「10着以下」だった馬から3着以内馬が出ていない。まずは、前走で「1着」だった馬に注目すべきだろう。
inyofu 過去3走での芝の重賞実績をチェック
過去10年の出走馬の近走の成績を調べてみると、過去3走以内に出走した芝の重賞での最高着順が「1着」だった馬から、優勝馬9頭を含む3着以内馬23頭が出ている。「2着」だった馬を含めると、優勝馬は10頭すべて、連対馬では20頭中18頭、3着以内馬では30頭中27頭が、近3走以内に芝の重賞で連対した経験を持っていた。3歳世代の有力馬が集うクラシックの大舞台だけに、近走で芝の重賞を連対しているような馬でなければ、好走するのは難しいようだ。
inyofu 近走で大敗していない馬に注目
過去10年の出走馬の成績を過去3走での最低着順別にまとめると、最低着順が「1着」、つまり直近のレースを連勝して皐月賞に臨んできた馬が、3着内率53.3%という高い数値をマークしている。その他では、「2~4着」と「5着以下」の馬の好走率に大きな開きがあり、過去3走で「5着以下」に敗れた経験がある馬は苦戦している。近走で5着以下に敗れた経験のある馬が上位に食い込む可能性はあまり高くないようだ。
【皐月賞】のレース傾向は、【デビュー戦で単勝5番人気以内に支持】【近3走以内に出走した芝の重賞での最高着順が1着だった】【前走1着】【近3走で5着以下に敗れた経験がない】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

【第75回 皐月賞】登録馬!

inyofu 優先出走馬

キタサンブラック
サトノクラウン
タガノエスプレッソ
ダノンプラチナ
ブライトエンブレム

リアルスティール
ワンダーアツレッタ

以下、賞金上位馬

シャイニングレイ
ベルーフ
ベルラップ
グァンチャーレ
ミュゼエイリアン

コメート
クラリティスカイ
スピリッツミノル
ドゥラメンテ
アダムスブリッジ

ダノンリバティ

以下、除外対象馬

アンビシャス
今年の【皐月賞】は19頭が登録されていたが、【シャイニングレイ】と【アダムスブリッジ】が、出走を回避することを発表したため、除外対象馬はいなくなった。

【第75回 皐月賞】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 サトノクラウン 3.1
2 リアルスティール 3.2
3 ドゥラメンテ 4.5
4 ブライトエンブレム 7.1
5 キタサンブラック 10.8
6 ダノンプラチナ 11.7
7 ベルーフ 18.2
今年の【皐月賞】では、3戦3勝の無敗馬【サトノクラウン】と、【キズナ】の再来と言われた【リアルスティール】が人気を2分している。だが、この2頭以外にも素質馬が多く登録されており、レベルの高いレースとなりそうだ。

【第75回 皐月賞】有力馬は!?

【デビュー戦で単勝2番人気】【近3走以内に出走した芝の重賞での最高着順が1着だった】【前走1着】【近3走で5着以下に敗れた経験がない】サトノクラウン
inyofu サトノクラウン(牡3・堀宣行)は、重賞勝ち馬が7頭出走していた前走の弥生賞を快勝。無傷の3連勝を飾り、本番に姿を見せる。10月25日のメイクデビュー東京(芝1800m)では、上がり3ハロン33秒5(推定)の末脚を発揮して優勝。いきなり非凡な才能をアピールしたが、衝撃的だったのは2戦目の東京スポーツ杯2歳Sだ。直線で前を行く馬が壁になり万事休すかと思われた状況から、残り100m付近で進路があくと瞬く間に抜け出して優勝。瞬発力は世代屈指と判断していいだろう。さらに、前走では、課題となっていたスタートも無難にクリア。本番と同じ中山・芝2000mの舞台での勝利経験は大きなアドバンテージで、無敗のまま皐月賞を制覇して名馬への道を歩みたいところだ。
【デビュー戦で単勝1番人気】【近3走以内に出走した芝の重賞での最高着順が1着だった】【近3走で5着以下に敗れた経験がない】リアルスティール
inyofu リアルスティール(牡3・矢作芳人)は、12月27日のメイクデビュー阪神(芝1800m)で抜群の末脚を発揮して勝ち上がり、2戦目となった前々走の共同通信杯も好位から抜け出す競馬で優勝して、2連勝を達成。デビュー2戦目での共同通信杯制覇は初のケースで、一躍クラシックの有力候補に躍り出た。3連勝を目指して臨んだ前走のスプリングSは、直線で猛追したものの僅かに及ばず敗れたが、2着と連対を確保。今回は、中山・芝コースへの出走も2回目で慣れが見込めるうえに、前走が若干余裕のある馬体だったことから、体調面の上積みもあるはず。瞬発力とセンスの良さは折り紙つきの一頭。卓越した勝負根性も備えているだけに、有力な優勝候補に挙げられるだろう。
【デビュー戦で単勝1番人気】【近3走以内に出走した芝の重賞での最高着順が1着だった】【近3走で5着以下に敗れた経験がない】ダノンプラチナ
inyofu ダノンプラチナ(牡3・国枝栄)は、昨年秋に、未勝利→500万下のベゴニア賞(ともに東京・芝1600m)→朝日杯フューチュリティSと3連勝を飾り、同年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出された素質馬だ。今年初戦となった前走のスプリングSは、ゴール前の伸び脚をひと息欠いて3着に敗れたが、課題となっていた折り合い面はスムーズで、収穫の大きい一戦だった。3か月ぶりの実戦に加えて、芝1800mの距離も初めてだったことを考慮すれば、悲観する内容ではない。今回は、レースを1度使われた状態面の上積みに加えて、2回目の中山・芝コースへの出走で慣れも見込める。朝日杯フューチュリティS優勝時に見せた豪快な末脚を発揮して、巻き返しを果たしたいところだ。

2015年4月19日(日)に中山競馬場で行われる芝2000メートルのGIレース、【第75回 皐月賞】。
今年は例年以上に素質馬が多く集まり、群雄割拠の様相を呈しているが、やはり注目は無敗馬【サトノクラウン】と、前走GII【スプリングS】で土がついたものの負けて強しの内容だった【リアルスティール】だろう。
両頭とも中山競馬場の舞台は経験済みだが、【サトノクラウン】は今回、ルメール騎手に鞍替えなので、それが吉と出るか凶と出るかは微妙なところだ。
しかし、この2頭以外にも2歳王者【ダノンプラチナ】や超良血【ドゥラメンテ】なども侮れない存在であり、誰が勝ってもおかしくない、非常に楽しみな1戦となるだろう。

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