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【2015年日本ダービー】理想の時計を出して好感触! 大舞台で素質開花!? アダムスブリッジ

アダムスブリッジは皐月賞直前でザ石が判明し、残念ながらやむなく回避となってしまった。3月の若葉S以来の実戦がこの大舞台ということになったが、血統背景や2走前の勝ち方をみると、ここでも臆することはないだろう。およそ2ヶ月のブランクがどうでるのか?!血統やこれまでの戦いぶりを振り返ってみよう。
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アダムスピークの血統! 兄弟に活躍馬多数!

父は2004年の秋古馬3冠を達成したゼンノロブロイ、母はアメリカのGⅠ勝ち馬のシンハリーズで、兄に重賞1勝のアダムスピーク、姉に今年の福島牝馬S2着のリラヴァティを持つ良血馬である。
inyofu 母シンハリーズはデルマーオークス(米G1・芝9f)の勝ち馬。日本のシーザリオが優勝したアメリカンオークス(米G1・芝10f)の3着馬でもあります。2代母 Baize はモールコームS(英G3・芝5f)3着、ロウザーS(英G3・芝6f)5着などの成績を残した仕上がり早のスピードタイプです。
inyofu 母の父 Singspiel は10~12ハロン路線で世界を股にかけて活躍した名馬で、日本でも96年にジャパンCを勝ちました。基本的には中距離血統ですが、気性の激しさを伝えるので、日本ではローエングリン、ライブコンサート、アサクサデンエンなどのように、むしろ短めの距離での活躍が目立ちます。2代母の父 Efisio は Forli を経て Hyperion にさかのぼる系統。タイプとしてはマイラーです。

見事デビュー勝ち! 【新馬戦】

レース序盤は最後方を追走。最後の直線で窮屈になる場面があったが、前が空いてからは馬群の間を怯まずに伸びて快勝。今回ダービーで対戦するレーヴミストラルを4着に下した。
inyofu 阪神7R(芝2000メートル)新馬戦は後方待機の2番人気アダムスブリッジ(牡=石坂、父ゼンノロブロイ)が差し切りV。「道中でフワフワとしてハミを取らなかったが、追い出してからの反応が良かった」と和田。直線の坂でもうひと伸びして、底力の高さをみせた。「エンジンが掛かってからは、長くいい脚を使ってくれました」と満足そうに話していた。

究極の切れ味を発揮! 【若駒S】

2戦目は出世レースとして有名な若駒Sに出走。スタートでやや立ち遅れたため終始最後方に位置取り、チャンスをうかがう。そして直線ではエンジンがかかってから一気に突き抜け、デビュー2連勝を飾った。
inyofu 出遅れて道中は最後方も、直線で外に出すと上がり3ハロン33秒3の末脚がさく裂。まとめて差し切った。「出遅れたのは想定内。1頭だけ脚が違った。自信を持って次に向かえる」と和田。ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝った半兄アダムスピーク、桜花賞出走(9着)の全姉リラヴァティを手がけた石坂調教師は「思い描いていた通り、デビュー2連勝でこのレースを勝つことができた。兄、姉もいい馬だが、弟も相当、能力が高く、今後が楽しみ」とうなずいた。

馬場に切れ味削がれたか... 【若葉S】

3連勝を目指して出走した皐月賞トライアルの若葉S。いつものように道中は後方待機策を取り、終い勝負にかけた。しかし、良馬場発表の割に馬場が比較的悪かったため、直線であまり弾けず、持ち味を生かせないまま3着に敗れて初黒星を喫した。
inyofu アダムスブリッジ(和田騎手) 「馬場がこんな感じだったので、出来れば先行したかったです。ゲートは出た方で、この馬の競馬もしているのですが...。今日はこんなものではないでしょうか」

状態は万全! 【日本ダービー】情報

先ほども述べたように、皐月賞はザ石のため回避。ぶっつけ本番となってしまったが、他馬より調整をじっくりこなせた点をプラスにとらえたい。主戦の和田騎手のコメントをみると、若葉Sより状態はかなりアップしているようだ。
inyofu アダムスブリッジ(牡=石坂)は坂路でニューダイナスティ(6歳オープン)と併せ、4F55秒0~12秒8で2馬身先着した。「迫力があったし、前走とは明らかに違いますね。攻めで良く見せるタイプではないけど、いい方向に来ています」と和田。

右前脚の挫石で若葉S(3着)からのぶっつけ参戦となるが、「ホンマに強いところとはまだ戦ってないし、魅力はありますよ。切れがあるから、良馬場でやりたいです」とまんざらでもない口ぶりだった。

ダービーでは惑星のような存在になっているアダムスブリッジ。3戦すべてでメンバーの中上がり3ハロンが最速と、同馬は極上の切れが持ち味であるので、切れ味を生かせる馬場、ペースになれば好勝負しても全く驚けない。また、休養明けでダービー参戦というのは異例中の異例だが、同馬の素質の高さを生かせればこのメンバーでも引けをとらないだろう。

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