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東京コースを得意とする馬たちが集結で混戦!? 第129回【目黒記念】

2015年5月31日(日)に東京競馬場で行われる芝2500メートルのGIIレース、第129回【目黒記念】。
2006年から日本ダービーの後の東京競馬場最終レースとして行われるようになったハンデキャップ重量であるこのレースを、レース傾向やレース映像、今年の出走馬の前評判等をまとめてみた。
馬キュレ

【目黒記念】歴史!

inyofu 競走名の『目黒』とは、第1回東京優駿大競走(現日本ダービー)が行われた目黒競馬場に由来する。本競走の前身である『各内国産抽籤豪州産馬混合競走』(のちに『各内国産古馬競走』に改称)が目黒競馬場で行われていたが、競馬場の府中への移設が決まった際、同競馬場の名称を永く後世に伝えるため、1932年に『目黒記念』として創設された。
inyofu 本競走は、日本の競馬におけるハンデキャップ競走として最も古い歴史を持ち、当初は5歳(現4歳)以上、目黒競馬場の距離3400mで春と秋の年2回行われていた。1933年の秋から、舞台を東京競馬場に移して行われ、距離は幾度かの変更を経たあと、1950年の秋から現在の2500mに定着している(ただし、中山競馬場での振替開催が7度ある。また、1969年春は積雪のためダート2300mに変更して開催)。
日本の競馬におけるハンデキャップ競走として最も古い歴史を持ち、近年ではGI宝塚記念のステップレースとして出走する馬も見られるようになっている。

【目黒記念】レースレコード!

【目黒記念】のレースレコードは、2013年に【ムスカテール】が記録した2:29.6である。【ムスカテール】は、2014年の【目黒記念】にも出走したが、6着に終わっている。今年も出走登録されているが、果たして好走できるか?

2014年【目黒記念】

昨年の【目黒記念】では、8番人気【マイネルメダリスト】が、出走馬中2位となる上がり3ハロン34.4の脚を繰り出し、アタマ差で勝利した。

↓【目黒記念】過去5年のレース映像はこちら↓  

【目黒記念】レース傾向

inyofu ベテラン勢は苦戦ぎみ
過去10年の年齢別成績を調べると、連対馬を最も多く送り出しているのは3頭の優勝馬を含む9頭が連対している5歳馬。4歳馬と6歳馬も3勝を挙げているが、5歳馬に比べると2着の回数が少ない。なお、7歳以上のベテラン勢は苦戦傾向となっており、出走した延べ45頭のうち3着以内に入ったのは、2006年の3着馬ダディーズドリーム(7歳)と、2011年の優勝馬キングトップガン(8歳)の2頭だけだ。
inyofu 単勝オッズ別成績に特徴あり
過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、単勝「4.9倍以下」に支持された馬は上々の成績。それに続くのが、「5.0~9.9倍」と「15.0~19.9倍」のエリアで、両者の好走率を見比べてみると、勝率と3着内率では「15.0~19.9倍」が上位となっている。なお、「10.0~14.9倍」のエリアからは連対馬が出ておらず、「20倍以上」の馬からは4頭の3着以内馬が出ているものの、3着内率は4.3%と苦戦傾向にある。
inyofu 前走のレース別の成績は?
過去10年の前走のレース別成績を調べてみると、最も多く3着以内馬を送り出しているのは前走「GI・JpnI」組だ。その他では、「メトロポリタンS」組から3着以内馬が6頭送り出され、「大阪-ハンブルクC」と「京都競馬場の1600万下」から臨んだ馬が、好走率で高い数値をマークしている。なお、昨年は「その他のオープン特別」から臨んだラブイズブーシェ(前走・福島民報杯)が2着に食い込んだが、同グループのそれ以外の馬はすべて4着以下に敗れている。
inyofu 重賞での着順にも要注目
過去10年の目黒記念では、「4走前までに重賞で4~7着に入っていた」という馬が、2011年を除いたすべての年で連対している。その2011年も、3着に入ったヤングアットハート(6番人気)が、この条件に該当していた(前走・新潟大賞典4着)。今年も出馬表をチェックして、該当する馬がいたら、マークしておくことをおすすめしたい。
【目黒記念】のレース傾向では、【5歳馬】【単勝オッズ4.9倍以下】【前走がGI・メトロポリタンS・大阪-ハンブルクC・京都競馬場の1600万下】【4走前までに重賞で4~7着に入っていた】競走馬が好走する傾向にある。はたして今回の出走馬にこれらの条件を満たす競走馬はいるのだろうか?

