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レース史上初の父子制覇【第20回NHKマイルカップ】レース結果まとめ

5月10日(日)東京競馬場で行われたメーンレース【第20回NHKマイルカップ】3歳マイル決定戦を制したのは!?今回もレース結果やコメント等まとめてみた。
馬キュレ

NHKマイルカップはクラリティスカイが優勝

inyofu 第11R・NHKマイルC(GI、芝1600m)は、好位で競馬を進めた3番人気クラリティスカイ(牡3、栗東・友道)が、直線で早め抜け出しからの粘り込みを図ったアルビアーノを、ゴール直前で交わし大混戦のNHKマイルCを制した。勝ちタイムは1分33秒5(良)で、鞍上は横山典騎手。1馬身差の2着は4番人気アルビアーノ、2着にクビ差の3着は2番人気ミュゼスルタンが入っている。
inyofu ▽【クラリティスカイ】
父クロフネ
母タイキクラリティ
母父スペシャルウィーク
通算8戦3勝
クラリティスカイはスタート後はスムーズに好位を奪い、行きたがる馬をなだめる。ペースが落ち着いた道中は力んだが、直線は先に抜け出したアルビアーノを射程圏に入れ、左ステッキでゴーサイン。途中でムチを右手に持ち変え、馬体を併せにいき追い比べに持ち込み最後は1馬身差をつけてゴールを駆け抜けた。これで父クロフネに続く史上初父子制覇を達成。

レース後コメント 横山典弘騎手「真っ向勝負に出られると思いました」

inyofu 「道中はずいぶん引っかかってしまい、しんどかったのですが、がんばってくれました。ペースが遅かったので、4コーナー手前では我慢するのに一苦労でした。位置取りは狙っていた通りです。レコード勝ちもしていますし、具合だけよければと思っていました。弥生賞、皐月賞とデキに関していまひとつピンと来ませんでしたが、スタッフの皆さんがしっかりと仕上げてくれました。返し馬の感じから、真っ向勝負に出られると思いました。状態だけよければと思っていたので、スタッフと馬に感謝したいです。まだ若いですし、まだよくなる余地がありながら、こういうレースができました」

友道調教師「父と似ていますね」

inyofu 父クロフネに続くレース史上初となる父子制覇。スカイを管理する友道師はその父の現役時代、松田国厩舎で助手として携わった。「力強くてスピードがあるところは父と似ていますね」と評しながら、父がダートで破壊力を見せつけた姿を重ね「クラリティは今でもダートも走ると思っている。でも、こういう高速馬場にも対応してくれて、本当に凄いと思う」と計り知れない能力に敬意を示した。

メーンで2勝 杉山オーナー「こういうこともあるんですね」

inyofu クラリティスカイのオーナーで明治牧場(北海道新ひだか町)の場主、杉山忠国氏(54)=(株)丸杉代表取締役、岐阜市=は、20年近くになる馬主歴で初のGI制覇だ。「すべては乗っているノリさんに任せていました。切れる脚のある馬ではないので、早めに並びかけて抜け出すという…。もう理想通り、完璧でした」この日の京都メーン・鞍馬Sも愛馬スギノエンデバーがV。「こういうこともあるんですね」と相好を崩した。

無敗でGI制覇ならず2着 アルビアーノ

inyofu 2着 アルビアーノ(柴山雄一騎手)
「逃げるつもりでした。初めて控える形になったのですが、牧場や厩舎のトレーニングのおかげでしっかり走ってくれました。最後は『なんとかしのいでくれ』と思ったのですが......。でも、このパターンでレースができたのは収穫です。勝たせてあげたかったです」
3戦無敗で臨んだ牝馬アルビアーノは、スタート後これまでのハナではなく、レンイングランドを行かせて2番手追走。直線入り口で先頭へ。残り2Fで再加速して後続を引き離しにかかったが、最後は勝ち馬に外からねじ伏せられた。史上初の牝馬による無敗制覇は惜しくもならなかった。

猛追するも3着 ミュゼスルタン

inyofu 2番人気のミュゼスルタンが3着。中団追走から直線で最速タイとなる3F33秒8の末脚で迫ったが、上位2頭には及ばなかった。 柴田善は「スタートもしっかり出たし、道中も凄く集中して走っていた。まだまだこれからの馬」と敗戦にもサバサバした表情。大江原師は「もう少し流れてくれたらとも思うが、欲を言えばキリがない。よく伸びている」

不完全燃焼の4着 アヴニールマルシェ

inyofu 今年2月の共同通信杯5着以来だった5番人気アヴニールマルシェは、後方から上がり3ハロン最速タイの33秒8の末脚で追い上げたが、4着に入るのがやっとだった。北村宏騎手は「スタートをうまく出たし、いい感じで進められた。前回より前向きさも出ていたので、もう少しハミを取ってくれると思ったが…。能力はこんなものじゃない」とリベンジを誓った。

不安的中の5着 グランシルク

inyofu 1番人気のグランシルクは、末脚がはじけず5着に敗退。 直線は狭いインから割って伸びかけたが、坂上で勢いが鈍った。戸崎圭は「道中はリラックスして走れた。間を割って伸びたし内容は悪くない。もう少しペースが上がってほしかった」と嘆いた。戸田師は「東京だとスローのだんご状態になりやすい。それが嫌だったんだ」と不安的中にガックリ。

その他着順&コメント

inyofu ▼6着ヤングマンパワー(松岡)ペースがもう少し速ければ。現状の力は出していると思う。

▼7着フミノムーン(幸)最初のコーナーまでハミをかんだ。その分、最後で同じ脚色になった。

▼8着ニシノラッシュ(田辺)いい位置で運べたが、この馬には勝ち時計が速かった。

▼9着アルマワイオリ(勝浦)折り合いが我慢できていたが、展開が向かず力を出し切れず。

▼10着コスモナインボール(和田雄師)状態の良さが空回りしてゲートの駐立が良くなかった。

▼11着ダノンメジャー(武豊)いい位置を取れたが掛かった。力んだ分、余力がなかった。

▼12着グァンチャーレ(蛯名)不利がなければ伸びる雰囲気があった。

▼13着ヤマカツエース(池添)リズム良く走っていたが、前回のような反応がなかった。

▼14着クールホタルビ(吉田豊)もう少し前に行きたかった。距離も短い方が良さそう。

▼15着ナイトフォックス(田中勝)馬の間に入って力んで走っていた。

▼16着レンイングランド(内田)いいペースだったが、後ろに早めに来られてしまった。

▼17着マテンロウハピネス(浜中)大外枠も厳しかったし相手も強かった。

▼18着タガノアザガル(松田)この馬のレースはできたが…。現状では距離が少し長い印象。

皐月賞前はこのレース参戦は全く考えてなかったという陣営だが、横山典騎手の助言で方向転換。同じ舞台で昨年10月に行われたいちょうSをコースレコードで優勝。そう考えると。元々マイル適性は高かったといえる。陣営も次走は放牧に出してダービーではなく安田記念で古馬に挑むプランを明言している。伸びしろを残した3歳マイル王が鞍上の巧みなエスコートに導かれ、次は古馬撃破に挑む。

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