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I'll be ルージュバック!?ドンキ二冠!?第76回【オークス】

2015年5月24日(日)に東京競馬場で行われる芝2400メートルのGIレース、第76回【オークス】。
牝馬クラシック第二弾であり、ほとんどの出走馬にとって未知の距離となる2400mで行われるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【オークス】歴史!

inyofu 牝馬クラシックレースの第二弾として行われる優駿牝馬(オークス)は、イギリスのオークスに範をとり創設された競走である。1938年に4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走『阪神優駿牝馬』として創設されたのがその前身で、創設当初は阪神競馬場・芝2700mで行われていたが、1940年に2450m、さらに1943年に2400mへと短縮された。
inyofu その後、1946年に舞台を東京競馬場に移設したことに伴い『優駿牝馬』に改称され、1965年から(オークス)の副称がつくようになった。開催時期は、創設時から1952年まで秋に行われていたが、1953年から諸外国と同じ春の開催に繰り上げられた。
牝馬クラシックの中で、1600mの【桜花賞】が最もスピードのある繁殖牝馬の検定競走であるなら、2400mの【オークス】はスピードだけでなくスタミナも兼ね備えた繁殖牝馬を選定するためのチャンピオンレースと言える。競走名の『オーク』は、樫を意味する英語であり、英ダービーの創設者である第12代ダービー卿【エドワード・スミス・スタンレー】は、樫の森が茂るオークスと呼ばれる土地を所有していた。彼は【エリザベス・ハミルトン】と結婚した際に、その記念として競馬を開催することを思い立ち、その中に夫人の希望を入れ、3歳牝馬のレースを行い、これを【オークス】と名付けたことが由来とされている。

【オークス】レースレコード!

【オークス】のレースレコードは、2012年に【ジェンティルドンナ】が記録した2:23.6である。当時の【ジェンティルドンナ】は既に【桜花賞】を制しており、【オークス】制覇後も【秋華賞】を制し、史上4頭目となる牝馬三冠を達成した。

2014年【オークス】

昨年の【オークス】では、2番人気【ヌーヴォレコルト】が、圧倒的1番人気【ハープスター】の猛追をかわし、クビ差ながら勝利した。

↓【優駿牝馬オークス】過去5年のレース映像はこちら↓

【オークス】レース傾向

inyofu 上位人気馬が優勢
過去10年の単勝人気別成績を調べると、基本的に上位人気馬が優勢だが、連対率では1番人気馬が50.0%、2番人気馬が40.0%と目立つ数字にはなっていない。続いて、単勝オッズ別の成績を見てみると、「1.9倍以下」の支持を得た馬は連対率100%となっているのに対し、「2.0~3.9倍」と「4.0~6.9倍」のエリアは数値がやや伸び悩んでおり、「7.0~9.9倍」のエリアが「1.9倍以下」の馬に次ぐ好走率をマークしている。また、「10.0~49.9倍」から3着に7頭入っている点にも注目できるだろう。
inyofu 前走が桜花賞だった馬が断然
前走のレース別に成績をまとめてみると、過去10年の連対馬20頭のうち14頭は、前走が「桜花賞」だった。その他では、「フローラS」組から8頭の3着以内馬が出ているが、優勝したのは2010年のサンテミリオン(アパパネと1着同着)だけとなっている。また、「スイートピーS]、「忘れな草賞」組からもそれぞれ優勝馬が1頭ずつ出ているが、全体的にみると「桜花賞」組が断然と言えるだろう。
inyofu 次に、前走が「桜花賞」だった76頭を対象に、桜花賞での着順別に成績をチェックすると、該当馬の中で3着以内に入った18頭中15頭は、桜花賞で4着以内に入っていた。好走率を見ても、「4着以内」だった馬は「5着以下」だった馬を大きく上回っている。桜花賞での着順が上位だった馬ほど好成績を残す傾向にあるようだ。
inyofu 重賞で2、3着に入ったことがある馬に注目
過去10年のオークスでは「同年3月以降の重賞で2、3着に入ったことがある」という馬が、2007年を除いたすべての年で連対している。今年も3月以降に重賞で上位を争った経験のある馬が出走してきたら、注目してみるのも面白いだろう。
inyofu 3走前までに単勝2番人気で勝利したことがある馬が5連勝中
過去5年のオークスでは、「3走前までに単勝2番人気で勝利」したことのある馬が優勝を飾っている(2010年にアパパネと1着同着となったサンテミリオンは該当せず)。今年もそういう成績を残している馬が出走してきたら、マークしておくことをおすすめしたい。
【オークス】のレース傾向では、【1番or2番人気、単勝オッズが1.9倍以下ならなお良し】【前走が桜花賞で4着以内】【同年3月以降の重賞で2、3着に入ったことがある】【3走前までに単勝2番人気で勝利】した競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第76回【オークス】登録馬!

