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ジェンティル・ハープが去った今、最強の女王は誰だ!?第10回【ヴィクトリアマイル】

2015年5月17日(日)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第10回【ヴィクトリアマイル】。
JRAでもっとも新しいGI競走であり、春の最強牝馬決定戦であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【ヴィクトリアマイル】歴史!

inyofu 従来、優秀な牝馬は早期に引退させて生産界へ戻すべきと考えられていたが、1996年以降、エリザベス女王杯が古馬に開放され、牝馬重賞競走の増設およびローテーションの整備により、牝馬の競走馬としての価値を高めるとともに、競馬番組の充実が図られてきた。
inyofu 2006年の番組改定で、春季に4歳以上の牝馬の目標となるGI 競走として『ヴィクトリアマイル』は新設された。東京競馬場・芝1600mを舞台に、4歳以上の牝馬限定・定量の条件で行われており、“春の女王決定戦”として位置付けられている。グレード表記は、2007年の日本のパートI 国昇格に伴いJpnI に変更となったが、2009年より国際格付けのGI に改められた。
今年で10年目となる【ヴィクトリアマイル】の優勝馬には、【ダンスインザムード】・【ウオッカ】・【アパパネ】・【ブエナビスタ】など歴史的名牝が名を連ねている。

【ヴィクトリアマイル】レースレコード!

【ヴィクトリアマイル】のレースレコードは、2011年に【アパパネ】が記録した1:31.9である。【アパパネ】は翌年の【ヴィクトリアマイル】にも出走し、1番人気の支持を集めたが5着に終わった。

2014年【ヴィクトリアマイル】

昨年の【ヴィクトリアマイル】では、11番人気【ヴィルシーナ】が、低評価を覆し、史上初の連覇を達成した。

↓【ヴィクトリアマイル】過去5年のレース映像はこちら↓

【ヴィクトリアマイル】レース傾向

inyofu 重賞ウイナーが中心
過去9年の3着以内馬延べ27頭中23頭は、東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験のある馬だった。JRAの重賞を勝った経験のない馬や、いわゆる“ローカル場”の重賞しか優勝した経験のない馬は割り引きが必要だ。
inyofu なお、東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験があった馬のうち、それらの競馬場で行われた芝1600mの重賞で優勝経験があった馬は、勝率20.0%、連対率32.5%とさらに高い好走率をマークしている。重賞ウイナー同士を比較する際は、今回と同じ芝1600mの重賞を制した経験がある馬を重視してみたい。
inyofu GI・JpnI での成績に注目
過去9年の優勝馬延べ9頭中、2008年のエイジアンウインズを除く8頭は、JRAのGI・JpnI で3着以内に入った経験のある馬だった。該当馬は3着内率25.0%と好走率も比較的高い。
inyofu また、過去9年の優勝馬延べ9頭中、2007年のコイウタと2008年のエイジアンウインズを除く7頭は、JRAのGI・JpnI で単勝1番人気に支持された経験のある馬だった。こちらの該当馬は3着内率50.0%とさらに優秀な好走率をマークしている。過去の実績を比較する際は、JRAのGI で3着以内に入った経験のある馬や、1番人気に支持された経験のある馬に注目すべきだろう。
inyofu 東京・芝の重賞における成績も重要
過去9年の優勝馬延べ9頭中、2008年のエイジアンウインズを除く8頭は、東京競馬場で行われた芝の重賞で連対経験のある馬だった。該当馬は3着内率35.4%と、その経験がなかった馬を好走率で大きく上回っている。
inyofu なお、同じく過去9年の優勝馬のうち2008年のエイジアンウインズを除く延べ8頭は、東京競馬場で行われた芝の重賞で単勝2番人気以内となった経験のある馬だった。こちらも該当馬は3着内率37.2%と優秀だ。過去の実績を比較する際は、今回と同じ東京競馬場の芝の重賞で連対した経験のある馬や、上位人気に支持された経験のある馬も重視してみよう。
inyofu 6歳以上の馬が不振
過去9年の年齢別成績を調べると、「7歳以上」の馬は好走例がなく、「6歳」馬も連対例はなかった。2007年9着のスイープトウショウ(6歳、単勝2番人気)、2009年8着のカワカミプリンセス(6歳、単勝2番人気)、2014年4着のホエールキャプチャ(6歳、単勝2番人気)など、上位人気に推された「6歳以上」の馬もいたが、いずれも好結果を残せていない。今年も各馬の年齢には注意したいところだ。
inyofu 桜花賞で連対していた馬が強い
過去6年の優勝馬延べ6頭は、いずれも年齢が「5歳以下」だった。また、この6頭は、3歳時に桜花賞で連対していた点や、東京競馬場で行われた芝の重賞で優勝経験があった点も共通している。〔表9〕ならびに〔表1〕~〔表6〕の傾向からもわかるとおり、年齢や過去の実績がポイントと言えるだろう。
【ヴィクトリアマイル】のレース傾向は、【東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験あり、芝1600m重賞ならなお良し】【JRAのGIで3着以内に入った経験あり】【GIで単勝1番人気に支持された経験あり】【東京競馬場で行われた芝の重賞で連対経験あり】【東京競馬場で行われた芝の重賞で単勝2番人気以内となった経験あり】【5歳以下】【3歳時に桜花賞で連対していた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第10回【ヴィクトリアマイル】登録馬!

