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「キタサンブラック」力を残すソフトな仕上げで不安なし【ジャパンC】

天皇賞(秋)で堂々の走りを見せつけたキタサンブラックがジャパンCに駒を進める。今年からGⅠに昇格した大阪杯を楽々と制すと、天皇賞(春)ではディープインパクトが打ち立てたレコードを更新して連覇を達成した。宝塚記念でまさかの惨敗を喫したが、前走の天皇賞(秋)では出遅れながらも武豊騎手の好騎乗もあり、直線でインから突き抜けGⅠ5勝目を挙げた。現役最強を証明した勢いそのままに、ジャパンC連覇を目指す。そんなキタサンブラックについてまとめてみた。
キタサンブラック

【天皇賞(春)】ライバルを寄せ付けないスーパーレコード!

絶好枠からのスタートで大逃げをするヤマカツライデンを前に見ながら2番手を進む。残り600mを過ぎたあたりで先頭に立つと、そのままの勢いで直線コースへ。サトノダイヤモンド、シュヴァルグランなどが必死に差を詰めてくるが、最後まで踏ん張り3.12.5のレコードタイムでゴール板を駆け抜けた。
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inyofu 1着 キタサンブラック(武豊騎手) 「直線では何とか頑張ってくれと思って追いました。さすがに最後は一杯一杯。タフな競馬でしたが、道中はこの馬しか今日のペースには対応出来ないだろうと思っていました。ディープインパクトのレコードタイムは当分破られないだろうと思っていましたが、ついに破られました。去年の今頃と比べると本当に強くなっています」

【宝塚記念】直線伸びを欠き9着に敗れる

絶対王者が思わぬ敗戦を喫した。レースでは、今回は久し振りの外枠スタートになったものの、特に苦にすることなく順調な競馬。4コーナーの終わり当たりで気合をつけて先行押切を狙った。しかし、直線に入るとこれまで見せたような伸びを欠き、次第に失速。圧倒的1番人気に支持されながらも9着と悔しい結果となった。
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inyofu 9着 キタサンブラック(武豊騎手) 「雨も思ったほど降りませんでしたし、そこまで影響するような馬場状態ではありませんでした。レースも不利があった訳ではありません。今日は走らなかったですね。正直、よく分かりません。全部勝つのは難しいです」

【天皇賞(秋)】出遅れも道悪も関係ない!パワフルな走りでGⅠ5勝目

あいにくの雨で例年にも稀に見る不良馬場で行われた秋の天皇賞。キタサンブラックはスタートで出遅れてしまうものの、武豊騎手は落ち着いてインコースを選ぶと、3コーナーで5番手までポジションを上げる。そして直線の入り口でグレーターロンドンを内から交わして先頭に躍り出ると最後まで脚色は衰えず、サトノクラウンの追い上げを振り切りGⅠ5勝目を飾った。
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inyofu 1着 キタサンブラック(武豊騎手) 「すごく大きな1勝です。これだけの馬ですから、勝つことが出来てホッとしています。休み明けでしたが、今日は最高のデキでした。スタートでは前扉に突進してしまい遅れましたが、慌てずに状況に合わせて走りました。こういう馬場もこなしてくれると信じて、直線では内に入りました。早めに先頭に立ったことで最後詰め寄られましたが、押し切ってくれました。次走のジャパンカップでは、日本代表として彼らしい走りで連覇を目指します」
inyofu (清水久詞調教師) 「前走後は怪我もなかったので、夏場はゆっくり休ませました。調教ではメニューをしっかりこなしてくれて、状態もとても良かったです。武豊騎手にはレース前"いつも通りに"ということだけ伝えました。ゲートの中で悪さをしているのが見えたので、追い込むしかないなと感じました。本当によく頑張ってくれました」

【ジャパンC】直前情報!控え目な追い切りで残り2戦に備える

inyofu ジャパンC(11月26日・東京芝2400m)に向けた最終追い切りもいつも通り、CWコースで黒岩悠騎手が騎乗。ビップレボルシオンとの併せ馬だったが、道中のラップは2頭併せということもあってか、かなりゆったりとしていた。
inyofu 3コーナーになってもラップはあまり速くならず、4コーナーから直線でようやく少し速めのラップ。最後の直線はぐんと加速するかと思われたが、ここでも相手の手応えに合わせた感じで、ずっと馬なりのまま。ゴール前の手応えは相手の方が良く見えるくらいだった。
inyofu 時計は6F84.9~5F69.7~4F54.9~3F40.3~1F12.9秒。中3週のローテーションで先週の追い切りとこの追い切りの2本。そして、最終追い切りがこの数字だから判断が難しい。

ジャパンCの傾向!天皇賞(秋)組が優勢

inyofu 過去10年の出走馬について、JRA所属馬に限定して前走のレース別成績をまとめてみると、3着以内馬30頭中19頭は天皇賞(秋)から臨んだ馬だった。今年も天皇賞(秋)から参戦してくる馬には注目が必要だ。その他では、京都大賞典、秋華賞、菊花賞といった京都競馬場の重賞や、アルゼンチン共和国杯、凱旋門賞といったレースから好走馬が出ている。

不良馬場での激闘となった前走の疲れが不安視されるが、秋古馬3冠を目指すべく念入りな調整で体調も維持できているようだ。鞍上の武豊騎手は落馬負傷が尾を引き、今週も騎乗数を制限しているが、逆に言えばキタサンブラックで万全の騎乗をするためという解釈もできる。ここでもユタカマジックに期待したい。「日本にキタサンブラックあり」と世界にアピールする。

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