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【2015年NHKマイルカップ】名馬への登竜門! エルコ&クロフネ&キンカメのレースを振り返る!

今年で節目の第20回目を迎える3歳マイル王決定戦・NHKマイルカップ。圧勝劇、変則2冠、大波乱など毎年様々な結末を迎えてきた。今回は歴代優勝馬のうち、98年エルコンドルパサー、01年クロフネ、04年キングカメハメハの3頭の名馬のNHKマイルカップを振り返ってみる。
馬キュレ

1998年 エルコンドルパサー 無傷の5連勝でGⅠタイトルをゲット!

デビューからダートのレースを3連勝したエルコンドルパサー。当時は外国馬にクラシックの出走権は無かったが、そのスケールの大きさで早くから注目を集める存在だった。初の芝のレースとなったニュージーランドT四歳Sも完勝して臨んだ次のレースは春の大目標・NHKマイルカップ。単勝1.8倍と断然の支持を集めたエルコンドルパサー。トキオパーフェクトやロードアックスなどといった本馬のほかにも無敗馬が3頭出走してきたが、レースはエルコンドルパサーの独壇場。直線早めに抜け出すと、迫るシンコウエドワード以下を振り切り余裕の勝利でGⅠ制覇。この年エルコンドルパサーは、並み居る強豪馬を抑えジャパンカップも勝利。翌年、エルコンドルパサー陣営は海外遠征に踏み切ると、サンクルー大賞典、フォワ賞を制覇。迎えた凱旋門賞ではモンジューとの歴史に残る激闘を演じる。惜しくも2着に敗れたが、当日の不良馬場や斤量差などを考慮すれば大健闘と言える走りだった。

2001年 クロフネ 府中の直線を切り裂く白い怪物!

デビュー戦こそ敗れたが、2戦目の新馬戦、エリカ賞をともに楽勝し早くから頭角を現していたクロフネ。クラシックの登竜門ラジオたんぱ杯3歳Sは後の皐月賞馬アグネスタキオン、日本ダービー馬ジャングルポケットに敗れたが、3歳初戦の毎日杯では1分58秒6の好時計で快勝。迎えたNHKマイルカップでは武豊騎手に乗り替わり1番人気に支持されたクロフネ。レースでは内ラチ沿いで逃げ込みを図るグラスエイコウオーを1完歩ずつ追いつめると、最後は2分の1馬身差をつけて見事勝利した。秋になるとダートで鬼のような強さを発揮したクロフネ。ケガが原因で3歳での引退となってしまったが、武蔵野S、ジャパンカップダートで見せた異次元の走りは今もなお競馬ファンの記憶に残り続けている。

2004年 キングカメハメハ 変則2冠達成への足掛かり!

デビュー以降、一貫して中距離のレースを使われてきたキングカメハメハ。しかし毎日杯勝利後、陣営が選んだレースは皐月賞ではなくNHKマイルカップであった。キングカメハメハはマイルのレースに出走経験は無かったが、「種牡馬として成功するにはマイルでの実績が不可欠」という松田調教師の考えから皐月賞からダービーではなく、NHKマイルカップからダービーというローテーションで挑むことを選んだ。迎えたNHKマイルカップでは1番人気に支持されたキングカメハメハ。直線では1頭別次元の末脚を披露し5馬身差の圧勝。勝ちタイム1分32秒5はレースレコードだった。大物ぶりをファンに見せつけたキングカメハメハは続く日本ダービーもレースレコードで快勝。NHKマイルカップ・日本ダービーの変則2冠を達成し、管理する松田調教師はクロフネ、タニノギムレットで叶えられなかったいわゆる"マツクニローテ"を完成させた。キングカメハメハは秋の始動戦の神戸新聞杯を勝利後、屈腱炎の発症が原因で引退となってしまったが、種牡馬として今もなお活躍を続けている。

例年に比べると今年のメンバーは小粒な印象のあるNHKマイルカップ。しかし、このレースからは先に挙げた3頭のほかにもシーキングザパールやディープスカイなどの活躍馬を輩出してきた。果たして今年は名馬への階段を駆け上がる馬が現れるのか?大いに注目したい。

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