inyofu アースライズ(牝3)
アンドリエッテ(牝3)
キャットコイン(牝3)
クイーンズリング(牝3)
クルミナル(牝3)
ココロノアイ(牝3)
コンテッサトゥーレ(牝3)
シングウィズジョイ(牝3)
ディアマイダーリン(牝3)
トーセンナチュラル(牝3)
トーセンラーク(牝3)
ナムラアン(牝3)
ノットフォーマル(牝3)
ペルフィカ(牝3)
マキシマムドパリ(牝3)
ミッキークイーン(牝3)
リアンドジュエリー(牝3)
ルージュバック(牝3)
レッツゴードンキ(牝3)
ローデッド(牝3)
ロッカフラベイビー(牝3)
現時点では21頭の登録があり、フルゲートは18頭なので3頭が除外対象となる。桜花賞を制した【レッツゴードンキ】や、リベンジに燃える【ルージュバック】など、注目度の高い競走馬が多数出走予定だ。

第76回【オークス】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ルージュバック 3.6
2 ミッキークイーン 5.9
3 レッツゴードンキ 6.1
4 クルミナル 6.4
5 ココロノアイ 7.9
6 クイーンズリング 9.8
7 アンドリエッテ 12.9
8 キャットコイン 14.1
桜花賞では単勝オッズ1.6倍の圧倒的1番人気に推された【ルージュバック】だが、桜花賞での負けが響いてか、1番人気ながら3.6倍と評価を落としている。はたして巻き返しはあるか?

第76回【オークス】有力馬!

【1番人気】【前走が桜花賞】【3走前までに単勝2番人気で勝利】ルージュバック
inyofu ルージュバック(牝3・大竹正博)は、3戦3勝と無敗のまま前走の桜花賞に駒を進め、好メンバーが顔をそろえる中で単勝オッズ1.6倍という圧倒的な1番人気に支持された。結果は道中でスムーズさを欠き9着に敗れたが、それまでのレースで見せていたパフォーマンスから、高いポテンシャルを秘めていることは明白と言える。昨秋の500万下・百日草特別(東京・芝2000m、1着)で2分00秒8の2歳コースレコードを記録したことに加え、芝・長距離のGI 3勝を挙げたマンハッタンカフェを父に持つ血統背景からも、東京・芝へのコース替わりと前走から800mの距離延長は歓迎だろう。桜花賞の敗戦を糧にオークスを制し、クラシックホースとなれるか、注目したい。
【2番人気】ミッキークイーン
inyofu 桜花賞とは別路線の組で注目したいのがミッキークイーン(牝3・池江泰寿)。前走のオープン特別・忘れな草賞(阪神・芝2000m)は、レースの1000m通過タイムが1分03秒6というスローペースで最後の直線での瞬発力勝負になったが、あっさりと先頭に立ち、最後はロカ(2着)の追撃を振り切って勝利を収めた。父ディープインパクト譲りの切れ味を武器に、オークス馬の栄冠を目指す。
【前走が桜花賞で4着以内】【同年3月以降の重賞で2、3着に入ったことがある】レッツゴードンキ
inyofu 前走で見事桜花賞馬の栄冠に輝いたレッツゴードンキ(牝3・梅田智之)。その桜花賞は、レースの800m通過タイムが50秒0というスローペース。他馬の動向や自身の折り合い面を考えて、逃げの手に出た鞍上の岩田康誠騎手の好騎乗も光ったが、上がり3ハロンを33秒5でまとめて後続を4馬身突き放した脚力は、本馬の高い能力を示すものだった。今回は800mの距離延長が鍵になるが、前走のように折り合ってレースを運ぶことができれば、十分に克服可能だろう。唯一、“三冠牝馬”の称号を手にする権利を持っている馬だけに、そのレースぶりから目が離せない。

2015年5月24日(日)に東京競馬場で行われる芝2400メートルのGIレース、第76回【オークス】。 
現時点では、桜花賞馬【レッツゴードンキ】よりも、桜花賞で9着に敗れた【ルージュバック】が1番人気の支持を集めている。 【ルージュバック】の桜花賞での敗因は、スローペースの展開で末脚を発揮できなかったことと言われており、追い込みが決まりやすい東京競馬場に変わるのは大きなプラス材料、距離延長も歓迎で、やはりここでも外せない。
桜花賞馬【レッツゴードンキ】は、6戦して【2・2・2・0】と抜群の安定感を誇っているが、距離延長は不安要素の一つであろう。だが、今回も先行力が活きそうな出走馬構成となっており、展開次第では桜花賞同様の勝ち方も十分望めるだろう。

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