TOP > レース > 今年は黄金劇場【第151回天皇賞春】レース結果まとめ
レース

今年は黄金劇場【第151回天皇賞春】レース結果まとめ

5月3日(日)京都競馬場で行われたメーンレース【第151回天皇賞春】長距離GIを制したのは!?今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

天皇賞春はゴールドシップが優勝

inyofu 天皇賞・春(GI、芝3200m)は、最後方待機から道中で徐々にポジンションを押し上げた2番人気ゴールドシップ(牡6、栗東・須貝)が、2番手の位置取りで直線を向かえると、早め先頭で粘りこみを図るカレンミロティックをゴール直前でとらえ優勝。3度目の挑戦で悲願のタイトルを手に入れた。勝ちタイムは3分14秒7(良)で、鞍上は横山典騎手。クビ差の2着は7番人気フェイムゲーム、2着に3/4馬身差の3着は10番人気カレンミロティックが入っている。尚、1番人気に支持されたキズナは7着に敗れた。
inyofu ▽【ゴールドシップ】
父ステイゴールド
母ポイントフラッグ
母父メジロマックイーン
通算25戦13勝 GIは6勝目
ゲート入りをごね続け、目隠しをしてやっとゲートイン。スタート後は行き脚がつかず最後方の位置取り。2周目の残り6F過ぎ。横山典がゴールドシップにゴーサインを出す。後方から先団までの一気まくりでレースの流れをわが物にし、消耗戦に持ち込んで直線で抜け出す。最後は大外強襲の2着馬を首差退けて、現役最多となるJRAのGI・6勝目のゴールへ飛び込んだ。

レース後コメント 横山典弘騎手「今日は馬と私の戦いでした」

inyofu 「追い切りも今日のレースも大変でした。今日は、本当は行ければ行こうと思いましたが、行けませんでした。ムチを使えば行けたかもしれませんが、それで気分を害しても困りますからね。でも今日、動いて行ったタイミングは馬の気持ちではなく、促して行きました。今日は馬と私の戦いでした。勝ったのはゴールドシップです。この後は、たまに真面目に走ってくれればいいですね。あとは、厩舎スタッフをあまり困らせないようにして欲しいです」

須貝調教師「ファンの皆様の声援のおかげ」

inyofu 「本当に応援してくださったファンの皆様の声援のおかげです。最後方からになるのも想定内でしたし、ジョッキーもそれを考えて競馬してくれたと思います。僕は本当に見ているだけでした。調教師になって、天皇賞はぜひ欲しいタイトルでしたし、こうして春の天皇賞も勝てて本当に嬉しいです。今日、目隠しをされてゲートに入ったので、おそらくゲート再審査を受けることになると思います。一筋縄ではいかないと思いますが、宝塚記念へ向けてしっかりやっていきたいです」

オーナー生産者も「感謝」

inyofu 小林英一オーナー(83)の代理として京都競馬場で観戦した次男の正和さん(46)=北日本精機専務取締役=は、「3度目の正直で勝つことができました。横山典騎手が心肺機能の高さを引き出してくれました」と興奮気味。オーナーは北海道の自宅でテレビ観戦したそうで、「父も獲りたかったタイトルですからね」と笑顔を見せた。
inyofu 生産した出口牧場の出口俊一場長(58)は「まずは無事に帰ってきてほしいと…。GIは何度勝ってもうれしい。本当にポイントフラッグはすごい母です」と胸を張った。現在、牧場には1歳の全妹がおり、4月10日には全弟も誕生したという。

猛追もクビ差の2着 フェイムゲーム

inyofu 2着 フェイムゲーム(宗像義忠調教師)
「あと少しでしたね。でも、厳しいレースの中、本当に頑張ってくれました。この馬としてはいつもより前めで、前半脚を使っていました。最後、内外離れていましたからね。並ぶ形になれば違っていたかもしれません。とにかく厳しいレースをしましたから、馬をチェックして、次は考えたいです」
7番人気のフェイムゲームが直線で鋭く伸びて2着。道中は終始、中団で身動きの取れないところにいたが、直線で外に持ち出すとグングンと伸びて、ゴールドシップにクビ差まで迫った。

