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コラム

「覆面馬主の真実」【第6話】~リアルタイム進行型・競馬狂小説~

馬キュレ
「10日競馬」(正確には11日)のルージュバックが今回走ったらもうオレは競馬やる気なくす!(やめるとは言わないww)と断言した2号が、微妙にやる気をなくすか、なくさないか分からない結末となったオークス。それにしても、統計って怖しいな。前後半のラップが前半スローの桜花賞の場合、オークスには桜花賞1着馬が来ないって法則、やっぱりそうだったな。おかげで、ミッキークイーン◎バッチリ取らせてもらったけど、出来ればクルミナルに2着来て欲しかった。このオークスで改めて分かったけど、府中の中距離は、ディープインパクト産駒の破壊力&スピード持続力にかなわない、ということ。マンカフェ産駒もステゴ産駒も強い馬いたけど、結局勝ったのは、ディープ産駒のミッキークイーンだった。となると、ダービーはどうなんだろ?究極の鬼脚を繰り出すドゥラメンテがキンカメ産駒だが、リアルスティールはディープ産駒。普通に考えると、この2頭の一騎打ちな気がするが、リアルスティールが勝つのかな・・?ドゥラメンテって右回りの方が凄い脚使えるような気もするしな。などとつらつら考えていたら、栗東のS先生から連絡が。
先生「ヴィクトワールの仔が、めっちゃ仕上がり早そうなんですよ。」
1号「え?あんなにデカくてゴツイのに?ちょっと前の2号みたいな体型してませんでしたっけ?」
先生「(笑´∀`)急激にスラッとしてきちゃって。分からないもんですよ、馬って。」
1号「じゃあ、函館使えるんですか?」
先生「はい。函館デビュー目標にやってみようと思ってます。」
1号「お~それは、素晴らしい。でも、1000mの芝とかダートは合わないでしょ。1700ダート?とかですか?」
先生「そうですね・・確かに距離は多少あった方がいいとは思うんだけど、走ってみないと分からないから。何とも言えません。」
1号「ですよね。短距離得意かもしれないしね。」
てな感じで、サラブレッドは、3ヶ月で信じられないくらい変わる。劇的に変わる。特に、2歳、3歳、4歳の半ばあたりまでは、3ヶ月の休養で見違えるほど変身してしまう馬がけっこう多いのだ。もちろん、変わらない、むしろダメになってく馬もいる。だから競馬は面白いし、常にサプライズがある訳だ。馬券の勝負も大穴を出すのは、休養明けの馬が意外と多い。体重を増やして出てきて、爆走する13番人気!みたいな感じだね。オークスの余韻に浸ってたら、3号から電話が。
3号「1号師匠!一杯いきませんか?」
1号「どしたの?ま、オークス外して落ち込んでるって感じかな?」
3号「いや、7号さんが、もうめんどくさいからやめるって言ってまして。」
1号「え?はじめたばっかりなのに?ほんとか?」
3号「もう正直ウザイっす。僕、あの人の世話係みたいになってて、完全に使い走りさせられてんすよ。」
1号「何させられてんだ?」
3号「ゴミ出し、TSUTAYAの返却、買い出し、キャバクラのリサーチ予約、メシの世話、酒の買い出し、布団干し、全身マッサージ、などなど、あらゆる事です。」
1号「布団干し?家政婦かよ!おまえは。断ればいいじゃん。」
3号「え??断ったら何されるか分かりません。怖くて断れません。」
1号「おまえが7号に覆面馬主軍団やめてもらいたいんじゃないのか?」
3号「正直やめてもらいたいですよ。言いたい放題だし。師匠どう思いますか?」
1号「え?ダメだろ。あいつ性格破綻してるけど、予想は面白いし、よく当たるし、人気もあるだろ。」
3号「そっか、そうですよね・・・」
1号「分かった。じゃあ、3号のダービー予想と、7号のダービー予想、もしおまえの方が当たってたら、7号にオレから厳しく注意して、家政婦として使うのやめろって言ってやるよ。それでも聞かないようなら破門を言い渡す。」
3号「馬券対決ですか?」
1号「そうだな。ダービーだから、20万円買ってどっちがより増やせるかで勝負しようか。」
3号「分かりました。あのイカレたオッサンに目にモノ見せてやりますよ!」

こんな感じで、3号VS7号の馬券対決が実現。20万円ドカンと張って勝負!と相成った。さあ、どっちが笑うんだろ。これは楽しみがひとつ増えた!
ダービーは一騎打ちムードだから、どんな馬券を絞って買うかが勝負の分かれ目だろうな。さ、3号にご馳走して愚痴聞いてやるとするか!


(続く)

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