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「ミッキークイーン」入念に乗り込まれて戦闘モードになった!【エリザベス女王杯】

昨年の2冠牝馬・ミッキークイーンがGⅠ3勝目を目指してエリザベス女王杯に出走する。5月のヴィクトリアマイル後は休養し、秋の京都大賞典に向けて調整が進められていたが、放牧先でねん挫し、エリザベス女王杯にぶっつけでの参戦となった。ここまで入念に乗り込まれ、十分この馬の力を発揮できる状態に上がったようだ。女王復権を虎視眈々と狙うミッキークイーンについてまとめてみた。
ミッキークイーン
写真提供:T.T Photo(WEBサイト)

【オークス】末脚炸裂!樫の女王へ!

まずまずのスタートから中団を追走。道中は馬群で脚を溜めて直線コースへ。外に持ち出され、坂を上り切ったあたりから一気に加速し、早めに抜け出したルージュバックをゴール直前にかわして初の重賞制覇をG1の舞台で成し遂げた。
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inyofu 1着 ミッキークイーン(浜中騎手) 「この馬の実力を証明出来て非常に嬉しく思います。この馬はスタートが上手ではないので、そこだけ集中しました。道中は折り合いをつけて、直線にかけようと思っていました。手応えはありましたし、追えばしっかりと伸びる馬なので、何とか交わしてくれという思いで追っていました。初めてこの馬に乗った時からクラシックに出られればと思っていましたが、桜花賞は出られなくて、私も責任があると思っていました。オークスはしっかりと結果を出したいという思いが強かったので、良かったです。この先も素晴らしい走りをしてくれると思いますので、期待して応援して欲しいです。GIホースになって、秋はさらにこの馬といい結果を残せるように頑張ります」
inyofu (池江泰寿調教師) 「この馬が1番強いと最初から思っていながら、桜花賞に出られず、出鼻をくじかれ、本当に悔しい思いをしました。その分、今日こうして1番強いことを証明出来て本当に嬉しいですし、牝馬クラシックは初めてでしたから、また違った喜びがありますし、ディープインパクトの仔でGIを勝てたということもありますから、色々な思いがこみ上げました。この後は休養させて、距離も右回りも大丈夫ですから、秋は秋華賞で2冠を目指します」

【秋華賞】大外枠も関係なし!スタート決め危なげなく2冠達成!

2冠目を目指した一戦で本馬は一番不利の18番枠に入ったものの、3.0倍の1番人気に推された。そしてレースでは、大きな課題であったスタートをうまく出て中団馬群に位置取る。ハイペースで流れるなか、4コーナーでは鞍上の手が激しく動く場面も見られたが、直線ではしっかりとした伸び脚を見せ、クイーンズリングの追撃をクビ差しのぎ優勝した。
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inyofu 1着 ミッキークイーン(浜中騎手) 「ホッとしました。馬が本当に強かったです。この馬としてはスタートも出てくれましたし、速い時計の出る馬場ですから、意識的に先行集団へ行こうと思っていましたが、その通りに運べました。直線は外へ行くか馬群の中に入るか迷ったのですが、馬の力を信じて真ん中を割って行きましたが、馬も応えてくれました。厳しい競馬になってしまいましたが、一生懸命走ってくれて、本当に感謝しています。これからもっと強い相手と戦うことになりますが、ミッキークイーンならやってくれると思います」
inyofu (池江泰寿調教師) 「ホッとしました。返し馬も落ち着いていましたし、最後にゲートへ入ることも良かったのでしょう。ジョッキーとは、中団より前につけないと勝てないんじゃないかな、と話をしていました。直線は厳しいところへ入って大丈夫かなと思いましたが、頑張ってくれましたね。スタッフもよく仕上げてくれて、ジョッキーもうまく乗ってくれました。次は馬の様子を見て、オーナーとも相談して決めようと思います」

【ヴィクトリアマイル】勝ち馬に一気に離され2着

ケガから復帰した浜中騎手との再コンビで挑み、1番人気の支持を受けた。まずまずのスタートを決め、後方待機策をとる。終始淀みない流れとなり、迎えた最後の直線。前で手応えよく抜け出したストレイトガールの後を追うように、浜中騎手の激しいアクションに応えて本馬も懸命に脚を伸ばしたが、ストレイトガールの一瞬の伸び脚に屈し惜しくも2着に敗れた。
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inyofu 浜中騎手(ミッキークイーン=2着)「いいスタートを切って、勝負所で勝ち馬の後ろにつけられたけど、マイラーの勝ち馬に対して、こちらは一瞬のギアの切り替えがなかった。残念だけど、よく頑張ってくれた」

【エリザベス女王杯】最終追いで戦闘モードに!

inyofu 浜中騎手を背に、僚馬セータコローナ(3歳500万)と併せ馬。この馬らしい大きなフットワークで駆け上がると、4ハロン52秒0-11秒9を計時。1週前追いと同じ自己ベストタイをマークし、僚馬を3馬身突き放した。
「先週は休み明けの感じでしたが、今週の動きは良かった。馬の気持ちも今日の方が入っていて、走りに集中できていた」(同騎手)と、ここにきて上昇ムード。先週より瞬発力が増し、戦闘モードにもなってきた。ぶっつけ直行でも不安のない仕上がりだ。

これまで10戦して着外に終わったのは強豪牡馬相手だったジャパンカップのみで、牝馬限定戦では全て連対しており、牝馬相手には無類の強さを発揮している。そして、池江厩舎は菊花賞から3週連続重賞制覇中でこの秋一番波に乗っている。3ヵ月以上の休み明けで挑んだ馬は苦戦傾向にあるが、厩舎の勢いを借りて、2001年トゥザヴィクトリー以来となるぶっつけでの勝利を目指す。

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