粘って3着 カレンミロティック

inyofu 10番人気カレンミロティックが、積極的なレースで3着と健闘した。道中は2、3番手のインを追走。2周目の4コーナー手前で逃げたクリールカイザーをかわして先頭に立つと、直線でリードを広げる。最後は1、2着馬につかまったが、見せ場たっぷりだった。蛯名騎手は「(早めに先頭に立つ形になり)前の馬がもう少し頑張ってほしかったけど、枠(〔1〕枠(2)番)を生かして、スムーズな競馬はできた。最後は地力のある馬に追いつかれてしまった」とサバサバと振り返った。

直線見せ場なく7着 キズナ

inyofu 7着 キズナ(武豊騎手)
「分かりません。一度もグッと伸びるところがありませんでした。こんなことは初めてです。無事であればいいのですが...」
道中は後ろから2頭目で折り合いもスムーズ。途中からは勝ち馬をマークする位置にいた。昨年同様、4コーナー前を射程圏に捉えるまでは、いつものキズナだったが、直線で大外に進路を取るも、他馬と同じような脚色でジリジリとしか伸びなかった。

道中に異常を感じ12着で引退 ウインバリアシオン

inyofu 12着のウインバリアシオンは入線後、福永騎手が異常を感じて下馬した。検査の結果、左前浅屈腱不全断裂と診断され、競走能力を喪失。これまで2度、屈腱炎発症から復帰したが、このまま登録を抹消し、引退する。「命が助かったのは不幸中の幸い。持病がありながら、よく頑張ってくれました」と福永騎手は語った。

連勝の勢い不発12着 アドマイヤデウス

inyofu GIIを連勝して3番人気に支持された4歳のアドマイヤデウスは、15着に敗退。不利な大外枠の影響もあったのか、2周目の4コーナー手前で万事休すの状態で、最後は完全に脚が上がってしまった。 岩田騎手は「(スタートから)サーッと流していったぶん、道中で少しハミをかんでいました。ラストは甘くなってしまいました」と残念そうに振り返っていた。

その他着順&コメント

inyofu ▼4着ラストインパクト(川田)1周目の直線でエンジンが掛かったけど、すぐに収まってリズム良く走ってくれました。想像以上に距離をこなしてくれました。

▼5着ネオブラックダイヤ(秋山)前に行けなかったけど、よく頑張ってくれました。

▼6着ホッコーブレーヴ(幸)少し前で運んで、いい手応えで4コーナーを回ったけど最後は同じ脚色になってしまいました。

▼8着ラブリーデイ(ルメール)状態は良かったし、いい位置で運べたけど行きたがった分だね。

▼9着サウンズオブアース(内田)いい形で運べたけど力がいる馬場だと、きつかったのかな。

▼10着デニムアンドルビー(浜中)押していったけど進んでいかなくて…。

▼11着フーラブライド(酒井)稽古では気が乗っていたけど掛かるところがなかった。ゲートで待たされて落ち着きすぎた感じ。

▼13着トーセンアルニカ(池添)どんどん前に入られて位置取りが悪くなりました。この馬なりに頑張ってくれています。

▼14着タマモベストプレイ(津村)バラけて馬が下がってきたときに嫌気が差したようです。

▼16着クリールカイザー(田辺)もっとバンバン行きたかったけど…。水をまいたようで脚を取られる馬場は良くないのかも。

▼17着スズカデヴィアス(藤岡佑)行くつもりだったけど外からかぶされたので…。

過去2度の天皇賞・春は5、7着。3年連続の挑戦はゴールドシップ劇場だった。そのゴールドシップの次走は、3連覇がかかる宝塚記念。「誰が乗っても走るわけではない。だから面白い。自分の腕を試せる」と横山典騎手。個性的なコンビが、今後もファンを沸かせそうだ。今年の天皇賞春は消耗戦で長距離適正がモロに反映された結果。キズナはやはり中距離馬、宝塚記念ではらしさが見れるはず。ウインバリアシオンは最後までよく走り切ったと労いの言葉をかけてあげたい。

side-mark ページ上部へ
prev top next
  • 【PR】
  • 関連タグ
    kusa_line