inyofu アルマディヴァン(牝5)
ウエスタンメルシー(牝4)
カフェブリリアント(牝5)
グレイスフラワー(牝6)
ケイアイエレガント(牝6)
サングレアル(牝4)
ショウナンパンドラ(牝4)
スイートサルサ(牝5)
ストレイトガール(牝6)
スマートレイアー(牝5)
タガノエトワール(牝4)
ダンスアミーガ(牝4)
ディアデラマドレ(牝5)
デニムアンドルビー(牝5)
ヌーヴォレコルト(牝4)
ハナズゴール(牝6)
バウンスシャッセ(牝4)
パワースポット(牝7
ベルルミエール(牝4)
ミナレット(牝5)
メイショウマンボ(牝5)
リトルゲルダ(牝6)
レッドリヴェール(牝4)
昨年の桜花賞馬で、【ヴィクトリアマイル】でも優勝候補だった【ハープスター】が出走回避・引退となったが、GIクラスの有力馬が多く集まり、見ごたえがあるレースとなりそうだ。

第10回【ヴィクトリアマイル】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ヌーヴォレコルト 2.1
2 ディアデラマドレ 4.8
3 レッドリヴェール 11.0
4 ストレイトガール 12.7
5 カフェブリリアント 12.8
6 ショウナンパンドラ 13.8
7 スマートレイアー 14.5
8 スイートサルサ 15.2
9 メイショウマンボ 15.3
10 バウンスシャッセ 30.0
11 デニムアンドルビー 32.2
12 ケイアイエレガント 40.6
前走【中山記念】でGI級牡馬を蹴散らし勝利した【ヌーヴォレコルト】が断然の1番人気となっている。【レッドリヴェール】や【ショウナンパンドラ】、【メイショウマンボ】といったGI馬も登録されているが、現時点では人気薄なのでねらい目か?

第10回【ヴィクトリアマイル】有力馬は!?

【東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験あり】【JRAのGIで3着以内に入った経験あり】【GIで単勝1番人気に支持された経験あり】【東京競馬場で行われた芝の重賞で連対経験あり】【東京競馬場で行われた芝の重賞で単勝2番人気以内となった経験あり】【5歳以下】ヌーヴォレコルト
inyofu ヌーヴォレコルト(牝4・斎藤誠)は、昨年の3歳牝馬三冠レース全てに出走。桜花賞3着、オークス優勝、秋華賞2着の成績を残し、さらに、古馬相手のエリザベス女王杯でも2着に好走した。コースや距離を問わず常に上位争いに加わった能力は、現役牝馬の中でもトップクラスと言える。今年初戦となった前走の中山記念では、牡馬のクラシックホース2頭(ロゴタイプ・2着、イスラボニータ・5着)を相手に優勝。3度目の重賞制覇を成し遂げ、好発進を決めた。前走後は放牧に出されリフレッシュ。帰厩後はこのヴィクトリアマイルを目標に調整が進められている。今回、GI タイトルを増やす絶好のチャンスを迎えた。
【東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験あり、芝1600m重賞ならなお良し】【JRAのGIで3着以内に入った経験あり】【5歳以下】【3歳時に桜花賞で連対していた】 レッドリヴェール
inyofu 1週前追い切りは坂路4ハロン52・6―38・1―12・5秒と意欲的な時計をマーク。併せ馬できっちり先着し、順調な調整だ。
inyofu 須貝調教師「使っても馬体減りがなく、前走(阪神牝馬S=6着)の体はキープできている。昨年とは違うね。今の精神状態で、ゆったり運べる東京のマイルなら」
【東京、中山、京都、阪神競馬場で行われた重賞で優勝経験あり】【JRAのGIで3着以内に入った経験あり】【東京競馬場で行われた芝の重賞で連対経験あり】【5歳以下】メイショウマンボ
inyofu メイショウマンボ(牝5・飯田祐史)は、2013年に、オークス、秋華賞、エリザベス女王杯を優勝し、同年のJRA賞最優秀3歳牝馬を受賞。今回のメンバーの中でも、実績では最上位と言える馬だ。昨年のヴィクトリアマイル2着以降は二桁着順の大敗が続いているが、侮ることはできない。

2015年5月17日(日)に東京競馬場で行われる芝1600メートルのGIレース、第10回【ヴィクトリアマイル】。 
絶対的な女王【ジェンティルドンナ】と次世代女王筆頭【ハープスター】が去った今、競馬ファンが次期女王と目星を付けているのは昨年のオークス馬【ヌーヴォレコルト】となっている。 前走GII【中山記念】では【ロゴタイプ】・【イスラボニータ】といった皐月賞馬を内から差しきり勝利、1600m~2400mまでの距離をこなし、先行でも追い込みでも勝利可能な圧倒的安定感を持ち、東京競馬場の戦績も【2・0・0・1】と死角無し。
対抗馬として注目なのは、昨年の【ヴィクトリアマイル】で2着と好走して以来、5戦連続で二桁順位と精彩を欠いているが、まだ5歳と若く、復活の可能性がある【メイショウマンボ】に期待したい。

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