第129回【目黒記念】登録馬!

inyofu ムスカテール
オーシャンブルー
マイネルメダリスト
ヒットザターゲット
ファタモルガーナ

ステラウインド
アドマイヤスピカ
ダービーフィズ
アンコイルド
トウシンモンステラ

レコンダイト
ニューダイナスティ
タガノグーフォ
トラストワン
ヴァーゲンザイル
メイショウカドマツ
サイモントルナーレ
グランデスバル
マウントシャスタ
ノーステア
今回の【目黒記念】では、昨年の覇者【マイネルメダリスト】、一昨年の覇者【ムスカテール】の登録があり、チャンピオン同士の戦いが楽しめそうだ。

第129回【目黒記念】予想オッズ!

inyofu 人気 馬名 予想オッズ
1 ステラウインド 4.3
2 ムスカテール 5.3
3 ファタモルガーナ 5.4
4 ダービーフィズ 5.4
5 レコンダイト 7.9
6 ニューダイナスティ 8.8
7 メイショウカドマツ 16.4
8 ヒットザターゲット 22.7
9 トウシンモンステラ 24.4
10 ヴァーゲンザイル 26.0
現時点での予想オッズでは、昨年の覇者【マイネルメダリスト】よりも一昨年の覇者【ムスカテール】の方が人気を集めている。

第129回【目黒記念】有力馬は!?

【単勝オッズ4.9倍以下】【4走前までに重賞で4~7着に入っていた】ステラウインド
inyofu ステラウインド(牡6・尾関知人)は、4歳時の一昨年に、国際G1・凱旋門賞に挑戦したキズナの帯同馬としてフランスに遠征。フランスでの2戦は好成績を収められなかったものの、帰国後の昨年6月に1600万下・ジューンS(東京・芝2000m)を優勝してオープンクラス入りを果たし、続く函館記念でも3着に好走した。今年初戦となった3走前の万葉Sを制してオープン特別初勝利をマーク。格上挑戦で臨んだ昨年の目黒記念は7着に敗れたが、当時よりも力をつけた今なら、上位進出のシーンも期待できるはずだ。
【前走がメトロポリタンS】ムスカテール
inyofu 今年の出走メンバーの中で、実績的にも、前走内容からも高い評価が必要なのは、2013年の目黒記念優勝馬ムスカテール(牡7・友道康夫)だろう。重賞タイトルはこのひとつだけだが、他にも、2012年のアルゼンチン共和国杯、2013年の日経新春杯と、芝・中長距離のGII で2着が2回。2014年には地方交流重賞にも参戦し、JpnI・川崎記念(川崎・ダート2100m)で2着に好走した。川崎記念の後はひと息の成績が続いていたが、前走のオープン特別・メトロポリタンS(東京・芝2400m)では、一変した走りを見せてゴール前の接戦を制し、2013年の目黒記念以来、約1年11か月ぶりに勝利の美酒を味わった。好調時の勢いを取り戻した感がある今なら、2度目の重賞Vを飾る可能性は十分にあるだろう。
【5歳馬】【前走が大阪-ハンブルクC】レコンダイト
inyofu レコンダイト(牡5・音無秀孝)は、4歳の昨年1月時点では500万下クラスの身だったが、夏のクラス再編成を挟んで3勝を積み重ね、前々走となった今年3月の1600万下・但馬S(阪神・芝2000m)で勝利を挙げて待望のオープンクラス入りを果たした。前走のオープン特別・大阪-ハンブルクC(阪神・芝2400m)でも2着に好走。このクラスでも十分に通用する地力があることを証明した。今回は、短期放牧を挟み中6週での出走になるが、栗東トレーニング・センターへ帰厩後は坂路でコンスタントに時計をマークしており、引き続き上々の気配を保っている。初の重賞挑戦でも、優勝候補の一頭と言えるだろう。

2015年5月31日(日)に東京競馬場で行われる芝2500メートルのGIIレース、第129回【目黒記念】。 
今年は最有力馬となる馬はいなく、人気が分かれており、群雄割拠の様相を呈している。その中でも注目なのは、一昨年の覇者【ムスカテール】と上がり馬【レコンダイト】であろう。
【ムスカテール】は、今年で7歳となるが長距離重賞で既に結果を残しており、距離適性は出走馬中でも上位、前走OPレース【メトロポリタンS】でも強い競馬をしており、ここでも要注目だ。
【レコンダイト】は昨年から良化、今年入ってからも3戦して【1・1・1・0】と安定した走りが魅力で、斥量も55キロと大きなアドバンテージを得ている。

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